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犬の老衰の7つのサイン|犬の平均寿命や老衰死する前のサイン

更新日:2024年01月10日

愛犬にも、必ずいつかは死というものが訪れますし、ほとんどが飼い主さんよりも早くに死を迎えます。だからこそ、飼い主さんはどのように看取るのか、しっかりと考え準備する必要があります。そのためにも、犬の老衰や老衰死のサインの特徴を知っていきましょう。。

犬の老衰の7つのサイン|犬の平均寿命や老衰死する前のサイン
犬の平均体温は37.5度~38.5度ぐらいと言われています。しかし、犬が老衰し死期が近づいてくると体温が低下していきます。体温が低下するとは、筋肉の働きが低下したことを意味しています。

心臓も筋肉なので、心臓の動きが弱くなると体温が下がります。

犬の老衰によって体温が下がり、末期になると意識がもうろうとします。これは、人間と同じです。意識は遠のき、ご主人の呼びかけにもわずかに反応するだけになってきます。

こんなとき、可能であれば側で温かく見守ってあげ、体をさすったり呼びかけてあげたりしてください。

犬が老衰死する前に飼い主にできること

近年、犬やペットは家族同然の存在になってきました。そんな愛する犬の老衰は、いつか必ずやってきます。

死とは、どんな生き物にも必ず訪れます。

現実を受け入れるからこそ、犬が老衰死する前に愛犬との時間を大切にすごしてください。

飼い主にできることとは

  1. たくさん会話をする
  2. 汚れを拭く
  3. マッサージをする
  4. 寝たきりの体の向きを変える

飼い主にできること1:たくさん会話をする

犬が老衰し、死を迎えようとしたとき、意識がもうろうとしたり反応が弱くなったりしてきます。

そんな状態でも、愛犬にはあなたの声が聞こえています。意識がもうろうとしたり反応が弱くても、最後の残された時間、たくさん会話をしてください。

愛犬も、最後の最後まで飼い主さんとの会話を求めているはずです。

飼い主にできること2:汚れを拭く

犬が老衰してくると、筋力が低下し排泄物が無意識に流れ出てくる子もいます。体が汚物によって汚れてしまう子もいます。

そんなときは、綺麗に体を洗って汚れを拭いたり落としてあげてください。

愛犬は、最後の最後まで飼い主さんと会話をしたいし触れ合っていたいです。飼い主さん自身も、汚物まみれの愛犬を抱くことには抵抗があると思います。

愛犬の体は最後まで綺麗にしてあげてください。

飼い主にできること3:マッサージをする

犬が老衰し、死が迫ってくると意識はもうろうとし、体の感覚もほとんどなくなってきます。眼も見えず、耳も聞こえないかもしれません。

こんなとき、飼い主さんの存在を感じることができず、不安で鳴き続ける子もいます。

犬が老衰死を迎えようとしているとき、体を摩ったりマッサージをするなどして飼い主さんの存在を愛犬に伝えてあげてください。

頭や体だけでなく、肉球なども最期まで感覚が残っている子もいます。飼い主さんが側にいることを伝え、安心して逝けるように想いを伝えてあげてください。

飼い主にできること4:寝たきりの体の向きを変える

人間と同じように、犬の老衰によって寝たきりの状態が続けば床擦れが起こります。犬の場合、人間よりもはるかに早く床擦れが起こります。

そんなときは、長時間、体の同じ部位がマットや床などで圧迫されることを防ぎ、少しでも愛犬が楽になるように体の向きを変えてあげてください。

犬の場合、可能であれば2時間程度を目安にマットや床に接する体の部位を変えるために、体の向きを変えてあげてください。

ただし、犬の老衰に対する介護疲れなどが起きないように、飼い主さんも無理ない範囲で実施してください。

犬の老衰のサインを知っておこう

近年、犬などペットの安楽死の選択が可能になってきました。

愛犬にも、必ずいつかは死というものが訪れますし、ほとんどが飼い主さんよりも早くに死を迎えます。だからこそ、飼い主さんはどのように看取るのか、しっかりと考え準備したいはずです。

とくに、家族同然の愛犬が亡くなることでペットロスが起き、飼い主さん自身がうつ病などになってしまうこともあります。

だからこそ、心の準備をしっかりと行う必要がありますし、そのためにも犬の老衰のサインを見逃さないようにしてください。

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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