ラブラドゥードルってどんな犬？子犬の値段やしつけ方法を紹介

ラブラドゥードルは1980年代にラブラドールレトリーバーとスタンダードプードルを掛け合わせて作り出された比較的新しい犬種で、正確にはオーストラリアン・ラブラドゥードルという名称になります。

ラブラドールレトリーバーの賢く訓練がしやすい気質と、抜け毛の少ないプードルの特徴を持っているので、全ての人たちに愛されるソーシャルドッグとして知られるようになりました。

また、介助犬やセラピードッグとしても有能な犬種で、その賢くて優しい性格は多くの人たちを癒す存在となっています。

今回はそんなラブラドゥードルの特徴、子犬の入手方法や飼い方まで詳しく紹介していきます。

ラブラドゥードルは最近よく見かけるようになったとはいえ、その特徴や寿命、性格などもまだまだよく知られていない犬種です。

ラブラドゥードルを飼ってみたいと考えている方は、まずこの犬種の特徴や大きさ、性格などをよく理解しておきましょう。

ここでは、知れば知るほど魅力満載なラブラドゥードルの特徴を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

ラブラドゥードルの大きさは「ミニチュア」「ミディアム」「スタンダード」の三種類となっており、オスのほうがメスよりも体は大きくなります。

一番小さい「ミニチュア」で体高35～42cm、体重7～12kg、中型の「ミディアム」で体高42～52cm、体重13～20kg、一番大きい「スタンダード」で体高52～62cm、体重23～30kgとなっておりサイズや体重もさまざまです。

日本国内では住宅事情や飼いやすさの面で小さめサイズのが高いですが、海外ではスタンダードがとなっています。

ラブラドゥードルはさまざまな毛色があり、大きく分けて三種類の被毛タイプがあります。毛色は特にクリーム、ゴールド、キャラメル、ブラック、チョコレートあたりがよく見られるでしょう。

被毛タイプはアンゴラヤギのような手触りの「フリースコート」、プードルの毛質とよく似た「ウールコート」、初代のラブラドゥードルに多い「ヘアコート」に分けられます。

どのタイプも15cmほどの毛の長さで、ウェーブのかかったふわふわの毛質をしています。子犬の頃は特に可愛らしくまるでぬいぐるみとそっくりです。

ラブラドゥードルの寿命は約15年前後と考えてください。飼育者数はかなり増えてきているとはいえ、寿命のデータが少ないのが現状です。

一般的に多くの犬種は小型犬のほうが長命で、大型犬は短命となっていますのでラブラドゥードルのサイズにより寿命は変わってくるでしょう。

しかし近年の動物医療の発展、良質なドッグフードにより犬の寿命はどんどん伸びています。
飼育環境をより良くして、少しでも長生きしてもらえるように心がけましょう。

ラブラドゥードルの魅力はなんといってもその性格です。人間に対して非常に友好的で愛情深く、訓練もしやすいため家庭犬としては申し分のない犬です。

もちろん小さな子供がいる家庭でも安心して一緒に暮らすことができます。子供の良い遊び相手にもなってくれるでしょう。

一つ注意点をあげると、訓練はしやすい犬種ですが、頭が良いのでわがままにならないように毅然とした態度でしつけをすることが大切です。

ラブラドゥードルの子犬はペットショップで目にする機会は少ないでしょう。購入を考えている方なら値段は気になるところではないでしょうか。

が高まってきたとはいえ、まだまだマイナーな犬種なので子犬の価格も高めです。展示販売している場所もあるので、購入前に一度ラブラドゥードルの子犬を見てみるのも良いでしょう。

ここでは、ラブラドゥードルの子犬の価格や初期費用など紹介していきます。

ラブラドゥードルの子犬をブリーダーから購入する場合、価格相場は35万～45万円ほどと言われていますが、毛色や大きさなどによって価格は変わります。

原産国であるオーストラリアにもブリーダーはいますが、海外からの購入は輸入費などがかかってくるのでさらに値段は上がるので注意しましょう。

ブリーダーからの購入以外に実際に子犬たちと触れ合える展示販売もあります。たくさんのラブラドゥードルの子犬に会えるので行ってみると良いでしょう。

ブリーダーさんと飼い方の相談や情報交換などもできるので、初めて犬を飼う方も安心です。