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ハムスターの寿命を伸ばすためには?ストレスと冬眠を防ぐ方法の紹介

更新日:2024年07月27日

ハムスターを飼ったけれど早くに亡くなってしまった、という方は実は多くいます。ハムスターは気温や温度に敏感で、ストレスに弱い生き物であるためです。どんなことがストレスになるのか、寿命を伸ばすためにどうしたらよいのか解説します。ぜひご覧ください。

ハムスターの寿命を伸ばすためには?ストレスと冬眠を防ぐ方法の紹介

ハムスターはストレスに弱い?

ハムスターの寿命を伸ばすためには?ストレスと冬眠を防ぐ方法の紹介
ハムスターがストレスを感じることがあるのかと疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう、実はハムスターはペットの中でもとくにストレスを感じやすく、ストレスに弱いです。

ハムスターの平均寿命は2年程度、時には3年まで寿命が伸びることもあるのに、ストレスを感じただけで早く亡くなってしまうことがあります。

ハムスターの寿命が伸びるにはどうしたらよいのか、ストレスの原因について解説します。

ハムスターのストレスの原因5つ

ハムスターのストレスの原因は簡単に言ってしまえば、飼育環境にあります。

ハムスターは周囲の環境に敏感で、些細なことでもストレスになるので寿命が伸びるようにするのは大変です。

まずは飼い主自身がハムスターにとっては巨大な生き物で、ストレスの元になる可能性があることを理解しましょう。

ハムスターのストレスの原因5つ

  • 温度・環境変化
  • 大きい音
  • 明るさ
  • 他の動物・小動物
  • 匂い

ストレスの原因1:気温や環境の変化

ハムスターは気温や環境の変化に大変弱く、寒い温度でも暑い温度でもストレスとなり、負担となってしまいます。

ハムスターに適した温度は20℃~26℃と幅が狭いことに注意してください。この適温の範囲内で適切に温度調節をしないと、寒くて震えたり暑すぎてぐったりしてしまうことがあります。

室温を適温に保つ必要はないのですが、ハムスターのケージ内は適温に保てるようにペットヒーターで暖めたり、暑い時は扇風機で部屋に風を作る(直接当てない)ようにする必要があります。

ストレスの原因2:音

ハムスターはとっても臆病な性格をしているので、大きな音や突然音がしたりすることもストレスとなってしまい、寿命が伸びるのを妨げる原因になります。

ハムスターのケージ近くにテレビなど、大きな音を出す家電製品を置いてはいないでしょうか。扉の近くで開閉音がするような場所も、ハムスターにとって落ち着ける場所ではありません。

音にも敏感でストレスを貯めてしまうハムスターの寿命が伸びるように、できるだけ静かで落ち着ける場所にケージを設置しましょう。

ストレスの原因3:光、明るさ

ハムスターは本来夜行性なのですが、だからといって夜に明るくしていると夜を夜と感じられずにストレスになってしまうことがあります。

野生では真っ暗な闇の中で活動しているのがハムスターです。ハムスターの寿命が伸びるためには、そういった本来の生態を理解しておく必要があるでしょう。

昼間ハムスターは寝ていますが、部屋は普通に明るくしていて構いません。ただ、ハムスターが安全にこもって寝られる場所は作れるようにしてあげましょう。

ストレスの原因4:他の動物の存在

小さな草食動物であるハムスターには、ペットとして飼われている猫や犬も天敵にあたるため、非常に大きなストレスの元となってしまうことがあります。

猫や犬にその気がなくても、常に命を狙われかねない状況に置かれるのは、ハムスターにとって大きなストレスです。猫や犬などとは、一緒にしない方がよいでしょう。

また、縄張り意識の強いハムスターは基本的に複数飼いには向いていません。複数でも飼える種類もありますが、少ないです。ケージには1匹しか入れない方が、ストレスにならないでしょう。

ストレスの原因5:臭い

ハムスターを飼う方の中には良かれと掃除を徹底的にする方もいらっしゃいますが、そうした臭い関係もハムスターのストレスとなります。

ハムスターは自分の臭いがついている場所でこそ、安心して過ごすことができます。掃除を念入りにして全てを新しくしたりすると、自分の臭いがないことにハムスターはストレスを感じます。

掃除の際に床材の綺麗な部分は再利用、移動させる場所も使用済みで綺麗な床材を使用するなど臭いにも気を配ってあげましょう。

ハムスターの寿命が伸びるためにできること

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