犬の16歳って人間で何歳？犬の平均寿命と暮らしを上手にする方法

犬は人間より早く年を取ります。それはなぜなのでしょうか？

大好きなペットが自分と一緒に同じ年齢だけ年を取ることができればずっと楽しく過ごせることでしょう。

ですが生物は小さいほど寿命が短いのが一般的です。小さい生物は寿命が短い文、より多くの子孫を残していくことで生き残ってきました。

今回は犬の年齢と寿命を詳しく紹介し、より楽しく、そして高齢になっても楽しく過ごしていける方法を紹介していきます。

犬の平均寿命は12歳～15歳ほどです。

以前は10歳～13歳と言われるときもありましたので、やはり生活習慣や食生活の変化で犬の寿命も人間同様伸びつつあります。

ですが犬がいつまでも若々しくても確実にシニア世代に向かいます。小型犬であれば10歳、大型犬であれば7歳くらいでシニア犬として扱われます。

人間から見ると10歳や7歳はまだまだ子供、と思いがちですが犬は確実にシニアとして病気の発生が多くなってきたり、体力的にも劣る年齢です。

シニア犬になった場合は飼い主が常に健康チェックしてあげるなどケアが必要です。

世界で最も長生きした犬は、オーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイです。

ブルーイは牧牛犬として働き、大切な家族として育てられました。

牧牛犬と聞くとハードなイメージがあり逆に過酷なため、長生きできるということは想像できませんが、むしろ使命を持って毎日過ごしていたことが生きる糧となったと考えるべきでしょう。

ブルーイは1910年に生まれ1939年に亡くなりました。いまだにその記録は塗り替えらてはいません。

犬は一年で何歳年を取るか知っていますか。

小型犬は生まれて一年で人間の15歳程度になり、大型犬ですと12歳ほどになります。

こう見ると小型犬の方が年齢が早く進むように見えますがそうではありません。小型犬は生まれてから２年で人間の24歳に匹敵し、そこから緩やかに年を取ります。

大型犬はと言うと、だいたい生まれて5年目くらいから年を取るスピードが急激に速くなります。小型犬が15年目で76歳になるのに対し、大型犬は110歳になります。

こう見ると大きさによって歳をとるスピードが大きく違うことは理解できることでしょう。

小型犬と大型犬では年を取るスピードが違くことは有名ですが、犬種によって差があることは意外と知られていません。

犬種ごとに平均寿命も違うので自分の飼っている犬の寿命の目安になります。

例えば小型犬のトイプードルは14.7歳、チワワは13.7歳、柴犬は14.5歳、パグは12.3歳と言うようにトイプードルとパグでは2年も平均寿命が違ってきます。

中型犬ではコーギーが12.5歳、ブルドッグは9歳、大型犬のラブラドールレトリバーは12.8歳、ゴールデンレトリバーは11.1歳となっています。

犬の年齢は昔は生まれた年数×7という単純計算で人間の年齢に換算していました。

それが今は小型犬や中型犬、大型犬、超大型犬と大きさによって違いますし、犬種によって差があるということが詳細になってきました。

現在では生まれてから一年でまずはどの大きさの犬も15歳年を取るということを頭に入れておきましょう。

その後は4歳ずつ年を取っていくということをイメージしておくと年齢ごとの飼育がしやすくなることでしょう。

大型犬は小型犬よりも年を取るスピードは早いです。

大体の平均寿命が11歳程度であることを考えると、いかに老犬になってからの飼育に気を遣うべきかを考える必要があります。

もし16歳を超大型犬で換算してみると169歳です。そこまでは難しいことですが、いつまでもそばにいて欲しいと思うのは飼い主の願いです。

犬には特有の病気を発症するケースもあります。ある程度の年齢に合わせて運動量を考えたり、食事も管理するなども大切です。

自分の飼っている犬の年齢が分からないということがないようにつねにイメージしておきましょう。