どうして犬は散歩好きなの？散歩が好きな理由6つと効果を解説！

犬から連想する言葉を言えと言われたら「散歩」が出てくるほど犬と散歩は切っても切れないものです。それは犬が散歩大好きな動物だということが定説になっているからです。

しかしどうしてそれほどまでに犬は散歩好きなのでしょうか。ここではこれから犬を飼う人や犬に関心の高い人のために犬がどうしてこんなに散歩好きなのか解説していきます。 これを知ることであなたは犬のことをもっと理解できるでしょう。

犬は古くから人のパートナーとして暮らしており、人のことを信頼しているだけでなく飼い主さんをとても愛しています。できることならいつでも飼い主さんと一緒にいたいと考えています。

しかし、飼い主さんは仕事があるため犬の近くにいないことが少なくありません。それでも散歩のときは大好きな飼い主さんと一緒にいられることが犬には分かっています。それで犬は愛する飼い主さんと行動できるので散歩好きになりました。

犬が人と仲がよいのは、犬も人と同じく群れを作って生活する動物だからです。ですから犬は人とふれあうことを楽しみにすると同時に、同じ犬の仲間とふれあうことも楽しみにしています。

そして散歩は同じ時間帯にすることが多いので、同じ時間に散歩をするほかの犬とよく会い知り合うことで、またその犬に会いたいと思います。それが犬の楽しみとなるので、犬の散歩好きに拍車がかかるということになります。

現代ではペットの犬は室内で飼育することが多くなっています。これは犬が番犬などの役割から愛玩犬として飼われることが多くなったからでしょう。しかし家という狭いスペースの中での生活は犬にとって窮屈を感じる場でもあります。

そんなときの犬は、思い切り動けないことで精神的にストレスを感じることにもなりかねません。こうしたストレスをためないために犬は散歩で気分転換をしているのだといえます。

好奇心が強いといわれている犬は家の中を探検しつくしてしまうと、散歩で知る外の情報に好奇心を持ちます。

散歩コースでいつも出会う犬の知り合いや、いい匂いのするお店、いつも頭をなでてくれる人間はどうしているのかなど、知能の高い犬なら知りたがります。こうした好奇心が満たされるので犬は自然と散歩好きになります。

犬は運動が大好きです。ボール投げをすれば際限なく繰り返し遊んでくれとせがまれてへとへとになる飼い主さんもいるほどです。

そんな犬ですから、庭につながれていたり室内で飼われている場合には運動することにおいてもの足りなく感じていることでしょう。散歩はそのもの足りなさを補完してくれるので、犬が散歩好きになるのは自然の成り行きと考えられます。

マーキングとは、自分の縄張りを主張するためのにおい付けのことです。散歩の途中に犬が決まった場所におしっこをするのは排尿のためだけでなく、このマーキングが目的のことも少なくありません。

このマーキングはほかの犬もしているので、散歩の際にはそのにおいでほかの犬の存在を確認することができます。こうした、いつもの犬か新参者なのかチェックできるというところも犬が散歩好きな理由のひとつです。

犬が散歩好きなのはある意味本能とも言えます。それは散歩をすることで犬の健康にとってよいことがたくさんあるからです。散歩好きなことで犬は自分の体を守ろうとしているといってもいいでしょう。

そこでここからは、散歩によってどんなよい効果があるのかを以下の５つのリストに沿ってご紹介していきます。