なぜ犬は頭を押し付けてくるの？犬が頭を押し付けてくる理由5つを解説！

犬が飼い主の腕や足、体に頭や背中、おしりをくっつけてくることがあります。今回の記事では、どうして犬は飼い主に頭を押し付けてくるのか、その理由について見ていきましょう。

頭を押し付けてくるのはとても可愛らしい行動に見えます。実際に、可愛い理由で頭を押し付けてくることもあるのですが、実は注意しなければならない場合もあるんです。

犬が飼い主に頭を押し付けとくる理由の1つには、飼い主に甘えたい気持ちから頭を押し付けてくる、というわりと可愛らしい理由があります。

信頼を寄せている飼い主さんにピッタリとくっつくことは、犬にとってとてもリラックスできることなんです。やんわりと頭を押し付けてくるときは、たいてい甘えたい気持ちが理由にあります。

こんなとき、飼い主は愛犬の好きなようにさせてあげましょう。頭を押し付ける状態で、そのまま眠ってしまうこともあります。

犬は、飼い主に撫でられることが大好きです。そのため、飼い主に「撫でて欲しい」と考えているときには、ぐいぐい頭を押し付けてくることがあるんです。

飼い主に甘えたいときとの違いは、押し方の強さでしょう。甘えたいときは、あまり強く頭を押し付けてくることはありません。撫でて欲しいときは、強めに頭を押し付けてくることがあります。

飼い主が犬を撫でていて、それをやめた途端に頭を押し付けてくることがないでしょうか？これは、「もっと撫でて」というサインなのです。

犬は寂しがり屋な面がありますので、飼い主が構ってくれていないと感じると、頭を押し付けてくることで「構ってほしい！」という気持ちを伝えてくることがあります。

飼い主に構われることは、犬にとってとても幸せで嬉しいことです。構ってもらいたいときに飼い主に構ってもらえないと、寂しいということでストレスを感じてしまう場合もあります。

そんなときにぐいぐい飼い主に頭を押し付けてくることで、「もっと構ってよ！」という犬の寂しい気持ちを表しています。

これは外出から帰宅したときにありがちなのですが、帰ってきた飼い主の体にしきりに頭を押し付けてくるときは、自分のにおいをつけたい、マーキングしたいという理由です。

飼い主にマーキングしたいのは、犬だけでなく猫もよくやる行動です。自分のにおいを飼い主につけてマーキングすることで、飼い主は自分のものだと主張しているのでしょう。

また外出先から帰宅したときは、飼い主の体に自分の知らないにおいがついていることが嫌な愛犬が、においを上書きしようとしてマーキングしてくることもあります。

犬が頭を押し付けてくる理由の最後は、頭や顔がかゆいため、かゆさをなんとかしようとして頭を押し付けてくるという理由になります。

この理由の見分け方はわりと簡単で、飼い主だけでなくそのへんの壁や柱などにぐいぐい頭を押し付けるような行動をしていたら、頭や顔がかゆいせいでしているのでしょう。

この理由の場合は、注意が必要です！なぜなら、犬が頭や顔をかゆがっているのは何かしらの「病気のサイン」である可能性があるからです。愛犬に異常がないか、チェックしてみましょう。

たいていの場合で、犬が飼い主に頭を押し付けてくるのは構って欲しい気持ちや甘えたいという可愛らしい理由からなのですが、甘えたいときの犬のサインは他にもあります。

ここからは、犬の甘えたいときのサインにはどんなサインがあるのか紹介します。