黒色の毛色を持つブラックシェパードの種類4選｜注意すべき点も紹介

ベルジアンシェパードドッググローネンダールは、立ち耳と長い尾を持ったブラックシェパードです。がっしりとしていて、スクエア型の体型をしています。

被毛はロングコートでブラックのみなので、個体によってではなく、ベルジアンシェパードドッググローネンダールならすべてブラックシェパードと呼ばれます。

世界的にブラックシェパードのが高まり、飼育頭数が上がっています。日本でもブラックシェパードは注目されていますが、飼育頭数はさほど多くなく、2018年の登録頭数は8頭と、一般的とはいえません。

ベルジアンシェパードドッググローネンダールは、飼い主やその家族には従順で愛情深く接しますが、その他の動物や人間に対しては攻撃的になります。

神経質な性格のため、警戒心が強くなってしまい、飼い主やその家族を守ろうとする気持ちが大きくなるとされています。

その守備本能の高さから、ショーや愛玩だけでなく、番犬向きのブラックシェパードであるといえます。

ベルジアンシェパードドッググローネンダールの平均寿命は、13年とされています。他のシェパード種と変わりなく、中型犬全般の平均寿命からみても大差ありません。

ダッチシェパードドッグは、オランダ原産の牧羊犬です。

ベルギー・ドイツ・オランダに古くから存在する犬種で、他の犬種との交配がなく、血統を守られてきた犬種といえます。

世界的には希少種や絶滅危惧種というほどではありませんが、日本では飼育頭数が極端に少なく、販売実績の情報がないので値段は不明です。

日本国内でダッチシェパードドッグを扱っているブリーダーは稀なので、価格以前に入手可能かどうかを問い合わせておきましょう。また、価格は時価となる上、ブリーダーによって値段は大きく変わります。

ダッチシェパードドッグは筋肉質でひきしまった体つきで、立ち耳でとサーベル状のたれ尾を持っています。

被毛のカラーはゴールドやシルバーが基本となります。ブリンドル（虎模様）のみが認められているダッチシェパードドッグですが、色によっては黒く見えるので、ブラックシェパードといえるでしょう。

被毛の長さはショート・ロング・ラフの3種類があり、ショーでは別々の犬種として審査されます。ショートはロングの倍以上の飼育頭数があります。また、ラフは一時期絶滅が危惧されるほどに頭数が減り、現在でも希少です。

ダッチシェパードドッグは、穏やかで忍耐強い性格をしています。

飼い主に対して従順で、理解力が高く、身体能力も高いです。体も丈夫なので、番犬や狩猟犬としても活躍しています。また、警察犬や軍用犬、災害救助犬として採用している国もあります。

作業犬や牧畜犬のイメージが強いダッチシェパードドッグですが、扱いやすいので、家庭犬としてもがあります。

運動が好きなので、ドッグスポーツ向きの犬種といえるでしょう。

ダッチシェパードドッグは、その希少性から寿命は不明です。

大型犬に分類されているので、大型犬全般の平均寿命である12.5年とさほど変わりないと推測されます。日本では、ジャパンケネルクラブに登録されているほど希少犬種となっています。