ブラックバスを食べる国・地域・食べることはできるのか|琵琶湖
更新日:2024年08月06日
ブラックバスを食べた人の体験談をチェックすると、それほど強いにおいを感じなかったという人もいれば、くさくて食べることが無理だったという人もいます。
ブラックバスは生息している川や湖の水のきれいさや食べるものによって味に個体差があることが特徴です。ブラックバスを食べることができる料理店の中には、いいブラックバスが手に入らなければ提供を断念しているという店もあります。
ブラックバスはとれた場所だけでなく、下処理の仕方も大事です。ブラックバスをおいしく食べるための下処理の方法をご紹介します。
ブラックバスは生息している川や湖の水のきれいさや食べるものによって味に個体差があることが特徴です。ブラックバスを食べることができる料理店の中には、いいブラックバスが手に入らなければ提供を断念しているという店もあります。
ブラックバスはとれた場所だけでなく、下処理の仕方も大事です。ブラックバスをおいしく食べるための下処理の方法をご紹介します。
内蔵の下処理を的確に行なう
ブラックバスは他の淡水魚を下処理するときと同じように、頭を落として内臓を出します。その後、背開きや腹開きにしましょう。三枚におろしても構いません。ブラックバスは腹部にある脂身もにおいが強いため、丁寧に取り除きます。包丁で腹骨と一緒に切り取ったり、スプーンやうろことりでこそげ落とすといいでしょう。
内蔵や血はにおいが強い部分なのでとり残しがないように気を配ることが大切です。内蔵や腹部の脂肪を取り除いた後は丁寧に水洗いしましょう。
内蔵や血はにおいが強い部分なのでとり残しがないように気を配ることが大切です。内蔵や腹部の脂肪を取り除いた後は丁寧に水洗いしましょう。
塩をふってしばらく置く
ブラックバスが生臭い場合、食べる前に皮や身に塩をふって放置ししみ出した水分をキッチンペーパーなどでぬぐい取るとくさみが減少する上、身が引き締まってうまみが凝縮されます。ブラックバスの身の表面にやや多めの塩をふってからキッチンペーパーに包み、冷蔵庫の中でしばらく休めましょう。
皮をはぐ
淡水魚の皮には独特のにおいがあります。鮎やマスなどの川魚が好きな人にとっては平気なにおいですが、川魚が苦手な人にとっては辛いにおいです。ブラックバスの皮にもにおいがあるため、においを軽減したい場合にははぎとりましょう。
ブラックバスの皮のはぎ方は簡単です。尻尾の付け根の方に皮一枚だけを残して切り込みを入れ、頭の方向へ向かってはぎましょう。包丁の角度を変えないように注意して前後に細かく動かしながら、皮の一方を軽く引っ張ってはぐときれいに取り除けます。
普通の包丁でもできますが、刺身包丁(柳葉包丁)があると上手に皮をはげます。
ブラックバスの皮のはぎ方は簡単です。尻尾の付け根の方に皮一枚だけを残して切り込みを入れ、頭の方向へ向かってはぎましょう。包丁の角度を変えないように注意して前後に細かく動かしながら、皮の一方を軽く引っ張ってはぐときれいに取り除けます。
普通の包丁でもできますが、刺身包丁(柳葉包丁)があると上手に皮をはげます。
ハーブを使用する
ハーブは香草とも呼ばれ、薬草として使われたり食用に使われたりします。肉や魚類のくさみを消す役割を持つハーブには、ローズマリー、ローリエ、バジル、クローブ、オレガノ、コリアンダーなどがあり、単体で使用するだけでなくハーブ同士の多種多様な組み合わせを楽しめることが特徴です。
白身魚はくせやにおいが少ないですが、風味づけにタラゴンやバジルなどを使うことがあります。淡水魚のくさみ消しとしてなハーブはローリエやコリアンダーです。ローリエは月桂樹の葉のことで、乾燥させた状態で市販されています。コリアンダーはせり科の植物で、パクチーという名でも知られます。
ブラックバスを煮込み料理として食べるときは、生姜や山椒の風味を効かせるとおいしく食べることができます。調理法によってハーブの使い方を変えることがポイントです。
白身魚はくせやにおいが少ないですが、風味づけにタラゴンやバジルなどを使うことがあります。淡水魚のくさみ消しとしてなハーブはローリエやコリアンダーです。ローリエは月桂樹の葉のことで、乾燥させた状態で市販されています。コリアンダーはせり科の植物で、パクチーという名でも知られます。
ブラックバスを煮込み料理として食べるときは、生姜や山椒の風味を効かせるとおいしく食べることができます。調理法によってハーブの使い方を変えることがポイントです。
切り身を牛乳やヨーグルトにつける
下処理をしたブラックバスの切り身を、牛乳やヨーグルトに浸けてくさみをとる方法もあります。牛乳やヨーグルトに含まれるたんぱく質にはにおいの物質を吸着する効果があるため、ブラックバスのにおいを緩和させられると考えられます。
魚以外にも、レバーのくさみとりに牛乳が使われることがあります。牛乳は傷みやすいので、冷蔵庫の中で浸しておくといいでしょう。
魚以外にも、レバーのくさみとりに牛乳が使われることがあります。牛乳は傷みやすいので、冷蔵庫の中で浸しておくといいでしょう。
ブラックバスの調理法
ブラックバスの身は淡白な白身魚の味わいです。上品でくせが少ない味わいは、さまざまな調理法に適しています。ブラックバスと似ている味の魚は、たらやスズキなどです。しかし、淡水魚に特有のにおいがある場合もあります。においを消しておいしく食べるには、調理方法にこだわることがです。
ブラックバスをおいしく食べられる調理法をいくつかご紹介します。
ブラックバスをおいしく食べられる調理法をいくつかご紹介します。
ブラックバスの塩焼き
ブラックバスは塩焼きにしてもおいしく食べることができる魚です。新鮮でくさみが少ないブラックバスが手に入ったら、塩焼きにしましょう。
白身魚は身の水分が少ないため焼く直前に塩をふることがおいしく食べるコツですが、くさみが強い魚は焼く前に両面にしっかり塩をふって水分が出てくるまで放置することがポイントです。身に含まれる水分と一緒にくさみが抜けるのでおいしく食べることができます。また、皮に切れ込みを入れると火の通りがよくなるだけでなく皮の口当たりもよくなります。
白身魚は身の水分が少ないため焼く直前に塩をふることがおいしく食べるコツですが、くさみが強い魚は焼く前に両面にしっかり塩をふって水分が出てくるまで放置することがポイントです。身に含まれる水分と一緒にくさみが抜けるのでおいしく食べることができます。また、皮に切れ込みを入れると火の通りがよくなるだけでなく皮の口当たりもよくなります。
ブラックバスのムニエル
ムニエルはたらやスズキなどの白身魚やサーモンなどの魚で作られることが多い料理です。ブラックバスも白身魚なので、ムニエルにするとおいしく食べることができます。ムニエルは塩コショウした魚の切り身にハーブと小麦粉をまぶし、バターでこんがりと両面を焼いて食べる調理法です。ミックスハーブが入ったハーブソルトを使うと便利です。
レモンや香草を添えると見栄えよく仕上がります。ちなみに、ムニエルやバターソテーはブラックバスの原産地の北米でも食べられている食べ方です。
レモンや香草を添えると見栄えよく仕上がります。ちなみに、ムニエルやバターソテーはブラックバスの原産地の北米でも食べられている食べ方です。
ブラックバスのアヒージョ
アヒージョは、にんにく、ハーブ、鷹の爪、たっぷりのオリーブオイルを使用して魚介類やきのこなどをじわじわと煮るように炒めて食べるスペインの料理です。ブラックバスの淡白な白身はアヒージョの風味とよく合います。気になるくさみもにんにくのにおいが消してくれるためおいしく食べることができます。
作り方は簡単です。まず、150~200cc程度のオリーブオイルを鍋に入れ弱火で熱します。ぶつ切りにしたにんにく1個分を鍋に入れ、にんにくの香りがしてきたら鷹の爪を入れます。あれば、ローリエやローズマリーなどのハーブも入れましょう。一口大に切ったブラックバスを入れ、火が通ったら完成です。
作り方は簡単です。まず、150~200cc程度のオリーブオイルを鍋に入れ弱火で熱します。ぶつ切りにしたにんにく1個分を鍋に入れ、にんにくの香りがしてきたら鷹の爪を入れます。あれば、ローリエやローズマリーなどのハーブも入れましょう。一口大に切ったブラックバスを入れ、火が通ったら完成です。
初回公開日:2018年01月06日
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。