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ハムスターの寿命を伸ばすためには?ストレスと冬眠を防ぐ方法の紹介

更新日:2024年07月27日

ハムスターを飼ったけれど早くに亡くなってしまった、という方は実は多くいます。ハムスターは気温や温度に敏感で、ストレスに弱い生き物であるためです。どんなことがストレスになるのか、寿命を伸ばすためにどうしたらよいのか解説します。ぜひご覧ください。

ハムスターの寿命を伸ばすためには?ストレスと冬眠を防ぐ方法の紹介
ハムスターを飼う上でもっとも気をつけたいことは、ハムスターの疑似冬眠を防ぐことです。

気温が10℃以下になると、ハムスターは疑似冬眠に入ってしまいます。冬眠すればハムスターの寿命が伸びるのではないかというとそんなことはなく、逆にハムスターの体に負担がかかってしまいます。

疑似冬眠には本来の平均寿命までも、ハムスターの寿命が伸びることがなくなるリスクがあります。

ハムスターの冬眠を防ぐ方法4つ

  • 冬場はとくに温かい素材の床材を用意する
  • 暑すぎず、寒すぎない適温を保つ
  • ケージに回し車を入れる
  • ペット用のヒーターなとで防寒する

冬眠を防ぐ方法1:あたたか素材の床材

ハムスターの寿命が伸びるよう、冬眠を防ぐ方法としてまずは温かいウッドチップを使ったり、綿などを入れて寒さから身を守れるようにしてあげましょう。

ただ、床材を食べてしまうハムスターの場合は綿を入れると食べてしまうリスクがあるため、使えません。綿を食べてしまうとハムスターが消化できないため、避けましょう。

そのような場合でも床材で防寒をするには、ハムスターがもぐったり巣箱にたくさん床材を持ち込めるように厚めに床材をしいてあげることです。

冬眠を防ぐ方法2:静かで適温の部屋にケージを置く

ハムスターは気温や音に敏感な生き物なので、ハムスターの適温に保った静かな部屋にケージを置くようにするのもよいでしょう。

ハムスターの適温は20℃~26℃です。この範囲内なら健康に過ごすことができて寿命が伸びるので、できるだけ人間にもハムスターにも快適な適温の部屋を用意しておく必要があります。

このとき注意したいのは、途中で暖房や冷房を消して適温以外にしたりしないことです。電気代はかかりますができればエアコンをつけっぱなしにして対応するなど、工夫しましょう。

冬眠を防ぐ方法3:回し車を入れる

疑似冬眠に入ろうとするハムスター、寒さに震えているようなハムスターは動きが鈍くなるので、回し車を入れて活発かどうか観察することができます。

ハムスターが巣箱から出てこず回し車を使おうともしないような場合、ケージ内の温度がハムスターの適温を大きく下回っている可能性が高いです。

寒さも運動不足もハムスターの寿命が伸びることにはつながりません。冬でも元気にハムスターが回し車を使っていれば、冬眠の危険度は低いと見ることができます。

冬眠を防ぐ方法4:15℃以下ならシートヒーター

冬眠を防ぐ方法として温かい部屋を用意すると紹介しましたが、部屋全体でなくケージを温めるだけでも効果があるので、ペット用ヒーターを使ってみましょう。

部屋全体を温めるよりも、シートヒーターやパネルヒーターなどで部分的にケージ内を暖めた方が、コスパは良いです。暖かくしておけば冬眠の危険はなく、寿命が伸びるでしょう。

小動物用のヒーターを使う場合のコツは、暖まりすぎたときのために逃げ場を用意しておくことです。ケージ全体を暖めるのではなく、逃げ場所を用意しておくのが肝心です。

のジャンガリアンハムスターの寿命は?

今回の記事ではのペット、ハムスターの寿命を伸ばすために気をつけたいストレスについてや、冬眠を防ぐ方法について紹介してきました。いかがでしたでしょうか。

ハムスターの中でものある「ジャンガリアンハムスター」の平均寿命は2年から3年、飼育環境が良ければもっと寿命が伸びることもあります。

可愛いハムスターが長生きできるように、適切に環境を整えてお迎えしてあげましょう。

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