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水槽のコケ掃除はエビにお任せ!キレイな環境を保つおすすめ生物を紹介

更新日:2024年07月31日

アクアリウムをしている人の多くにとって、水槽のコケ発生は悩みの種になっているのではないでしょうか。この記事では、水槽のお掃除の手間を軽減するのに役立ってくれる、コケ取り生体について紹介をしています。コケ対策を検討している人は是非参考にしてみて下さい。

水槽のコケ掃除はエビにお任せ!キレイな環境を保つおすすめ生物を紹介
鑑賞目的で始めたアクアリウムのはずが、コケの発生で見た目が悪くなることに悩まされたことはありませんか。コケは見た目を損なわせるだけでなく、臭いを発したり、水草の成長を妨げたりもします。

コケの発生を抑えるために、こまめに水槽を掃除する方法もありますが、かなり手間がかかるので、できればもう少し簡単なコケ対策を取りたいところです。

この記事では、コケをお掃除してくれたりコケ発生予防をしてくれる、コケ取り生体について紹介しています。コケ取り生体とは、水槽内のコケを餌として食べてくれる生き物のことです。

記事を読むことで、コケ取り生体につてのさまざまな知識を得ることができます。

なるべく手間をかけずに水槽をキレイに保ちたい人は、是非この記事を参考にして、コケ取り生体を上手に活用してみてはいかがでしょうか。

水槽内のコケ掃除にはエビがおすすめ

水槽のコケを食べてくれる生き物には、エビ、熱帯魚、貝類など、さまざまな種類が存在しますが、その中でもエビはコケ取り生体の中の代表とも言える存在となります。

エビはコケ取り能力が非常に高く、比較的安価で購入できる種類もあるので、水槽のお掃除役としてショップでおすすめされることも多いようです。また餌の食べ残しもお掃除してくれる種類のエビを選べば、水質維持にも役立ちます。

種類によっては、コケの量が少ないと水草の新芽を食べてしまったり、大きな魚との混泳には不向きという点などはありますが、飼育方法に気を付ければ、水槽のお掃除役としておすすめの生き物と言えるでしょう。

水槽が汚れてしまう理由は?

コケの発生は、水槽内のバクテリアの存在に大きく関係しています。

バクテリアの重要な役割は水槽の生き物のフンや餌の食べ残しを分解して、水質を維持することです。バクテリアが十分に存在していないと、フンや餌の食べ残しで水質が汚れ、コケが発生しやすくなります。

また、光のあてすぎもコケの発生要因です。日差しの入らない場所に水槽を置いたり、照明の消し忘れに注意することで、コケの発生率を下げることができるでしょう。

照明の付け忘れ、消し忘れ対策としては、タイマーを使ってオンとオフを管理することをおすすめします。

掃除におすすめなエビの種類

水槽のコケ掃除はエビにお任せ!キレイな環境を保つおすすめ生物を紹介

ここではコケなどのお掃除に適しているエビの種類について紹介します。

エビの種類によって、食べるコケの種類が異なったり、飼育の際での注意点も異なるので、ここでの記事を参考にして、どのエビを水槽に入れるのかを検討してみましょう。

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビは大きさが3cmほどの、小型のエビです。アオミドロ、ヒゲ状藻といったコケをよく食べ、熱帯魚の餌の食べ残しの掃除もしてくれます。

体が小さいのでコケを食べる量はさほど多くありませんが、その分数を増やす、または他のエビと混泳させるなどの方法で対応してみましょう。また小型のエビのため、大きい魚との混泳では食べられてしまう場合があるので、大型魚との混泳は避けた方が良さそうです。

ミナミヌマエビは水槽内で繁殖が可能なので、上手に飼育すれば買い足す必要もなく、広い水温に対応できるので外にある水槽でも飼育可能となります。

ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビは大きさが4cmほどの、ミナミヌマエビより少し大きめのエビです。ミナミヌマエビと同様に、アオミドロ、ヒゲ状藻といったコケをよく食べ、熱帯魚の餌の食べ残しの掃除もしてくれます。

非常にコケ取り能力の高いエビですが、コケの量が少ないと水草の新芽を食べてしまったり、水草を抜いてしまうので、人口飼料などを利用して水草への被害を予防する必要があります。

ヤマトヌマエビは水槽で繁殖ができません。寿命は2~3年ほどといわれているので、数を維持するには買い足す必要があります。

チェリーシュリンプ

チェリーシュリンプは大きさが4cmほどのエビで、本来の体の色は黒や茶色っぽい色味ですが、突然変異により現れたレッド、ブルーやイエローの色味の品種が人気です。

コケ以外にも、熱帯魚の餌の食べ残しの掃除もしてくれますが、食べる量はあまり多くありません。体の色が鮮やかで目につきやすいので、肉食魚との混泳は避けましょう。

チェリーシュリンプはミナミヌマエビと非常に近い品種なので、水槽で繁殖が可能ですが、ミナミヌマエビと混泳させると交雑してしまう可能性があります。

また色が違うチェリーシュリンプ同士で繁殖させると鮮やかな色味が失われ、本来の黒や茶色っぽい色味になってしまう可能性があるようです。鮮やかな色を保つために、同じ色のチェリーシュリンプ同士で繁殖させるようにしましょう。

トゲナシヌマエビ

トゲナシヌマエビは大きさが3.5cmほどのエビで、ミナミヌマエビと外観が似ていますが、顔が尖っていない点が特徴です。茶ゴケ、アオミドロ、糸状苔を食べて、水槽を掃除をしてくれます。

混泳は可能ですが、気性の荒い魚との混泳では食べられてしまう可能性が高いので、避けておいた方が良いでしょう。

トゲナシヌマエビは水槽で繁殖ができません。メンテナンスフィッシュとして、目立たないエビが欲しいけど、繁殖はさせたくないという時におすすめのエビです。
次のページ:エビ飼育時の注意点

初回公開日:2022年10月12日

記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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