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愛犬が快適に過ごせるための湿度とは?夏は温度だけじゃなく湿度も重要!

更新日:2024年10月30日

犬が快適に過ごせる湿度について、知りたい方は多いでしょう。犬は温度にも湿度にも敏感なため、上手く環境を調整しないと、病気になることもあります。この記事では、犬が快適に過ごせる温度や湿度、犬に快適に過ごしてもらう方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

愛犬が快適に過ごせるための湿度とは?夏は温度だけじゃなく湿度も重要!

犬が体温調節が苦手な理由

犬は、他の動物に比べて、体温調節が苦手です。特に、日本の夏場などは高温多湿なため、熱中症になってしまう犬もいます。

愛犬が夏場、外でグッタリしているところを、見たことがある方も多いのではないでしょうか。犬が体温調節が苦手な理由を知り、対策をとるべきです。

犬が体温調節が苦手な理由を、2つ紹介します。

体温調節が苦手な理由1:汗腺が人よりも少ない

犬が体温調節が苦手な理由の1つ目に、汗腺が人よりも少ないことが挙げられます。

人間は、ほぼ全ての体中に、汗腺があります。しかし、犬の体は体毛に覆われており、鼻や肉球からでしか汗を出せません。

汗は、臭いの原因になるなど、ネガティブなイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、体温調節という重要な役割があります。

汗腺が人よりも少ない犬は、体温調節が上手くできず、とても暑がりです。

体温調節が苦手な理由2:舌を出して体温調節をしている

犬が体温調節が苦手な理由の2つめに、舌を出して体温調節をしていることも挙げられます。

犬は、人間に比べて汗腺が少ないですが、代わりに舌を出して体温調節ができます。湿った舌を外気にさらすことで、空冷効果を発揮させ、体温調節をしています。

しかし、舌は面積が小さく、体温調節効果は低いです。特に走っている時などは、舌を出していたら、舌を噛んでしまいます。

舌を出す体温調節だけでは、暑い環境には対応できません。

特に暑さが弱い犬

犬は、身体の構造上、体温調節が苦手です。分厚い体毛により、冬には強くできていますが、高温多湿になる日本の夏場では、バテてしまう犬が多いです。

ただでさえ体温調節が苦手な犬の中でも、特に暑さに弱い犬もいます。暑さに弱い犬を知り、愛犬が快適に過ごせる環境を整えましょう。

特に暑さが弱い犬を、3つ紹介します。

子犬やシニア犬

特に暑さが弱い犬として、子犬やシニア犬が挙げられます。

子犬はまだ産まれたばかりで、体力がありません。成犬に比べて、暑さに対処する知識も、体得していません。暑さにやられ、熱中症になってしまう子犬も珍しくありません。

体力がないという意味では、シニア犬も暑さに弱いです。暑さへの対処法は、これまで生きてきた中で体得しているケースはありますが、そのぶん体力が減っています。暑さで寿命を迎えるケースも多いです。

毛の長い犬

特に暑さに弱い犬として、毛の長い犬も挙げられます。

毛が長い分、暑苦しくなってしまい、暑さに弱くなります。冬場は暖かいでしょうが、夏場には不向きです。冬服で夏場の炎天下を出歩くことを考えると、その過酷さが理解できるでしょう。

毛が長い犬種であれば分かりますが、単に毛が伸びすぎただけであれば、伸びた毛をカットするべきです。長い毛をカットすれば、そのぶん涼しくなり、暑さにも対抗しやすくなります。

鼻が短い犬

特に暑さに弱い犬として、鼻が短い犬も挙げられます。

犬は、肉球だけではなく、鼻でも体温調節を行っています。犬の鼻には汗腺があり、鼻から汗を出して、気化熱により体温調節をしています。

鼻が短くなれば、必然的に汗腺の数も少なくなります。鼻が短い犬は、長い犬に比べて、体温調節が苦手です。

鼻が長い犬種でも、まだ子犬の場合は、鼻はまだ小さいです。子犬は汗腺もまだ小さいので、体温調節は苦手です。

夏は温度だけでなく湿度も大事

犬は、身体が体毛で覆われており、汗腺も少ないため、体温調節が苦手です。そのため、犬が過ごす温度については、気を配る必要があります。

しかし、犬の環境に気を配る部分は、温度だけではありません。犬にとっては湿度も重要で、特に日本の夏場の高温多湿な環境は、犬にとってはかなりの負担になります。

犬が快適に感じる温度、湿度を、下の表にまとめました。
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初回公開日:2022年09月06日

記載されている内容は2022年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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