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犬の老衰の7つのサイン|犬の平均寿命や老衰死する前のサイン

更新日:2024年01月10日

愛犬にも、必ずいつかは死というものが訪れますし、ほとんどが飼い主さんよりも早くに死を迎えます。だからこそ、飼い主さんはどのように看取るのか、しっかりと考え準備する必要があります。そのためにも、犬の老衰や老衰死のサインの特徴を知っていきましょう。。

犬の老衰の7つのサイン|犬の平均寿命や老衰死する前のサイン

犬の平均寿命

獣医学の発展や食品改善に伴って犬の老化が遅くなり、寿命も15年まで伸びました。老いても元気な子も多く、犬の老化現象もわかりにくくなりました。

でも、必ず来る「考えたくない」愛犬の最後、準備をしましょう。
超小型犬小型犬中型犬大型犬超大型犬
15歳前後12から15歳11から13歳10から13歳7から10歳

犬の老衰の7つのサイン

愛犬もいつか老犬になります。そして、いつか愛する犬の最後の時も必ずきます。

今日、犬の老化現象や死の前兆が非常にわかりにくくなりました。だからこそ、いざという時に慌てないよう、心の準備だけはしっかりしておきましょう。

犬の老衰サインを見逃すな

  1. 太りやすくなる
  2. 睡眠時間が増加
  3. 口臭がひどくなる
  4. 見上げる仕草が減少
  5. 新しい物への興味が減少
  6. 歩くペースが遅くなる
  7. 水や食べる総量が減少

犬の老衰のサイン1:太りやすくなる

すべての犬や犬種が老衰によって太りやすいとは言い切れません。脂肪が増えて太り始める子もいれば、逆に筋肉が衰えるなどから痩せ始める子もいます。

どちらかと言えば、犬の老衰によって食欲が低下し、ご飯を残すようになったりして痩せていく老化現象がみられる子の方が多いです。

ただ、なかには運動や散歩ができなくなったという運動量の減少よって食欲や満腹感の感知能力が衰えて食べ過ぎてしまうといったことから、体重が増え、太ってしまう老犬もいます。

痩せすぎだけでなく、太りすぎにも注意したいサインです。

犬の老衰のサイン2:睡眠時間が増加

犬の老衰の兆候は、睡眠にも現れます。「老犬になったから、寝てばかりいる」とは、よく聞く老衰の特徴の一つです。犬も、人間と一緒です。

昔は、ご主人が帰宅すると尻尾を振ってとんで来たのにピクリともせず寝続けることが増えてきます。普段から寝ることも多くなり、遊びなどにも興味・関心を示さなくなります。

こうした睡眠の特徴は、体力や筋力の低下や身体機能の低下によって現れる老衰現象の一つです。なかには、体を起こすことができず床ずれになったりする子もいるので、体位を時々入れ替えてあげることも必要なときもあります。

犬の老衰のサイン3:口臭がひどくなる

口臭の原因は、人間も犬も一緒です。原因は、(1)歯石が付いた(2)免疫力の低下で内臓(とくに消化器系)が弱っている(3)腸内環境が悪化している(4)唾液の分泌量が減ったといったことがあります。

そのため、犬の老衰によって口臭が酷くなるのはある意味、自然な事といえます。ただ、歯石によって口内環境が悪化したり、免疫力の低下や腸内環境の悪化は何らかの大きな病気を引き起こし命を危険にさらす可能性もあります。

口臭を感じるようになったら病気の兆候かもと考え、早期発見の手がかりにしましょう。

犬の老衰のサイン4:見上げる仕草が減少

犬は、色々なことを飼い主さんに訴えるために、見上げる仕草をします。

大好きだよという気持ちを伝えるために見上げることもあります。また、暑い時期だと「喉が渇いたから水が飲みたい」「疲れたよ。アスファルト熱すぎる」といったことを伝えるために見上げていることもあります。また、「おなかすいたよ」という気持ちを伝えるために見上げることだってあります。

ところが、老衰してくると愛犬の見上げる仕草が減ってきます。

これには、犬の老衰によって暑さや空腹を感じにくくなったりするためです。筋力の低下ということもあります。
次のページ:犬が老衰死する前のサイン3選

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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