グッピーの混泳に向いている魚とは？飼育可能な種類と向かない種類を紹介

見落としがちな部分ですが、外国産と国産のグッピーを混泳させるのはやめましょう。

外国産のグッピーは日本の水質とは違う環境で育てられています。そのため輸送の段階でストレスを受けてしまい、感染症を引き起こす確率が高くなっています。

そのため、外国産のグッピーと国産のグッピーを混泳させてしまうと、国産のグッピーが弱ってしまうことが考えられるでしょう。

初心者の方には国産の丈夫なグッピーを飼育することをおすすめしますが、外国産のグッピーを取り入れたい場合はお互いを混泳させるのはやめましょう。

グッピーは弱アルカリ性を好む魚です。弱酸性を好む魚とはあまり合いません。

しかし、ネオンテトラなどの多くの熱帯魚は弱酸性を好みます。ですので、混泳する場合は中世付近の水質を保ちましょう。

ここからは、グッピーを飼育するときのコツを紹介していきます。

グッピーは体も丈夫で比較的飼育しやすい熱帯魚ですので、そこまで心配することはありません。このコツをおさえておけば混泳にも挑戦出来るでしょう。

グッピーは熱帯魚ですので、およそ22℃から27℃ほどまでが飼育可能な水温とされています。ただ、最適な温度は25℃前後と言えます。ちょうど中間地点の水温を保つと飼育がしやすいです。

夏と冬にはそれぞれ水槽用のクーラーとヒーターを使って調節しましょう。20℃を下回ったり、30℃を超えたりすると、一気に弱ってしまいますので気を付けてください。

水槽を選ぼうとすると、種類が豊富で迷ってしまいますよね。グッピーのような小型の熱帯魚を飼育するときは、1匹につき水1リットルが最適であると言われています。

数匹のみの飼育を考えている場合は30cm水槽で事足りますが、こまめな水温や水質のチェックが必要になります。

初心者の方であれば60cmほどの大きさがおすすめです。まだ管理に慣れていない方は、60cmの水槽から始めてみましょう。

水換えは週に1度の頻度で大丈夫でしょう。2分の1から3分の1ほどの水を換えてください。

入れ換える際、水温と水質には気を付けましょう。グッピーは急な水質の変化には弱い魚ですので、水槽に入っていた水と同じ水になるよう調整してください。

また、水道水は中に塩素が入っています。塩素は抜かなければいけませんので注意してください。

グッピーにあげる餌に関しても留意しましょう。

グッピー用の餌と熱帯魚用の餌の2種類を用意しておくと安心です。餌の種類は豊富ですので、アクアショップやペットショップの店員さんに聞いてみてください。

餌をあげる頻度は、1日1回から2回です。グッピーが食べきれる分だけの餌をあげられるよう調整しましょう。心配であれば、食べ残しを処理してくれる魚や生き物を混泳させてみてください。

明らかにあげすぎだと分かる量は水槽内の環境悪化に繋がってしまうため、やめましょう。

飼育のコツが分かれば、飼育に必要なものも知りたいですよね。

ここからは、グッピーを飼育するときに必要になるものを紹介していきます。

まずはこれらの道具をそろえて、グッピーの飼育に挑戦してみてください。