犬の知能はどれくらい？他の動物と徹底比較！知能の高い犬種有数5も紹介

ボーダー・コリーは、新しい命令を5秒以内に習得し、95％以上の割合でそれに従うことができ、全犬種で最も知能が高いとされる犬種です。

原産地がイングランドとスコットランド、イングランドとウェールズの国境（ボーダー）地域であることから「ボーダー」の名称がつけられました。

牧羊犬として世界でもっとも使われ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドで盛んにおこなわれている、シープドッグトライアルの出場犬種のほとんどがボーダーコリーです。

また、運動・訓練性能が高く、さまざまなドッグスポーツを楽しめる犬種です。

プードルは、大きさによってスタンダード、ミディアム、トイ、ミニチュアの4種類に分類されます。プードルはとても利口で、泳ぎが得意なので、もともとは鴨猟の回収犬として用いられていました。

プードルの中でも、トイプードルは、リアルぬいぐるみと言われるほど可愛いだけでなく、物おぼえが非常に良いので日本でも大です。

プードルの賢さを生かし、高級食材トリュフが自生している場所を探索する使役犬、病院などを訪問するアニマルアシステッドセラピー犬、嘱託警察犬として、社会でも大活躍しています。

ジャーマン・シェパード・ドッグの名前は、「ドイツの牧羊犬」という意味です。ジャーマン・シェパード・ドッグは、仕事を与えられるのが好きな犬種です。

子犬のころからしっかり訓練することで、ジャーマン・シェパード・ドッグは人の命令に絶対的に従う優秀な犬になります。

ジャーマンシェパードは、訓練を好み、優秀で責任感が強い犬種です。ドラマや映画でもおなじみK-9などの警察犬や嗅覚を生かした麻薬や爆発物探知犬としてなど、重要な仕事のパートナーとして大活躍しています。

日本では警察犬のほとんどがシェパードです。

優しく人に対して細やかな気配りができるゴールデンレトリーバーは、盲導犬や介助犬などのサービスドッグとしてよく知られている犬種です。

原産は、イギリスで、もともとは、水鳥猟でハンターが撃ち落とした獲物を運んでくる役割でした。

ゴールデンレトリーバーは、飼い主の気持ちを察知し、飼い主に気に入られようと努力する犬種です。

また、忍耐力があり、家族と一緒に行動できることを喜びとし、しつけやすく、子どもから老人まで誰にでも扱いやすい犬として、愛されています。

19世紀末にドイツのブリーダーによって、警備犬として生み出された犬種で、その人の名前にちなんでドーベルマンと名付けられました。

ドーベルマンは、飼い主の命令に従い、守り、捕まえ、時にアタックすることもできるよう品種改良された犬種なので、勇敢で、知能が高く、難易度の高い訓練もこなすことができます。

飼い主に対しては従順で、強い忠誠心と忍耐力を持っていますが、家族以外の人や他の犬に対しては警戒心が強く、縄張り意識も強いので、攻撃的になりやすい面がありますので、初心者には向かない犬種と言われています。

犬の知能は、人間との共同生活によって高まっていきました。しかし、どんな犬種でも、飼い主に服従するよう、子犬のころからしっかりと躾をしなければ、扱いにくい犬になります。

特に知能が高い犬ほど、甘やかすと厄介ですが、逆に、飼い主に訓練され人の役に立てることに幸せを感じます。

犬の知能レベルは、飼い主の犬の扱い方次第。つまり、飼い主とのコミュニケーションや絆が深いほど、高まるといえるのではないでしょうか。