かわいい超小型犬ティーカップポメラニアンとは？特徴や値段などを解説

手の平サイズで極小なティーカップポメラニアンをご存知ですか？とてもキュートで愛らしい見た目から近年注目されてきている犬種であり、ペットにしようとする人も急増してきています。

実際にペットにしている人の感想では「成犬になってもサイズが小さいから飼いやすい」「人懐っこいから初心者にお勧め」といった評価が寄せられています。ただし、正しい飼い方をしっかり把握しておかないと思わぬところで不便を与えてしまう可能性もあるでしょう。

本記事では、ペットに対してそういった齟齬が生まれないよう、ティーカップポメラニアンについて正しい知識や飼い方などを紹介していきます。

記事を読めば、ティーカップポメラニアンについて深く理解することができるでしょう。

ペットを飼うということはその子の大事な命を預かることになります。ティーカップポメラニアンへの知識を深め、ペットとの時間を大事に過ごしていきましょう。

ポメラニアンは元々ドイツで生まれた犬種であり、アイスランドのラップランドでソリを引いていた『サモエド』という犬種をルーツに持っています。ポメラニアンという名称は、ポーランド北西部にあるポメラニア地方から取ってつけられました。

当時のポメラニアンは、そのふさふさの毛と愛くるしいシルエットの魅力から、イギリスのヴィクトリア女王のペットとして飼われていたとも言われています。

なお、ティーカップポメラニアンは近年になって生まれた犬種ですが、本来いる犬種が小型化しただけだという理由から、正式な犬種として認められてはいない状態です。

ティーカップポメラニアンよりも小型であるポメラニアンを『マイクロティーカップポメラニアン』と呼びます。そのサイズは『超超小型犬』であり、子犬であれば手の平に収まってしまうほどです。

値段に関しては、小型であればあるほど人気が高まっていくため価格も上がっていきます。本来のポメラニアンが15万～30万円程度であるとすれば、小型であると18万～45万円程度になるそうです。

人気や需要が高まりつつあるティーカップポメラニアンですが、この犬種には独自の特徴があります。それらを理解しておくと、よりティーカップポメラニアンの魅力に気づけることでしょう。

ここではティーカップポメラニアンが持つ特徴について以下の3つを解説していきます。

ティーカップポメラニアンの体重は2kg未満であり、身長は20cmほどであるのが一般的です。

このサイズは成犬になってもあまり変化がなく、体重が軽くてコンパクトな部分が女性でも抱きやすく、ふわふわな毛並みも相まって抱き心地がよいと評判になっています。

ティーカップポメラニアンの性格は基本的に上品でおしとやかである一方、人に対しては陽気でとても人懐っこい部分もあります。

ペットを飼う上で懐かれなかったらどうしようという不安を抱くこともあるでしょう。しかし、ティーカップポメラニアンを飼う場合はそういった心配をする必要はありません。ティーカップポメラニアンは誰でも飼いやすい性格をした犬種と言えるでしょう。

ティーカップポメラニアンの寿命は平均で12～15歳程度です。

本来、小型犬というのは生まれつき体が頑丈ではないため、病気になりやすい、寿命が短いと言われていました。しかし、近年ではそういった説が否定されるようになり、実際に短命である小型犬もあまり見つかっていないのが実情です。