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犬の妊娠期間とその間に飼い主が注意すること5つ|出産の兆候は?

更新日:2024年05月17日

犬の妊娠期間や、妊娠適齢期、妊娠中の食事や運動についての注意すべき点を細かく説明して参ります。出産前に落ち着いてお手伝いが出来るように兆候や初期症状などの情報を頭に入れ、心構えをしておけるようご紹介してまいりますのでお役立てください。

犬の妊娠期間とその間に飼い主が注意すること5つ|出産の兆候は?
後期の犬の妊娠期間に入ると、お腹が徐々に大きく膨らんできます。そのため子宮に胃が圧迫されて食事量が摂りにくくなることもあります。

体内の子供も大きくなり始めて、食欲は旺盛になる時期で、お腹の子犬に栄養を送るため、1日4.5回少ない量をわけてあげる事をお勧めします。

犬の妊娠期間の注意点2:運動

犬の妊娠期間の運動はどうすればいいのか?

妊娠初期の3週目までは、安静にする時期になるので長い距離を歩く散歩や、飼い主さんとボール遊びなど激しく動くような運動は避けておきましょう。

3週目以降は妊娠中期となり安定期に入るため、通常の散歩をしても問題はありません。

遊びたいのに動けない状況を作る事で返って母犬にストレスが溜まる事も考えられるので、適度に遊んでストレスを解消させてあげてください

次第にお腹が大きくなり、なかなか歩く事も大変になるので、様子を見ながら運動を行う事が大切になります。

犬の妊娠期間の注意点3:母体のケア

犬の妊娠期間の母体のケアはどうするのか?

妊娠3週目以降になれば安定期に入るため、出産の準備をしましょう。

シャンプーをして大丈夫ですので、出産に備えて母乳が与えやすいようにお腹周りの毛をバリカンで剃る事をお勧めします。

出産後は神経質になり体に触らせてくれなくなる場合もあるため、この時期にケアをする必要があります。

長毛犬は顔周りなども切ってあげておくと子犬をお世話する時にも邪魔にならないので綺麗にしておきましょう。

犬の妊娠期間の注意点4:ワクチンは避ける

犬の妊娠期間にはワクチンなどの予防接種を打つことは避けましょう。

ワクチン接種はホルモンバランスにも影響があるので、妊娠中の犬、子犬を出産後の授乳中の場合にも接種を避けましょう。

前もって予防接種は飼い主さんが確認しておき、万が一予定の時期に妊娠した場合には獣医さんと相談すればアドバイスをもらえるので安心してください。

犬の妊娠期間の注意点5:出産場所の確保と準備

犬の妊娠期間で最も注意したいことは、出産間近の準備です。
安心して愛犬が子供を産めるよう、飼い主さんも一緒に準備をしていきましょう。

お腹の膨らみと共にソワソワと落ち着かなくなりますので、落ち着いて出産に臨めるように、箱のような囲われた空間を作り、目隠しになるタオルなど掛けてあげましょう。

床には柔らかいクッションやタオルを敷いて、一番下にはペットシーツなど水分を吸収するものを敷いておく事をします。

念のため、出産日などをかかりつけの動物病院に知らせておき、万が一帝王切開などの対応も可能なのか事前に確認しておく事もです。

犬の出産の兆候は?

いよいよ愛犬のお腹も大きくなり始め出産が近くなると、そわそわ落ち着かなくなったり、ご飯を食べなくなったりと兆候が見られます。

飼い主さんが、愛犬の様子を観察し、出産に備える手助けをしましょう。

体温低下

出産の兆候として体温の低下が見られます。個体差や愛犬の環境によっても状況が違うため、3日ほど前から愛犬の体温を測り平熱を確認しておきましょう。

通常成犬の体温は38度程度ですが、直腸温度が37度まで下がってくると10時間以内に出産が始まると言われています。

犬の妊娠期間でもある58日から63日の間を目安に、母体の体温低下が出産兆候となるので定期的に計測しタイミングを見ながら、飼い主さんも心構えしておきましょう。

営巣行動

ご飯を食べなくなり、息づかいがハァハァと荒くなり、常に落ち着かず部屋の中をうろうろと頻繁に歩き回る様なら出産が近づいている徴候です。

準備しておいた出産場所へ連れて行き、タオルなど前足で掘り返すような営巣行動を繰り返します。普段より甘えてくる子もいれば、神経質になる子もいますので、しばらく見守りましょう。

一般的に犬の妊娠期間は交配後60日前後という事を頭に入れ、母体の出産前の兆候によく注意してあげてください。

愛犬が安心して出産できるようにしっかりと準備しよう

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初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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