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【種類別】犬の予防接種の料金・値段|時期/義務/フィラリア

更新日:2023年12月02日

犬を飼うときには、予防接種が必須です。予防接種の中には、法律で義務付けられているものもあります。予防接種を打たないと、犬の健康だけでなく人間にも危険が及ぶ場合もあるので、予防接種は非常に重要です。犬を大切にしたいのなら、必ず予防接種をしましょう。

【種類別】犬の予防接種の料金・値段|時期/義務/フィラリア

予防接種の大切さ

可愛がっている愛犬が病気にかかってしまうことは、とても悲しいことです。それを予防接種で防げるのであれば、打っておけば後悔することもありません。病気に感染している犬に噛まれた人が病気になることもあります。愛犬だけでなく、飼い主さんや周りの人のことを考えるのであれば、予防接種は必ず行いましょう。

種類別犬の予防接種の料金・値段

犬の予防接種のワクチンには、種類があります。種類によって、予防できる病気が違います。

混合ワクチン

複数のワクチンを混合して作られた混合ワクチンというものがあります。こちらは、病気予防のために任意で飼い主さんがよく考えて、愛犬のために接種した方が良いものを決めて接種します。致死率の高い病気もあるので、予防接種することをします。

2種混合ワクチン

ジステンパーウイルス感染症、パルボウイルス感染症が予防できます。ジステンパーウイルス感染症は、咳などの呼吸器症状、下痢などの消化器症状、神経症状を起こす致死率が高い病気です。パルボウイルス感染症は、子犬に多く、激しい下痢や嘔吐、突然死を引き起こす致死率が高い病気です。2種混合ワクチンの料金は、3,500円~6,000円ほどです。

3種混合ワクチン

ジステンパーウイルス感染症、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス感染症が予防できます。犬伝染松肝炎は、 急性の肝炎を起こし、黄疸や嘔吐などがみられる病気です。犬アデノウイルス感染症は、咳やくしゃみ、扁桃腺炎などの呼吸器症状を起こします。複合感染などにより、肺炎を悪化させると死亡することもあります。3種混合ワクチンの料金は、5,000円前後ほどです。

4種混合ワクチン

3種+犬パラインフルエンザ感染症が予防できます。犬パラインフルエンザ感染症は、犬かぜと呼ばれるもので、咳や鼻水、発熱、食欲低下などの風邪症状が出ます。このウイルスだけでは症状が軽いですが、複合感染することによって重症化することもあります。4種混合ワクチンの料金は、5,000円前後ほどです。

5種混合ワクチン

4種+パルボウイルス感染症が予防できます。4種混合ワクチンの料金は、5,000円~7,000円ほどです。

6種混合ワクチン

5種+コロナウイルス感染症を予防できます。コロナウイルス感染症は、腹風邪のウイルスで、下痢や嘔吐などの症状が見られます。このウイルスだけでは重症化しないものの、パルボウイルスなどと一緒になると重症化することがあります。6種混合ワクチンの料金は、6,000~8,000円ほどです。

7種混合ワクチン

5種+レプトスピラ感染症2種の予防ができます。レプトスピラ感染症は、2~3種類のタイプがあり、腎炎や黄疸などを起こします。人にも感染する病気で、暖かい地域でよく見られます。7種混合ワクチンの料金は、8,000円前後ほどです。
次のページ:受ける義務・必要のある犬の予防接種の種類

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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