シベリアンハスキーの飼い方とは？しつけが必要なところもご紹介！

先ほども紹介したように、シベリアンハスキーは仲間で行動することを好み協調性のある犬種です。

それで、単独で外で飼う飼い方だとさみしく感じ仲間を探すために遠吠えをすることがあります。以前日本でシベリアンハスキーのブームになった時、この特徴を知らずに外で単独で飼う飼い主が続出し「遠吠え」問題が起きました。

そのため「しつけのできないバカ犬」というレッテルが貼られるようになりました。シベリアンハスキーは単独で飼う場合室内での飼い方が推奨されています。

シベリアンハスキーはソリで長距離を走ることができるほどに体力がありエネルギッシュな犬種です。

それで、家の中でじっとして運動量が少ない飼い方だとストレスが溜まります。それで1時間以上の散歩が必要になります。

この時ただ歩くだけだとシベリアンハスキーの必要な運動量に満たず満足できないので、自転車で走行したり、一緒にジョギングしたりすることができます。

また定期的にドックランに連れて行って、思う存分走らせるなど運動量を重視した飼い方がです。

シベリアンハスキーの毛はとても厚く、多いので抜け毛が多いのが特徴です。特に夏の毛と冬の毛が生え変わる時期にはかなりの量の毛が抜けます。

「換毛期」には念入りなブラッシングとシャンプーをする飼い方を心がけるようにしましょう。それ以外の時期は、一週間に一度のブラッシングを習慣にできます。

室内での飼い方だとかなりの抜け毛があることを覚悟することが、シベリアンハスキーを飼うための条件の１つです。

シベリアンハスキーがバカ犬と言われることになってしまったもう１つの理由はシベリアンハスキーの脱走癖ですが、脱走するのには2つの理由があります。

シベリアンハスキーは、状況判断力に優れています。それで今の環境が自分に合わないと感じた時には脱走して自分に合う環境を探そうとします。

またソリを引いていた時の習性の影響で、走り出したらそのままあとを振り返ることなく進行方向へ進む特徴もあり、一度脱走するとそのまま飛び出してしまうという結果になります。

このように、シベリアンハスキーには正しい飼い方をするために知っておくと良い習性やポイントがいくつかあります。

それを踏まえて、正しくしつけるためにはどのようにしたらいいのかを考えていくことが大切です。ここでは、シベリアンハスキーのしつけや飼い方についてご紹介します。

シベリアンハスキーはもともと集団生活をしていて吠え声によってコミュニケーションを取っていたため、吠え癖があります。

シベリアンハスキーとしてはコミュニケーションの一環なのですが、近所迷惑の原因となる場合があるので、子犬の頃から吠え癖のしつけをする必要があります。

シベリアンハスキーが吠える１つの原因は、寂しくて仲間を探すことにありますので、普段からたっぷりと一緒に過ごす時間を取ってあげるようにしましょう。

また幼い頃からいろいろな刺激に慣れさせ、些細なことでは吠えないようしつける飼い方をしましょう。

シベリアンハスキーは人が大好きな犬種です。それで飼い主にいきなり飛びついたり来客者にいきなり飛びついたりすることがあります。

来客者全てが犬好きとは限りませんし、飛びつきで事故に繋がることもあります。それで飛びつき癖がなくなるように教育する飼い方をする必要があります。

飛びつく理由は飼い主や来客者に甘えたいからです。それで飛びついた時には突き放し、目を離して無視をするようにしましょう。

大好きな飼い主から無視をされるのは一番辛いことですので「飛びついたらいけない」ということを学び取っていきます。

シベリアンハスキーはソリを引っ張って何キロも走ることができるほどに引く力が強い犬種です。

それで飼い方を注意しないと散歩中にリードを引っ張ることがあり、思いがけない事故につながります。正しい飼い方はシベリアンハスキーを散歩させる前にリーダーウォークの練習をすることです。

例えば、犬より飼い主が前を歩き、誰がリーダーかを教える方法があります。また引っ張ると犬の首に負担がかかるチョーカーを使う方法もあります。そして、短時間のメリハリの効いた訓練をしましょう。

シベリアンハスキーは極寒の地域に非常に強い特徴があるため、ふさふさとした厚い毛を持っています。

シベリアンハスキーの被毛はダブルコートです。ダブルコートとはアンダーコートとオーバーコートの2種類の毛を保持している被毛のことです。

アンダーコートは体温を保持する働きをし、オーバーコートは外からの外気から体を守る働きをします。2種類の毛を持っているため、非常に抜け毛が多い特徴があります。