黒色の毛色を持つブラックシェパードの種類4選｜注意すべき点も紹介

日本では、シェパードといえばジャーマンシェパードのブラック＆タンが定番です。

ブラックシェパードは近年が高まっていますが、実際の飼育頭数は低く、購入や飼育におけるハードルは高いです。

シェパード犬を扱っているペットショップは非常に少ないため、ブラックシェパードの購入においても、ブリーダーからの直接購入や、保護犬を引き取るのが主な入手方法となります。

ブラックシェパードが生まれたらブリーダーから連絡を貰う方法がありますが、シェパードは生まれた時には皆ブラックなので、時間がかかる可能性があります。

すでに成犬となっているシェパードの中からブラックシェパードを選ぶのが、確実でしょう。

ブラックシェパードは犬種名ではなく、シェパード種の中の黒い個体をブラックシェパードと呼んでいるだけなので、それぞれの犬種にあわせた飼い方やしつけをする必要があります。

シェパード犬種は賢く飼い主に従順な個体が多く、毛色がブラックでも中身は犬種の性質なので、ブラックシェパードにも賢く従順な個体が多いといえます。

ブラックシェパードに限らず、シェパードは飼育が難しいので、初心者向きではありません。

日本国内では、ジャーマン・シェパードを特定犬とする地域があります。ブラックシェパードであろうがブラックシェパードでなかろうが、ジャーマン・シェパードなら特定犬となります。

茨城県ではジャーマン・シェパードは特定犬として認定され、檻の中での飼育が義務付けられています。また、特定犬のシールを目立つ場所に貼り付けなくてはいけません。

体高60cm以上、かつ体長70cm以上の犬も特定犬とされます。ブラックシェパードの中にはこの規定に当たる個体もいますので、条例に従って飼育環境を整える必要があります。

ブラックシェパードはかっこよさで注目されている犬ですが、それだけでブラックシェパードを飼うのは良くありません。

ブラックシェパードは、ブラックシェパードという犬種ではなく、シェパード犬種の一部です。シェパード種は知的で身体能力が高い犬種が多く、人間がコントロールできない場合には危険な犬となってしまいます。

それでもブラックシェパードが欲しい場合は、十分な覚悟と準備をしてから迎えるようにしましょう。