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犬にも利き手があるって本当?利き手の調べ方と動物の利き手豆知識

更新日:2024年09月11日

人間と同じように犬にも利き手(利き足)があることを知っていますか?犬の利き手(利き足)の調べ方を詳しく紹介します。家で飼っている愛犬の利き手(利き足)を調べてみましょう!犬以外の動物の利き手や、犬の足以外に「利き」があるのかどうかも検証していきます。

犬にも利き手があるって本当?利き手の調べ方と動物の利き手豆知識
6つ目の方法は、鼻と口が届かない位置におやつを置いたときに、どちらの前足を使っておやつを取ろうとするか見る方法です。

狭い隙間に入れたり、少し高さのあるところに置いてみると前足を使おうとしますが、ケガをする可能性があるような場所は避けましょう。

利き手以外にもある!犬の「利き」とは?

利き手・利き足の他にも、犬には左右で利きに差が出る部分があります。これは、人間でも利き手以外に利き足、利き目があるのと同じです。

ここからは、犬の足以外の「利き○○」をご紹介します。大きな差はないですが、飼っている愛犬の特徴を少しでも知っておくと、病気したときなどに病院で役に立つ情報でもあります。

愛犬が健康なときに、普段の生活の中で色々調べておきましょう。

利き鼻

足のように、「器用な方」というわけではありませんが、犬の本能には「利き鼻」に近い性質があります。

イタリアのパリ大学の研究チームの発表によると、犬はシチュエーションによって右鼻と左鼻を使い分けることができるという結果が出ています。

鼻から入った臭いは嗅神経を通って脳に伝わり、右脳と左脳どちらに運ぶかで、どちらかの鼻腔で嗅ぐか瞬時に選びます。

右の鼻腔から臭いを嗅いでいる時は不安や恐怖を感じている時ですので、最初に警戒しながら臭いを嗅ぐときは右から嗅ぎます。

慣れてくると左の鼻腔も使うようになります。

利き脳

犬には「利き脳」というものは存在しませんが、入って来る情報を右脳で処理するか左脳で処理するかには、差があります。

恐怖や不安を感じたときには右脳、それ以外の情報は左脳で処理されることが多いです。

利き目

犬には利き目もありません。

しかし、右目から入って来る情報と左目から入ってくる情報で反応に差が出ることがわかっています。犬は左目で見たものに対してより敏感に反応を示すことが多いです。

愛犬の利き手はどちらか検証してみよう!

犬の利き手について参考になったでしょうか。

ここまで、犬の利き手の調べ方を6つご紹介してきましたが、ほかにも日々の生活の中で判断基準になるものがあります。

利き手を知っておけば、いつも使う方の手の動きが鈍い時など、ケガや病気に気づくことができるでしょう。

今の段階では検証結果が出ていなくても、犬の生態については多くの研究者が研究を続けています。これから先も新しい研究結果を楽しみにしましょう。

現在犬を飼っている人、これから飼おうと思っている人や友人の家にいる犬など、利き手診断を是非してみてください。

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