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ドジョウはどれくらいまで成長する?種類や大きさ・飼い方も解説

更新日:2024年02月27日

ドジョウの生態についてご存じですか?水辺でよく見かける生き物ですが、種類がたくさんいることはあまり知られていません。本記事では、ドジョウの種類や生態、飼育方法についてご紹介しています。必要な機材名も具体的に掲載していますので、ぜひご一読ください。

ドジョウはどれくらいまで成長する?種類や大きさ・飼い方も解説
特徴
分布東南アジア
生息域流れの緩やかな川
大きさ9cm程度
寿命3年以上

クラウンローチ

クラウンローチもコイ目ドジョウ科の仲間ですが、見た目が細長いドジョウと違い、コイの形状をしています。

クラウンはピエロと言う意味で、縞模様がピエロの衣装に見えることからそう呼ばれています。

クラウンローチは魚には珍しく、底砂に横たわって寝ます。その姿は死んでいるようにも見えますが、そうではありません。非常に面白く、愛着が湧きやすい魚です。
特徴
分布東南アジア
生息域大きな川
大きさ15cm程度
寿命10年程度

ドジョウの飼い方



こんなにもたくさんのドジョウがいることに驚いた人もいるのではないでしょうか。ドジョウの種類を詳しく知ったところで、ここからは飼育の仕方を紹介します。

飼育するドジョウの種類によって、水温や水質などは違いますが、準備するべき基本的な機材はほとんど同じですので、ぜひ参考にしてください。

飛び出し防止にふたなどで対策を

ドジョウは活発に動き、よく泳ぎ回ります。その泳ぎもかなり激しく、飛び出してしまうことがあるので、水槽には必ずふたをしましょう。

ふたの種類にもよりますが、隙間が少しでもあいていると、そこから出てしまうこともあります。ちょっとした隙間でも、ドジョウの体より大きいところは、スポンジを使って埋めるなどして気をつけてください。

100均などに売っている、少し硬めのプラスチックファイルを利用するのもおすすめです。ハサミで適当な大きさに切り、隙間を埋めることができます。

水換えの方法

ドジョウは掃除屋と呼ばれる程なんでも食べてくれる魚です。水槽の底に落ちた餌の食べ残しなども食べるので、水換えがいらないと思われてしまいがちですが、水質の悪化は体調を崩す原因になります。

またなんでも良く食べる分、フンもたくさんしますので、しっかり水換えを行なってください。

1回に水換えできる量ですが、水槽の3分の1程度までにしましょう。それ以上行うと、環境が変わったと感じ、ストレスでドジョウが暴れ出します。水槽から飛び出してしまう原因になるので注意しましょう。

水は、水道で汲んでから2日程度置いた、塩素が抜けたものを使用します。または熱帯魚ショップなどで販売されている塩素中和剤を使用してカルキ抜きした水道水を使いましょう。

水換えの頻度は1〜2週間に1度のペースと言われていますが、ドジョウによっては水換えする頻度が適当でも、ストレスを感じるものもいるので、様子を見ながら行なってください。

ドジョウに限らず、水質が変わるなどの環境の変化は、魚にとって非常にストレスになります。水換えをしたあとに死んでしまうこともあるくらい、とても繊細な作業です。丁寧に交換してあげましょう。

ドジョウとほかの魚の混泳について

種類によっては気性の荒いドジョウもいますが、他種の魚に比べて穏やかな性格をしているので、他の魚との混泳にも向いています。

おすすめは金魚やメダカ、ドジョウと同じような川に生息しているタナゴやウグイなどの淡水魚、中層を泳ぐ熱帯魚です。

他の魚と一緒に飼う場合は大きさに注意してください。ドジョウが小さすぎると、金魚などはドジョウを餌と間違えて食べてしまうことがあります。混泳する魚が大きすぎると、ドジョウは怖がって出てこれなくなってしまうので、大きさを合わせることも大切です。

川などから採取した魚と混泳させる場合は、寄生虫や病気に注意しましょう。混泳させる前に薬浴や塩水浴をさせて、寄生虫や病原菌を駆除します。

また、上層や中層を泳ぐ魚とはケンカすることはほとんどありませんが、下層を泳いだり這ったりする魚とはケンカになることもあります。

エビや貝類と混泳させることもできますが、隠れ場所が少ないと、争ってケンカになる場合もあるので、この場合は隠れ場所をたくさん作ってあげてください。

ドジョウの飼育に必要なもの

ドジョウを飼育する上で必要な機材をご紹介します。

ただし混泳させる他種の魚がいる時は、これだけでは足りない場合がありますので注意しましょう。

具体的な商品名も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

水槽

ドジョウは大体15cmくらいまで成長します。この場合は30cm水槽でも問題ありませんが、30cmを超えるドジョウを飼育する場合は、ドジョウのストレス軽減を考えて、45〜60cm水槽を用意しましょう。

水槽が小さいと、場所を取らないメリットがありますが、その分すぐに水が汚れるデメリットもあります。水換えをこまめに行なう、フンを定期的に取り除くなどの作業が必要です。
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初回公開日:2022年11月16日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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