黒色の毛色を持つブラックシェパードの種類4選｜注意すべき点も紹介

オールドジャーマンシェパードは知的で従順です。理解力が高く覚えがいいので、しつけがしやすく優秀な使役犬となります。

また、人懐こくて家族に愛情を注ぐ犬種なので、ペットとしても優秀といえます。知能が高いだけでなく身体能力も高いので、まさに万能犬種といえるでしょう。

オールドジャーマンシェパードから作出されたジャーマンシェパードは、その性質を生かして警察犬や軍用犬として活躍していますが、オールドジャーマンシェパードは牧羊犬や牧牛犬としてのみ使役されています。

オールドジャーマンシェパードは、その希少性から寿命は不明です。

大型犬に分類されているので、大型犬全般の平均寿命である12.5年とさほど変わりないと推測されます。

オールドジャーマンシェパードの血統を受け継いだジャーマンシェパードは、平均寿命が9～13年とされているので、そちらを基準に考えてもいいでしょう。

オーストラリアンシェパードは、「オーストラリアのシェパード」ではなく、アメリカ原産の犬種です。

グレート・ピレニーズやティモンズ・バイター、いくつかのコリー種による自然交配で作出された犬種です。

オーストラリアンシェパードの平均的な値段は20万円前後です。

ペットショップでの販売はまずないと考えて良いでしょう。ブリーダーからの直接購入が主です。

国内にブリーダーがいますので、問い合わせてみましょう。ブラックという個体にこだわるなら、ブラックが生まれたら連絡をもらう、という方法もあります。

オーストラリアンシェパードは、一見するとコリーのように見えます。脚が長く、耳が垂れ耳でマズルが短いので、他のシェパード種とは違ったルックスを持っています。

通常は尾が長いですが、ブリーダーが断尾することがあります。

被毛はロングコートで、レッドマール・レッド・ブラック・ブルーマールがあり、このうちブラックの個体はブラックシェパードとされます。真っ白な個体もいますが、目や耳に先天的な疾患を抱えていることがあります。また、黒と青のオッドアイの個体もいます。

オーストラリアンシェパードは、おとなしく、愛情深い性格だとされています。他の犬とも仲良くできるので、多頭飼いの家庭にも順応できる犬種です。

牧畜犬なので、賢く、自分で判断して行動できる独立心があります。また、警戒心が強いので、番犬としても優秀です。

作出の過程でティモンズ・バイターの血が入っていますが、ティモンズ・バイターには野生動物ディンゴの血が入っています。オーストラリアンシェパードもディンゴの血が入っていますので、急に攻撃のスイッチが入る個体もいます。

オーストラリアンシェパードの平均寿命は12～15年とされています。

個体の健康にこだわるなら、血統書で判別できるので、しっかり見ておきましょう。

ベルジアンシェパードドッググローネンダールは、4種類のベルジアン・シェパードの中の1種で、真っ黒の被毛を持つブラックシェパードです。

ブラックシェパード愛好家の中では「グローネンダール」と呼ばれます。

ベルジアンシェパードドッググローネンダールの値段は15～25万円と、シェパード種の代表格・ジャーマンシェパードとほとんど変わりません。

ペットショップで見かけることはありませんので、ブリーダーから直接購入となるでしょう。国内にもブリーダーがいますので、問い合わせてみましょう。

海外から輸入することも可能ですが、最低でも50万円以上かかると見積もっておきましょう。また、輸入元の国によっては、生後1年を超える個体でないと輸入できない場合があります。