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小型犬の寿命ってどのくらい?長生きのための飼育のポイントを紹介!

更新日:2024年09月13日

愛犬に出来るだけ長生きしてほしいですよね。近年、犬の寿命は大幅に伸びています。特に犬の中でも小型犬の寿命は大型犬に比べると長命傾向です。今回はそんな小型犬の寿命についてご説明していきます。犬種によっても寿命がちがう?!長生きさせる方法をとは!

小型犬の寿命ってどのくらい?長生きのための飼育のポイントを紹介!

小型犬の寿命の特徴

現在、日本で飼育されている犬の頭数は890万3千頭。(2018年全国犬猫飼育実態調査)その中で小型~中型犬の割合は半数を占めていします。近年、犬の寿命は格段にのびているんです。今回は小型犬の寿命の実態と理由を詳しくご紹介していきます。

小型犬の寿命の特徴1:大型犬より長命

小型犬の寿命は大型犬に比べて長命です。大型犬の平均寿命は10~13年程度。なぜ寿命に差があるのでしょうか。

ひとつめの理由として、『細胞分裂のスピードがはやいとガンの発症率があがる』という研究発表があります。大型犬はそのスピードがはやく、小型犬よりガンになりやすいといわれています。

ふたつめの理由は、大型犬の臓器の大きさです。実は小型犬も大型犬も臓器の大きさにさほど差がありません。

小さな臓器でおおきなからだ全体を維持していくことが難しく、細胞の老化がはやくなってしまい、その結果、病気にかかりやすくなります。

小型犬の寿命の特徴2:犬種により違いがある

大型犬よりも小型犬の寿命ほうが長いですが、さらに犬種によっても平均寿命はことなります。例えば小型犬の中ではトイプードルやミニチュアダックスフンドが長命です。

中型犬なら柴犬やビーグル犬、大型犬はラブラドール・レトリーバーやシベリアンハスキーがそれぞれ同じグループ内では長寿命の犬種です。

このように、からだの大きさだけでなく、犬種によっても平均寿命には差があります。

小型犬の寿命の特徴3:昔より長生きになっている

昭和58年代の犬の平均寿命は8歳にも届かなかったといわれています。それが現在、小型の平均寿命は15歳まで延びています。平均寿命が延びた理由は、食生活の変化が大きく関係しています。

昔の犬の食事は人間の残飯でした。ごはんに味噌汁をかけて与えることが普通だった当時、犬たちの健康状態は決してよいものではありませんでした。

しかし近年、犬を番犬ではなく家族として迎える家庭が増え、餌も栄養価の高い良質なものが多くなってきたことが、犬の長寿に大きく関係しているといえます。

また、動物病院が増え、動物の医療の発展も犬が長命になった理由のひとつです。

小型犬の寿命はどれくらいなのか?

いつまでも愛犬とは一緒にいたいですが、犬は人間よりも寿命が短く、時間はあっという間にすぎてしまいます。ご紹介する小型犬の寿命はあくまで目安です。

愛犬の平均寿命を知れば、いま一緒にいられる幸せな時間をより大切に過ごすことができます。

平均寿命は12~15歳

小型犬の寿命は平均で12歳~15歳です。やはり大型犬に比べて長寿命ですね。あくまで平均寿命なので、もっと短命な子もいれば長く生きる子もいます。

日本では雑種の中型犬が26年248日生きてギネス記録に認定されてました。(現在はイギリスのラブラドール29年193日が最高)

すごいですよね!できるだけ愛犬に長生きしてほしいと思うのが飼い主の心情ですが、肝心の犬自身は『あと何年生きられるかな』なんて考えてはいません。

毎日大好きな飼い主や家族とその一瞬一瞬をともに過ごすことができれば、犬は最高に幸せなんです。

犬は1年に4~7歳ほど歳を取る

小型犬の寿命は大型犬よりは長いですが、人間と比べると歳を取るスピードは早いです。人間は1年に1歳のペースで歳を取りますが、犬は4~7歳ほど歳をとります。

また時間のサイクルも全く違います。私たちが24時間を1日として生活していますが、犬にとっての1日のサイクルはたったの7時間しかありません。びっくりですね・・・

つまり、私たちが1日過ごすと犬にとっては3日も経っているということになります。そう考えると愛犬と過ごす時間をもっと大切にしようと改めて思いますね♪
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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