ハムスターが落下したら危険？落下したときの注意点と防止策

ハムスターにとって落下は非常に危険で、場合によって命に関わることもあります。そのため、あまり高くない位置からの落下だったから大丈夫と思わずに、もしハムスターが落下した場合には必ず状態を確認しましょう。

ハムスターが落下した際には、まず意識があるか確認しましょう。もし、意識が戻らない場合には病院に連れて行った方が良いでしょう。

また、落下の衝撃で脳震盪を起こしたり、落下に驚いて失神などを起こして意識を失うこともあります。脳震盪や失神の場合は十数秒ほどで目を覚ますこともあります。目を覚ましたハムスターは何事もなかったかのようにすることもあります。

しかし、先に述べた通り、見た目は何ともなくても、内出血などを起こしている可能性もあるので、様子がおかしければ病院へ連れて行きましょう。

ハムスターは毛で覆われているため、わかりにくいこともありますが、落下したときに打ち付けた部分が痣になることもあります。

しかし、痣があっても何事もないように過ごしているハムスターもいます。ですが、痣ができるほど強く打ち付けているということなので、ひどい内出血をしている可能性もあるので、場合によっては病院に連れて行った方が良いでしょう。

また、ゲージ内でも落下によって痣を作ってしまうこともあるので、定期的に傷や痣がないか、ハムスターをの体をチェックしてあげましょう。

ハムスターが高い位置から落下してしまった場合、骨折をしてしまう危険性は高いです。手足を骨折すると歩きにくそうにするのですぐにわかります。

もし、ハムスターが骨折してしまっている場合には、すぐに病院へ連れて行きましょう。しばらく様子を見ようなどとすると、痛みで興奮したハムスターが暴れて症状を悪化させてしまう可能性があります。最悪の場合、折れた骨が皮膚を傷つけてしまう可能性もあります。

ハムスターにとって落下は非常に危険です。そのため、飼い主はハムスターが落下して危険な目に遭ってしまわないように、いろいろな方法で対策をしてあげる必要があります。

ハムスターのゲージを机や台の上に置いてしまうと、ハムスターが脱走してしまったときに、その机や台から落下してしまう可能性があります。

そのため、万が一ハムスターが脱走してしまったときに、ハムスターが高い位置から落下しないように、できればハムスターのゲージは床に置くようにしたり、あまり高い位置に置かないようにしましょう。

もし、高い位置にゲージを置かなければいけないときには、落下したときにハムスターが怪我をしないようにクッションとなる物を敷いておきましょう。

鳥かごや虫かごなどのように、ハムスターを飼育するための目的で作られていない物をハムスターのケージとして使った場合、ハムスターは自分で扉を開けたり、足場を作って天井まで登ったりなどして脱走してしまうことがあります。

しかし、ハムスター用のケージであれば、ハムスターが出入り口の扉が開けれらないような鍵の仕組みが付いている物が多いです。

そのため、飼い主が鍵をかけ忘れない限りは脱走されてしまうようなことはありません。

上記で述べた通り、ハムスターを飼育する際にはハムスター用のゲージを使うことが適しています。ハムスターは意外と運動能力が高く、小さな隙間も体をすぼめて通ってしまいます。

そのため、家にある物で代用しようとすると、意外な隙間から脱走してしまったり、思わぬ部分が破壊されて脱走してしまったりなどします。

ハムスターが脱走すると落下などの危険があるため、ハムスターの飼育はハムスター用のゲージを使うようにしましょう。