ラフコリーの性格と特徴・シェルティとの見分け方！名犬ラッシーのモデル犬

ラフコリーという犬の種類をご存知でしょうか。ラフコリーはシュッとした顔がかっこよく、イギリスやアメリカの上流階級の人たちの間で飼うことがになった犬です。

一時期、日本でもラフコリーを飼うことがになった時期がありました。ではラフコリーとはどのような犬でどのような性格の持ち主なのでしょうか。

また、ラフコリーを飼う時に注意することはあるのでしょうか。ここではラフコリーの性格と特徴についてご紹介します。

ラフコリーは「名犬ラッシー」のモデルになった犬の種類です。名犬ラッシーはスコットランドとイギリスのヨークシャーを舞台にしたエリック・ナイト著の名作です。

ラフコリーのラッシーが、飼い主ジョンと離れ離れになり、ジョンのところへ戻って来るために1600キロもの壮絶な旅をするというストーリーです。

物語では飼い主に会うために1600キロもの道のりを旅することができるほどに、賢い名犬という設定になっていますが、ラフラコリーは犬種としてどのような特徴があるのでしょうか。

では早速ラフコリーの犬種としての特徴についてご紹介していきます。特にラフラコリーにどのような外見の特徴があるのか、また犬としての能力にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

ラフコリーのことをあまり知らないという方も、これから飼うことを検討している方も参考にしてください。

ラフコリーの外見の特徴は長い毛並みです。まるで全身にコートを着ているかのように長い毛で覆われています。

そして特に首元にえりかきのような被毛に覆われています。顔がシュッと細く、耳が少し垂れ下がっていて、目が小ぶりです。

ラフコリーのルックスを「気品」のある犬と表現されることがあります。えりまきをまとい、シュッとした姿で立っているラフコリーの姿はとても凛々しく、まさしく「気品」を漂わせています。

ラフコリーの体高はオスで61から66センチ、メスで56から60センチです。体重は、オスで27キロから34キロ、メスで22キロから29キロです。

体重が25キロ以上になる犬のことを大型犬と呼びますので、ラフコリーも大型犬に位置することになります。

先ほども紹介したようにラフコリーは毛がとても長く、ふさふさとしているので、実際の体系より大きく感じる人の方が多いのも特徴です。

ラフコリーは、もともとスコットランドのハイランド地で牧羊犬として活躍していた犬種です。

牧羊犬は、羊を導くために牧草地を走り回る必要があります。また、危険があった場合、吠えたり走って行ったりして飼い主に知らせる仕事もあります。そのためとても賢く運動神経も良いという特徴があります。

またラフコリーの歴史は古く、ローマ人がイギリスに持ち込み、牧羊犬をはじめ、荷物の運搬や水難救助犬として活躍していたと言われています。このようなことを考えると昔から運動神経が良く賢い犬だと知られていたことがわかります。

ラフコリーの平均寿命は13から15歳です。一般的に大型犬の寿命は小型犬に比べて短命と言われ、犬種によっては寿命が6年ほどのものもあります。

それは、体の大きさに比べ、心臓や内臓などの臓器が小さく負担が大きいことや関節などに負担がかかりやすいことなどの理由が挙げらえています。

その中で、ラフコリーの平均寿命は13から15歳なので、大型犬の中では寿命が長い方だと言えます。

先ほどは、ラフコリーの犬種としての特徴についてご紹介しました。体系や運動神経の特徴を知ることも大切ですが、家族として長く生活する上で、ラフコリーの性格を知っておくことも大切です。

では、ラフコリーは一般的にどのような性格を持った犬として知られているのでしょうか。ここでは、ラフコリーの犬種としての性格の特徴についてご紹介していきます。