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ドッグスポーツって何?競技の種類や競技会に参加する方法を紹介

更新日:2024年09月09日

犬がフリスビーをキャッチしたりボールをくわえて走り回るドッグスポーツは、見ていても楽しい競技です。ドッグスポーツの種類や、ドッグスポーツを楽しむためのしつけやトレーニングの方法、ドッグスポーツの競技に参加する方法などを、関連する事項を含めて紹介します。

ドッグスポーツって何?競技の種類や競技会に参加する方法を紹介

ドッグスポーツとは

ドッグスポーツとは、特定のルールのもとで犬の身体能力や技能を競う競技で、飼い主の人間(ハンドラー)も参加するものと犬だけで行なう競技があります。フリスビーをキャッチする競技が有名ですが、古くからある闘犬がドッグスポーツの始まりとも言われています。

ドッグスポーツがいつ頃から始まったのか、歴史的なことはあまり明確にはなっていません。犬の持つ本来の闘争心とか狩猟能力などを競い合わせようとしてゲーム化、競技化そしてスポーツ化してきたものと考えられます。

犬と人が楽しむことが目的

ドッグスポーツは競技なので順位を競うことにもなりますが、何よりも大切なことは犬と人が共に楽しむことです。犬はもともと体を動かすことが大好きなので、ドッグスポーツは最高の遊びの空間になるでしょう。

飼い主の人間も、犬が賢く育ち、言い付けをしっかり守って信頼関係が深められることは大きな喜びにつながります。ドッグスポーツは、愛犬と飼い主が一緒に楽しむことができるスポーツとして、さらにが高まるものと考えられます。

しつけやトレーニングが必要

ドッグスポーツは楽しむことが目的と言っても競技ですから、いろいろなルールなどに沿ったしつけやトレーニングが必要です。基本的なトレーニングをしっかりと身につけさせることで、日常の社会生活の中でのマナーも身についていきます。

飼い主と犬との間の信頼感をしつけやトレーニングで築けないと、競技の場で犬が指示に従わなかったりして良い成績を修めることはできません。競技に参加するからには、良い成績を目指しましょう。

ドッグスポーツ

ドッグスポーツにはいろいろな競技がありますが、その中でのあるドッグスポーツを紹介しましょう。下記にそのリストを示しますが、いずれも競技会の頻度も多く参加しやすい競技です。

競技会はそれぞれの競技に関連した協会などが主催して開かれますが、参加資格がある競技会もあります。月齢、年齢制限や体格制限の他、狂犬病予防接種の義務付けや発情犬の排除などの条件があります。

のドッグスポーツの競技種類

  • ディスクドッグ
  • アジリティー
  • ドッグダンス
  • オビディエンス
  • フライボール
  • エクストリーム

1:ディスクドッグ

ディスクドッグはフリスビードッグとも呼ばれ、ドッグスポーツの中では最も代表的な競技で、フリスビーを使用する2つの種目があります。道具はフリスビーだけで手軽にできるスポーツとしてがあります。

一つは投げ手が投げたフリスビーを犬がキャッチし、戻ってくる速さと距離を競う「ディスタンス」という競技と、もう一つは音楽に合わせて数枚のディスクを投げ犬がキャッチする演技の正確さや美しさ、難易度などを競う「フリースタイル」です。

2:アジリティー

アジリティーは、犬と人がコミニュケーションを取りながらいろいろな障害をクリアしてタイムや正確さを競う障害物レースです。1978年にイギリスで行なわれたのが始まりで、近年は日本でもが高まっている競技です。

犬の大きさによって、スモール、ミディアム、ラージの3種類のカテゴリーがあり、コースの難易度によって、1度、2度、3度の段階があります。ハードルなどのジャンプ系障害とシーソーなどのタッチ系障害を主とした種目があります。

3:ドッグダンス

ドッグダンスは、その名のとおり犬と一緒に音楽に合わせて踊る競技です。1980年代から欧米で始まった新しいドッグスポーツで、日本では2004年に初めて競技会が開催され現在では年に10回ほど開催されるようになっています。

競技は2つあり、ヒールワークトゥミュージックとフリースタイルに分けられます。規定と自由演技のような違いですが、人と犬との協調性や難易度、音楽に合わせた表現力、安全性などが評価の対象になります。

4:オビディエンス

オビディエンスは訓練競技、服従競技のジャンルの競技で、人の横を付いて歩く脚側行進を基本にして、オスワリや立って待つ、呼んだら来るなどの訓練された動作を競い合います。トレーニングができた犬と訓練士のスポーツとして古くから行なわれている競技です。

訓練の程度によって課目が異なり、初歩的な家庭犬初等科では5課目ですが、さらに中等科、準高等科、高等科、大学科があり、大学科では規定20課目と自由選択10課目が課せられ300点満点で評価されます。
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初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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