ミックス犬ポンスキーってどんな犬種？ポンスキーの特徴・性格や販売場所

ポンスキーには、ポメラニアン、シベリアンハスキーの両方の特徴である、警戒心の強さや用心深さが性格にでる場合があります。

警戒心は状況を慎重に観察して考えている証拠なので、悪いこととは言い切れません。

また、警戒心の強さには個体差が大きいですが、家庭内の飼育環境や子犬時代の経験から影響を受けます。

犬が怖いなどのマイナスの感情を伴う経験をした際に、飼い主が正しく対処すれば、改善の可能性があります。

ポンスキーは小型犬のポメラニアンの要素が半分受け継がれた犬種なので、小型犬全般の特徴である臆病さが目立つことがあります。

臆病さの対策には、ポンスキーに限らず子犬のころからの社会化をさせることが大切です。子犬のころから散歩などで色々な場所に連れていき、音や景色、匂いを経験させることが大切です。

そして、飼い主の指示に従ってルールを守れば、外の世界は安全だということをわからせてあげましょう。

今の可愛くて小さい姿から想像がつきませんが、ポメラニアンのルーツは、極寒の地で生息する犬のサモエドといわれています。

サモエドをルーツに持つ、牧羊犬のジャーマンスピッツを小型化したものがポメラニアンです。ですから、ポメラニアンは牧羊犬の賢さや暑さには弱いところがあります。

ポメラニアンの要素を受け継いでいるポンスキーは、ポメラニアンの特徴の暑さに弱いところ、賢く警戒心が強いところが引き継がれています。

ポンスキーの魅力に惹かれ、どうしても飼いたいと思ったら、何をすればいいでしょうか。まずは、ポンスキーを飼うことで困る点はないか、現在のご自分の環境をよく考えてみましょう。

大型犬に成長しても飼育できる住居なのか、毎日じゅうぶんな運動をさせてあげられるか、きちんと理解できているかなどについて、問題はないですか。なければ信頼できるルートを探して入手方法を見つけましょう。

ポンスキーの主な入手方法が海外からです。また、ポンスキーは成長してシベリアンハスキーに近い体格になる可能性があるので、成犬時のサイズは中型から大型犬サイズの想定が必要です。

日本の住宅事情は、大型犬の飼育に向いているとは言えませんし、入手方法が限られている点でも、日本で飼うのが難しいといえるでしょう。

犬のからだの大きさは成犬にならないとわかりませんが、大きく育つ可能性があることを忘れないでください。

ポンスキーに限らず、犬を迎えるということは犬の命に責任を持ち、一生面倒をみるということです。

ポンスキーの平均寿命は13から15年くらいです。飼育することに少しでも不安があるなら、里親として犬を迎え、トライアル期間をもてるシステムがあります。保護犬のレスキュー活動をしている団体などの情報を参考にしてください。

行き場のない保護犬を増やさないために、慎重に十分に検討しましょう。