グッピーの混泳に向いている魚とは？飼育可能な種類と向かない種類を紹介

ここからはグッピーとの混泳に向かない魚たちを紹介していきます。

比較的混泳に向いているグッピーといえども、一緒に泳がせるとトラブルになる魚もいます。グッピーがストレスを抱えずのびのびと育つように、以下を参考にしてみてください。

その名の通り赤いヒレが綺麗なアカヒレは、グッピーとの混泳に向いていません。

アカヒレは性格が温和な方ですが、泳ぐ力がある魚です。グッピーよりも泳ぐスピードが速いので、餌を奪われる可能性があります。

基本的にはそこまで大きい問題ではありませんが、グッピーがストレスを感じないように配慮する必要はありますので、気を付けてください。

カラフルな色合いが目に楽しいプラティですが、グッピーとの混泳には向いていません。

プラティは基本的にはおとなしい性格なのですが、個体によってグッピーのヒレを攻撃するものもいます。グッピーはそのヒレが目立ちますので、追いかけ回されるとストレスを感じるでしょう。

見た目が鮮やかなラミレジィもグッピーとの混泳には向きません。

ラミレジィはシクリッド科に属す魚ですが、シクリッドは縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入ってきた魚を攻撃する特性があります。

比較的温和な性格なのですが、繁殖期や個体差によって攻撃的なものもいます。グッピーにとってストレスになりうるので、混泳は避けましょう。

スマトラはもともと気性の激しい性格で、混泳には向かない魚です。グッピーの特徴は美しいヒレですが、スマトラはどんなヒレであってもかじってしまう習性があります。

水槽内のバランスが保てないため、グッピーとの混泳には向いていないでしょう。

ゼブラダニオは泳ぐのが速い魚です。グッピーは泳ぎが苦手な魚ですので、餌を平等に分け与えることが難しくなります。

餌を奪われてしまうとグッピーが弱ってしまいますし、ゼブラダニオの肥満にも繋がります。お互いにとって良い環境とは言えないので、混泳は避けましょう。

熱帯魚の中で有名なエンゼルフィッシュも、グッピーとの混泳は避けてほしい魚です。

エンゼルフィッシュはおとなしい性格なのですが、繁殖期になると攻撃性が高まります。グッピーを攻撃してしまうので、グッピーにとっては良くない環境になります。

また、エンゼルフィッシュは成長するとグッピーよりも大きくなります。そのため、グッピーを食べてしまうことがあります。以上のことから混泳はやめておきましょう。

小型のコイ科の魚は、個体などによって攻撃的なものがいます。その場合、グッピーにとってストレスのたまる環境になってしまうでしょう。

また、グッピーの稚魚を餌にしてしまうこともあります。グッピーの繁殖を考えている場合は混泳には向きません。

ベタはグッピーとは性格が正反対で、非常に気性が荒い魚です。相手を瀕死においやるまで攻撃をやめないことも多々あります。

とにかく闘志が旺盛な魚ですので、どの魚との混泳も向きませんし、同種同士でさえ同じように攻撃するほどです。単独飼育が基本の魚ですので、グッピーとの混泳はやめましょう。