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ポリプテルスセネガルスの飼育方法について|種類や繁殖など紹介

更新日:2024年08月09日

ポリプテルスセネガルスは、どのように飼育したら良いのでしょうか。本記事ではポリプテルスセネガルスを飼育するときに必要な機材、メンテナンス方法や飼育時の注意点、繁殖などについてを紹介しています。ポリプテルスセネガルスの飼育をお考えの方は、ぜひ役立ててください。

ポリプテルスセネガルスの飼育方法について|種類や繁殖など紹介

ポリプテルスセネガルス・アルビノ

アルビノとは、色素欠乏のため白色化した個体のことです。色素がないため、体は白く、目の色も赤いのが特徴です。

アルビノは突然変異で生まれたものですが、アルビノ同士で交配するとアルビノが生まれるため、ノーマル種と同じくらい流通量が多くなっています。

入手しやすく体も丈夫なので、初心者の方も飼育しやすい種類と言えるでしょう。

ポリプテルスセネガルス・セミプラチナ

セミプラチナは、突然変異によって生まれた種類です。体色のほとんどがノーマル種と同じで、一部分にプラチナの光沢があるものを指します。

価格はノーマル種と比べてだいぶ高くなっています。

ロングフィンセネガルス

ロングフィンは、文字通り鰭が長くなった種類です。体色はノーマル種と同じですが、鰭が長い分、こちらの方が優雅な印象が強いでしょう。

ノーマル種やアルビノと比べると、値段が少々高い傾向にあります。

ポリプテルスセネガルス・プラチナ

プラチナとは、白変種の個体のことです。アルビノと同じように体が白く、プラチナのような光沢があるのが特徴です。

アルビノとは異なり、プラチナはメラニン色素を持っているため、目の色が黒くなります。

プラチナは養殖が非常に難しい種類です。プラチナ同士を交配しても、プラチナの子供が生まれる確率は非常に低いため、増やすのが難しい希少種になります。

そのため、この種類はポリプテルスセネガルスの中でも圧倒的に高価です。

ポリプテルスセネガルス・ゴールデン

ゴールデンの体色は、薄い肌色~黄色がかった色で、少し光沢があります。こちらもアルビノと似ていますが、目の色が黒いことで区別がつくでしょう。

ゴールデンも突然変異で生まれた種類ですが、プラチナとは違って、ゴールデン同士を交配することでゴールデンの子供が生まれます。

そのため、比較的安価で購入することが可能です。

ポリプテルスセネガルスの飼育に必要なもの


ここからは、ポリプテルスセネガルスの飼育に必要な道具などを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
  • フィルター
  • 水槽
  • ヒーター
  • エアレーション
  • 底砂
  • 水槽の蓋
  • ライト

フィルター

ポリプテルスセネガルスは肉食魚なので、食べかすや糞がたくさん出ます。

ゴミや糞を放置しておくと、水質悪化につながり、病気や最悪の結果につながる可能性もあるので、濾過装置が必要不可欠になってきます。

濾過装置にはいくつか種類がありますが、おすすめなのは、管理が簡単で濾過能力も高い上部フィルターです。

上部フィルターは、大きなウールマットを使用してゴミや糞を漉し取る構造なので、物理濾過能力が非常に高く、肉食魚のポリプテルスセネガルスに適しています。

上部フィルターは、はじめにポンプによって給水された水が、シャワートレイを通過してウールマットの上に落ちるという構造になっています。

この段階でゴミや糞を取り除くのと同時に、空気をたくさん取り込みます。その後、排水口から水が排水される時にも空気が取り込まれるので、エアレーションの効果もある一石二鳥の濾過装置と言えるでしょう。

また、機材の構造が非常に簡単なので、管理しやすいのも特徴です。ゴミを取るためのウールマットがすぐに取り外せるため、汚れたらすぐに洗って簡単に交換できます。

水槽

ポリプテルスセネガルスは、飼育下では30cmくらいまで成長するので、60cm水槽以上の大きさのものを用意することをおすすめします。

飼育環境が良ければ、60cm水槽で3匹までの飼育が可能でしょう。

肉食魚は食べかすや糞で水を汚すので、小さい水槽では水量が少なく水質がすぐに変わってしまいます。飼育に悪影響を与えるため、大きさに余裕のある水槽で飼うようにしましょう。
次のページ:ポリプテルスセネガルスの飼育方法について

初回公開日:2022年06月27日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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