ブラックバスを食べる国・地域・食べることはできるのか|琵琶湖
更新日:2024年08月06日
ブラックバスはどんな魚?
ブラックバスは北米原産の淡水魚で、スズキ目スズキ亜目サンフィッシュ科オオクチバス属の白身魚です。日本には1925年に食用魚として入って来ました。最初は芦ノ湖のみに生息していましたが、現在ではすべての都道府県に生息しています。
ブラックバスは特定外来生物として、生きた状態での持ち出しが禁止されています。また、ブラックバスが生息している地域の自治体によって再放流禁止などのルールが異なる場合があるため注意しましょう。
ブラックバスは特定外来生物として、生きた状態での持ち出しが禁止されています。また、ブラックバスが生息している地域の自治体によって再放流禁止などのルールが異なる場合があるため注意しましょう。
ブラックバスを食べる地域・国
ブラックバスは臭みがある魚として知られていますが、住んでいる地域や調理法次第ではおいしく食べることができます。日本でもブラックバスを食べています。ブラックバスを食べる地域や国についてご紹介しましょう。
滋賀
琵琶湖には豊かな魚や貝が生息しています。滋賀にある琵琶湖周辺には、琵琶湖でとれた食材を食べさせてくれる店が豊富です。その中には、ブラックバスを調理して食べる店もあります。
琵琶湖に放流されたブラックバスやブルーギルなどの外来魚が、モロコヤフナといった在来魚が減少するきっかけを作ったため、ブラックバスの再放流が禁止されています。
琵琶湖に放流されたブラックバスやブルーギルなどの外来魚が、モロコヤフナといった在来魚が減少するきっかけを作ったため、ブラックバスの再放流が禁止されています。
北米
ブラックバスは北米原産ですが、日本と同じように本来は湖にいなかったブラックバスが放流され数を増やしています。北米では貯水池やダムのような人工の湖に放流されているため、生態系に打撃を与える問題には発展していないと考えられています。
琵琶湖のブラックバスは食べることはできるのか
ブラックバスは最初に芦ノ湖に放流されましたが、現在では全国各地の湖に生息しています。琵琶湖にもブラックバスがおりスポーツフィッシングの対象として釣り上げられていますが、食べたければ食べることもできます。
ハンバーガーなどに加工して売られている
琵琶湖周辺には琵琶湖でとれたブラックバスを使ったハンバーガーや天丼などを食べられる飲食店があります。また、ブラックバスの肉をミンチにしてコロッケの具に使用して販売している店もあるそうです。
ブラックバスには寄生虫がいるので食べる時は注意
ブラックバスには顎口虫と呼ばれる寄生虫がいます。顎口虫は剛棘顎口虫やドロレス顎口虫などの種類があります。顎口虫が体内に入ると顎口虫症という病気にかかり、皮膚に症状が出ることがあります。幼虫が入り込む場所によっては失明や脳障害などの重篤な症状を招く恐れがあるため、ブラックバスを生食しないようにしましょう。
しっかり熱を通せば寄生虫の心配はありません。淡水魚に限らず、海の魚にも寄生虫はいます。寄生虫はブラックバス以外の魚にもいるため、調理法にこだわることが大事です。
しっかり熱を通せば寄生虫の心配はありません。淡水魚に限らず、海の魚にも寄生虫はいます。寄生虫はブラックバス以外の魚にもいるため、調理法にこだわることが大事です。
ブラックバスを食べる時の臭いの落とし方
初回公開日:2018年01月06日
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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