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犬の17歳は長生き?犬が長生きするために飼い主ができること

更新日:2024年03月25日

愛犬といつまでも一緒に暮らしたいと考えるのは飼い主さんなら当然のことです、17歳を超える犬も珍しくなくなってきました。犬にとっての17歳は、人間ではどのくらいの高齢にあたるのでしょう。本記事では、犬の寿命と寿命を延ばすために飼い主ができることを紹介しています。

犬の17歳は長生き?犬が長生きするために飼い主ができること

高齢な犬にストレスがかかる原因

愛犬に17歳を超えるような長生きをしてほしいのなら、愛犬がまだ子供の頃や、若くてやんちゃざかりの頃のイメージのままで接するのはやめましょう。

寿命近くなった老犬には思わぬことで、過度なストレスを与えてしまう可能性があります。ここでは高齢な犬のストレスとなってしまう原因をご紹介します。

高齢な犬にストレスがかかる原因

  1. 引っ越し
  2. 十分な睡眠
  3. 安心できる場所
  4. 排泄場所と食事する場所の分離
  5. 過度な運動
  6. 環境
  7. 空腹

高齢な犬にストレスがかかる原因1:引っ越し

犬はなわばりを意識して生きている動物です。引っ越すということは、自分がなわばりだと思っていた場所から離れるということです。

人間でも、高齢になってからの引っ越しでは、体力的にも精神的にも負担が大きくなりますが、犬にとっても見知らぬ土地や見知らぬ家というのは強いストレスになります。

高齢な犬にストレスがかかる原因2:十分な睡眠

人間の高齢者は早起きだと一般的にいわれますが、睡眠が短いわけではなく、早起きに応じて早寝をするようなサイクルになっています。

犬も17歳に近い高齢になると、十分な睡眠時間が必要になります。眠っている犬を無理やり起こして散歩に連れ出すような行為はやめましょう。

8歳を超えるシニア犬では、1日18~19時間程度の睡眠が必要です。

高齢な犬にストレスがかかる原因3:安心できる場所

17歳近い高齢な犬になると、あまり変化を好まなくなります。人間の高齢者に置き換えて考えると理解しやすくなります。

毎日のリズムを守り、毎日平坦な生活を送ることが、もっともストレスを感じずにすみます。17歳に近い老犬には、安心してゆったりと過ごせる場所を与えてあげましょう。

高齢な犬にストレスがかかる原因4:排泄場所と食事する場所の分離

17歳という老犬に限りませんが、犬の排泄場所と食事場所はきちんと分離してあげましょう。

排泄場所と食事場所をきちんと区別することは、子犬のときなどにトレーニングすることですが、老犬になると区別が難しくなったり、そそうしたりすることも増えます。

トイレトレーニングのときのように厳しくしかることはせず、飼い主さんが優しく諭し、速やかに掃除して、愛犬のストレスを取り除いてあげましょう。

高齢な犬にストレスがかかる原因5:過度な運動

老犬だからといって、適度な運動をさせてあげないと、17歳を超え「長寿」と呼ばれるまでに生きながらえることができません。

しかし、「適度」ではなく度を超すと、かえって寿命を短くしてしまいます。犬の17歳は人間の84歳です。84歳の老人に毎日激しい部活動をさせるような行為は避けなければなりません。

高齢な犬にストレスがかかる原因6:環境

若いころには何ともなかったことに対し、ストレスを感じるようになるのが「老いる」ということです。居住環境や散歩の環境など、犬の反応を見ながら見直してあげましょう。

散歩に行きたがらなくなった、息があがりやすくなった、食事が進まなくなったなど、微妙な変化を見逃さず、何が原因でそうなっているのか考えてあげましょう。

高齢な犬にストレスがかかる原因7:空腹

老犬に限らず、空腹は犬にとってストレスになります。ストレスを感じても、成犬の場合は大きな問題になりませんが、子犬や17歳を超えるような老犬にとっては健康状態に直結します。

空腹もストレスになりますが、食べすぎもストレスになるので、愛犬に長生きしてほしいのなら、食事の量やタイミングも愛犬に適したものを見極めてあげましょう。

犬と長寿

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初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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