アーフェンピンシャーってどんな犬？性格や飼いやすさを分かりやすく解説

まずは寿命についてです。

アーフェンピンシャーの寿命は大体12年から14年ほどです。

犬の平均寿命は体格が大きく影響するとされてます。大型犬よりも小型犬の方が長生きする場合が多いです。アーフェンピンシャーは小型犬ですので、長く一緒にいられる可能性が高いです。

また、アーフェンピンシャーは丈夫で健康的な犬種です。なにかしらの病気やケガにかからないとも言えませんが、普段からよく様子を見てあげて健康に気遣っていれば長生きできるでしょう。

テリア種とは30種以上ある犬種のことです。「闘犬」「猟犬」「愛玩犬」と3つのタイプが存在します。日本ではヨークシャーテリアやスコティッシュテリアなどが有名でしょうか。

このテリア種の性格的特徴として「勝ち気で人に媚びない」「警戒心が強い」などがあります。これは元々狩猟犬であったがための性質です。つまり、家庭で飼うには少々難しいということです。

しかし、アーフェンピンシャーはテリア種にしては穏やかで飼いやすい性格をしています。個体差にもよりますし多少短気な一面をもありますが、きちんとしつけをすれば応えてくれる犬種です。

アーフェンピンシャーは室内で遊ばせるだけでも充分元気に動き回りますが、やはり外へ散歩に連れ出すことも重要です。

小型犬ですのでそこまで長く散歩をする必要もありませんが、毎日20分から30分くらいはいくようにしましょう。

アーフェンピンシャーは元気で遊び好きな犬です。特にフリスビーやボールなど玩具で遊んであげると喜びます。

アーフェンピンシャーあコンパクトな体型なので家庭内でもそこまでストレスになることはないでしょう。しかし、たまには広い場所に連れていって思い切り遊ばせてあげることも必要です。

アーフェンピンシャーは長い毛並みが特徴的な犬種です。そのため被毛のお手入れも重要になります。剛毛ですので放置しておくと絡まったりぼさぼさになってしまいます。

被毛のお手入れは毎日する必要はありませんが、週2~3回はブラッシングしてあげてください。トリミングも3~4ヵ月に1回程度はしてあげてください。

そこまで神経質にならなくても良いですが、アーフェンピンシャーは長毛種ですのである程度のお手入れは必要になります。定期的にお手入れしてあげましょう。

それではここからはアーフェンピンシャーを飼育するときの注意点です。

犬種に限らず気を付けなければいけないこともありますが、ここでは主にアーフェンピンシャーならではの注意すべきことを紹介していきます。

比較的飼育しやすい犬種ですが、日本ではあまり見かけませんので悩む部分も多いでしょう。実際に飼ってみたいと考えている方は参考にしてみてください。

まずスキンシップを多めにとってあげましょう。

アーフェンピンシャーは割と寂しがりやな一面があります。あまりにも長い間放置していたりスキンシップを全然しない状態が続くとストレスを感じるようになってしまいます。

ストレスを感じ続けると精神的に弱って病気になる可能性もありますし、問題行動を起こしてしまう場合もあります。問題行動とは飼い主に突然噛みつくなどの突発的な行動です。

こういった事態にならないように、普段からスキンシップをたくさんとって安心させてあげることが重要です。

アーフェンピンシャーはとにかく入手が難しい犬種です。

特に日本ではなかなか探しても見つからない場合が多いです。実際のところこれが一番問題でしょう。ぜひ飼いたいと思っても実物を見ることも難しいとなればあきらめるしかありません。

しかし今はネットが発達した時代です。絶滅しているわけではないので見つかる可能性がまったくないわけでもありません。

アーフェンピンシャーはとても家庭犬に適した魅力的な犬種ですので、気になる方はぜひ探してみてください。

アーフェンピンシャーはテリア種のなかでは比較的穏やかで闘争心もあまりなく、しつけしやすい犬種です。賢く覚えも良いため、子犬のうちからきちんとしつければ飼い主に従順な犬になります。

しかしそこまでしつけをするには根気がいります。比較的しつけがしやすいとは言っても個体差がありますし、子犬のうちはやんちゃでなかなか言うことを聞かない性格の子もいます。

しかしそこで無理やり強制的にしつけをしても上手くいきません。時間をかけてきちんと主従関係を教え込み、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。