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ザリガニってどんな生き物?ザリガニの生態や特徴・体の不思議を紹介

更新日:2024年08月08日

子供のころ田んぼや小川で見かけた「ザリガニ」。捕まえたこと、育てたこともある身近な生き物です。そんな「ザリガニ」の特徴や種類、生態のふしぎなど知らなかったこともたくさんあります。ザリガニの特徴を知った上で、よく観察してみましょう。

ザリガニってどんな生き物?ザリガニの生態や特徴・体の不思議を紹介

ザリガニの特徴

ザリガニってどんな生き物?ザリガニの生態や特徴・体の不思議を紹介
みなさんがよくご存知の「ザリガニ」。どんな特徴があるのでしょうか?ハサミがあるのでカニの仲間?見た目がエビみたいなのでエビの仲間?

大きなハサミがあるので、カニの仲間と思われがちですが、実は ザリガニは川や沼に棲む淡水性のエビの仲間です。

生態により体色も違い、雑食で、藻類、水草、魚類、両生類、水生昆虫など、何でも食べます。

ザリガニの特徴1:見た目

ザリガニの見た目ですが、ぱっと見はエビとカニを混ぜたような見た目です。体長は平均5~15cmくらいで、大きなハサミが特徴的で挟む力もあります。

生態にもよりますが、大きなものだと20cm以上になるものも存在します。身体の色も赤かったり、茶褐色など生態によってさまざまです。

一般的にオスはメスよりハサミが大きいのが特徴です。

ザリガニの特徴2:寿命

ザリガニの寿命は、野生の中では平均5年~8年 と言われており、飼育した場合の平均は3年~5年と言われています。

外敵もいない飼育下のほうが寿命が短いのはなぜ?と疑問に思われる人も多いのでは?

その理由は、越冬と水質にある様です。ザリガニは自然界にいる時、冬は冬眠しますが、飼育のでは水温が高いままで活動した状態にすることが多く、寿命も縮まってしまいます。

ザリガニの特徴3:捕食

ザリガニは雑食で水草や水生昆虫、貝、魚卵、小型の魚など何でも捕食し、選り好みしない生態です。

特に外来種のアメリカザリガニは、絶滅危惧種を含む水生昆虫や魚類を捕食するので、貴重な生物絶滅してしまう原因にもなっています。

ザリガニの種類

ザリガニにはどのような種類が存在するのでしょうか?

ここでは「アメリカザリガニ」「ニホンザリガニ」「ウチダザリガニ」「ヨーロッパザリガニ」「チョウセンザリガニ」というザリガニの種類を紹介します。

ザリガニの種類

  1. アメリカザリガニ
  2. ニホンザリガニ
  3. ウチダザリガニ
  4. ヨーロッパザリガニ
  5. チョウゼンザリガニ

1:アメリカザリガニ

アメリカザリガニは、名前のとおり、アメリカが原産地ですが、1927年に日本に持ち込まれて以降、北海道から沖縄にかけて分布を広げました。

ザリガニと言えば、まず「アメリカザリガニ」を思いだすのではないでしょうか?

日本では、通称「マッカチン」とも言われ、なじみ深く、子供の頃、飼ったことがある方も多いのではないでしょうか?

体長は8cmから12cmで、大きい生態だと20cmあるものもいます。体の色が特徴的で、エビの様な赤色か褐色の生態です。

2:ニホンザリガニ

次のページ:ザリガニのオスとメスの違い

初回公開日:2019年08月17日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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