ブラックバスを食べる国・地域・食べることはできるのか｜琵琶湖

ブラックバスの白身はフリッターにして食べる方法もです。フリッターは、洋風の天ぷらのことでフリトーとも呼ばれます。作り方はとても簡単です。てんぷらの要領で卵、小麦粉、ベーキングパウダー、炭酸水で作った衣に一口大にカットしたブラックバスの切り身をつけて、油でからっとあげます。

炭酸水をビールに変えて作るとほろ苦い風味を楽しめます。

ブラックバスは特定外来生物に定められています。そのため、捕獲して生きた状態で運搬すると法律によって罰せられます。調理して食べる目的でも生きたまま運搬はできないので、釣りあげたらその場でしめて持って帰りましょう。

ブラックバスはもともと食用魚として輸入されました。ブラックバスを食べることが少ない理由には、スポーツフィッシングが盛んになるとともにブラックバスの需要が高まり、食べる目的よりも釣り魚として知られるようになった背景が影響しています。食べること自体は違法ではありません。

河口湖のブラックバスはスポーツフィッシング用に放流されているバスなので、河口湖で生まれたブラックバスとはかぎりません。河口湖周辺にある旅館や食堂で食用に適したブラックバスを使ったバス定食が提供されていることもあります。

ブラックバスは食用にできますが、くさみが気になる人もいます。食べる場合は持ち帰る前にしめ、表面に塩をふってうろこのぬめりをよく落としておくと、くさみを軽減させることが可能です。

ブラックバスに限らず、淡水魚には独特なにおいや風味があります。においを消す方法はたくさんありますが、できるだけ水のきれいな場所で釣り上げたブラックバスを食べるようにしたり食用に適した質のいいブラックバスを調理して提供しているお店で食べることがです。

ブラックバスは特定外来生物に指定されているので、生きたまま持ち帰ると罰せられます。必ずその場でしめてから持ち帰るようにしましょう。