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水槽のコケ掃除はエビにお任せ!キレイな環境を保つおすすめ生物を紹介

更新日:2024年02月13日

アクアリウムをしている人の多くにとって、水槽のコケ発生は悩みの種になっているのではないでしょうか。この記事では、水槽のお掃除の手間を軽減するのに役立ってくれる、コケ取り生体について紹介をしています。コケ対策を検討している人は是非参考にしてみて下さい。

水槽のコケ掃除はエビにお任せ!キレイな環境を保つおすすめ生物を紹介

ピノキオシュリンプ

ピノキオシュリンプは大きさが3.5cmほどのエビで、頭に長い鼻のような角がある点が外観の特徴で、名前の由来にもなっています。ピノキオシュリンプの体の模様や色味は採取地域により異なり、体もS字状の特徴的な形をしているので、見た目も楽しめるエビです。

トゲナシヌマエビと同様に、茶ゴケ、アオミドロ、糸状苔を食べて、水槽を掃除をしてくれます。

水槽内での繁殖はできず、安定した供給もないため、取り扱っているショップを見つけるのが少し難しく、値段も少し高めとなるエビです。

エビ飼育時の注意点


エビは体も丈夫なので、飼育はさほど難しくはありませんが、水質と水温の変化にはかなりデリケートな面があるので、その点において注意が必要です。

ここではエビを飼育する際の注意点について紹介します。

必ず水あわせを行う

エビは水質の変化にとても敏感です。いままで飼育されていた水槽から新しい水槽へと移す際、いきなり水質の異なる水にいれてしまうと、水温差やpHの違いによりエビにストレスがかかります。そのショックを軽減させるために行うのが水あわせです。

まずは新しい水槽の水温に慣れさせるために、ビニールにエビといままで飼育されていた水槽の水を入れて、水槽に浮かべます。水槽に浮かせる際に、新しい水槽の水が入り込まないように気を付けましょう。

次に新しい水槽の水をビニールに少しずつ足し、徐々に水質に慣れさせます。ここでも十分に時間をかけて、水質に慣れさせるようにしましょう。

新しい水槽の水がアルカリ性や酸性に極端に偏っていると、エビが死んでしまう可能性があります。可能であれば、事前にチェックしておきましょう。

エビの隠れ家を作る

エビの隠れ家として、水槽には水草を入れておきましょう。水草は水槽レイアウト上でもあった方が見た目も良くなり、エビに酸素を供給したり、水質安定にも役立ちます。

水草を選ぶ際には、無農薬で隠れやすい水草を選ぶようにしましょう。初心者でも育てやすいウィローモスはエビとの相性も抜群なので、おすすめの水草です。

水温・水質の変化を避ける

エビの飼育に適した水温は20~25度前後です。エビは急激な温度変化に弱いので、冷暖房器具の使用などで水温に急激な変化がおきないよう、冷暖房器具使用の際には水温をこまめにチェックしましょう。

水質については、pH6 ~7.5前後が最適です。水質変化が急激におこらないよう、水槽の3分の1程度で水替えをすることをおすすめします。

エビ以外のお掃除生体:貝類

エビ以外にも水槽のお掃除役となる生き物として、貝類があります。

貝類は水槽面のコケを良く食べてくれるので、エビと混泳させて、壁面のお掃除役として水槽に入れておくのも良いでしょう。

ここでは水槽のお掃除役となる、おすすめの貝類を紹介します。

フネアマ貝

フネアマ貝はアワビのような形をしていて、大きさは4cmほどになります。移動速度が速く、水槽面のコケ取り能力が非常に高い貝です。

ただし水槽面に張り付く力が強く、無理にはがそうとすると最悪の場合死んでしまいます。水槽の前面に張り付いてしまった場合、移動してくれるのを待つしかないので、鑑賞目的の水槽には向いていないかもしれません。

水質の変化に弱いので、新しい水槽に移す際にはエビと同様に水あわせが必要です。また、複数で飼育すると水槽面に卵を産みつけ、景観が損なわれる場合あります。水槽で孵化はしないので、見つけたら取り除くようにしましょう。

シマカノコ貝

シマカノコ貝は貝殻の縦模様が特徴で、ファアマ貝と同じく、コケ取り能力の高い貝となります。この貝も水槽面のコケを食べてくれます。

貝殻の模様が美しいので、鑑賞用のアクアリウムのお掃除役として最適な貝です。ファアマ貝と同じく、複数で飼育すると、水槽面に卵を産み付ける場合があるので、見つけたら取り除きましょう。

他の貝と比べると少し値段が高めの貝となります。

ラムズホーン

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初回公開日:2022年10月12日

記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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