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ドッグスポーツって何?競技の種類や競技会に参加する方法を紹介

更新日:2024年03月24日

犬がフリスビーをキャッチしたりボールをくわえて走り回るドッグスポーツは、見ていても楽しい競技です。ドッグスポーツの種類や、ドッグスポーツを楽しむためのしつけやトレーニングの方法、ドッグスポーツの競技に参加する方法などを、関連する事項を含めて紹介します。

ドッグスポーツって何?競技の種類や競技会に参加する方法を紹介

5:フライボール

フライボールは、4台のハードルをジャンプして超え、その先にあるボックスから飛び出してくるボールをくわえて、また4台のハードルをジャンプして戻る時間を競う競技です。1970年代にアメリカで始まったドッグスポーツで、短時間で勝負が決まることでがあります。

飼い主と犬1頭のペアで行なう個人戦と、4人と犬4頭でチームを組んで行なうチーム戦の2種類があります。動くのはほとんど犬だけですが、人との信頼関係や訓練も重要な競技です。

6:エクストリーム

エクストリームはアジリティに似た競技ですが、1999年に日本で考案されたドッグスポーツです。犬と人が一緒に楽しむことを前提とした障害物競走です。犬の体高40センチ以下のミニチュアと体高制限がないオープンとにクラスが分かれています。

リングやフラッグなどの障害物をクリアしてタイムで競うエクストリーム・オープン総合と、約20台のハードルを跳んで速さを競エクストリーム・ハイスピード、犬が跳び超えられる高さを競うハイジャンプの3種目があります。

ドッグスポーツの種類

の高いドッグスポーツの競技を紹介しましたが、ドッグスポーツには犬の習性や能力に応じたさまざまなジャンルの競技があります。

狩猟能力に優れた犬種を対象にした狩猟競技や、足跡や匂いを追う探知・追跡競技、水難救助など水仕事を得意とする犬種の水辺の競技、訓練の成果を競う服従競技などがあります。

ドッグスポーツの種類1:狩猟競技

狩猟競技の代表的な競技は、フィールド・トライアルやレトリーバー・トライアルです。猟犬のための狩猟能力を競う競技です。

レトリーバー・トライアルは、ゴールデンやラブラドールなどのレトリーバー犬が対象です。レトリーバー犬の名前はレトリーブ(回収)に由来していて、撃ち落とされた獲物を探して回収する競技です。

狩猟競技には犬種ごとの役目に応じてたくさんのトライアルがあり、なかには二日間かけるトライアスロンのような過酷な競技もあります。

ドッグスポーツの種類2:防衛競技

防衛競技には、シュッツフントやフレンチリングなどの競技があります。防衛犬のジャーマンシェパードを対象にした競技会で、追跡、服従、保護の3つの試験項目で評価されます。

シェパードは代表的な警察犬種ですが、シュッツフントテストに合格した犬は警察の仕事や臭気検出、捜索救助などの分野で活躍しています。

競技の難易度が非常に高いドッグスポーツで、犬の持つ優れた能力と人との信頼関係に基づいた高度の訓練が必要不可欠な競技です。

ドッグスポーツの種類3:探知・追跡競技

探知・追跡競技は防衛競技の一環として組み込まれているものが多く、トラッキングやマントレイリングなどが代表的な競技です。猟犬としての本能を残している犬種に適したドッグスポーツと言えます。

トラッキングは、森林などで犬が飼い主の足跡や匂いなどを追いかけてタイムや正確性を競う競技です。犬の本能の嗅覚などを利用した競技で、災害救助犬のトレーニングにもなり欧米ではのある競技です。

ドッグスポーツの種類4:水辺の競技

ドッグスポーツのなかには、水を得意とする犬種を対象にした水辺の競技があります。水難救助犬として活躍するニューファンドランドや、漁師の手助けをするポーチュギース・ウォーター・ドッグ、スパニッシュ・ウォーター・ドッグなどの犬種が対象になります。

ウォータートライアルやドックダイビング、ドッグサーフィンなどの競技があります。船から水に飛び込み人や船のけん引、水に落ちたものを回収する能力などが競われます。

ドッグスポーツの種類5:服従競技

服従競技には、ドッグスポーツで紹介したオビディエンスやドッグダンスなどの競技が含まれます。訓練によって、人からの命令や指示に対していかに従順に服従して行動できるかを競い合います。

通常は犬に寄り添った飼い主の指示に従って行動しますが、レベルが上がると離れた場所から遠隔でコマンドを送る高難度の競技もあります。犬と人間との関係性や究極の協調性が問われるドッグスポーツです。

ドッグスポーツの種類6:牧羊競技

牧羊競技はボーダーコリーなどのシープドッグ(牧羊犬)を対象にした競技ですが、ドッグスポーツで紹介したアジリティやディスクドッグなどの競技を含めることもあります。ボーダーコリーが得意な競技だからです。

シープドッグトライアルが牧羊競技の代表格で、数匹~数十匹の羊の群れをポイントAからポイントBに移す競技で、羊を全部移せるか、移すのに要した時間などで競われます。羊が必要になるので日本ではマイナーな競技です。
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初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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