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ハムスターは水槽のケージがおすすめ!選び方や注意点もご紹介

更新日:2024年02月10日

ハムスターの飼育をする際、水槽がケージとして使えることをご存知でしょうか。本記事では、ハムスターの飼育に水槽タイプのケージを使うメリットや、使用するときの注意点をご紹介します。ハムスターの飼育に水槽のケージを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

ハムスターは水槽のケージがおすすめ!選び方や注意点もご紹介
「ハムスターを飼いたいけれど、ケージは水槽タイプと金網タイプのどっちがいいの?」
「ハムスター用に水槽ケージを検討しているけれど、快適に過ごしてもらえる?」
ハムスターを飼っている方や、ハムスターの飼育を検討している方の中には、このような疑問や悩みがあるのではないでしょうか。

本記事では、ハムスター用のケージに水槽タイプを選ぶメリットやデメリットに加え、水槽ケージでの飼育に必要なグッズや、ハムスターを飼育するのにおすすめの水槽ケージを紹介しています。

この記事を読むことで、ハムスターにとって快適なケージの選び方や、水槽タイプのケージを使用する際の注意点を把握することができます。その知識をもとに飼育用ケージを選べば、飼い主にとってもハムスターにとっても理想の飼育環境を作ることができるでしょう。

ハムスターの飼育に水槽のケージを検討している方は、是非この記事をチェックしてみてください。

ハムスターのケージを水槽にするメリットデメリット

ハムスターに限らず、動物を飼育するときは、動物が快適に過ごせる環境を用意してあげることが大切です。

ハムスターの飼育に水槽のケージを使用する際は、水槽でハムスターを飼育するデメリットとメリットをしっかり把握しておきましょう。

デメリット

ハムスターのケージとして水槽を使用するデメリットとしては、以下の様なものが挙げられます。

・温度や湿度が上がりやすい
・重く、動かしにくい
・割れる危険性がある
・上からしか世話ができない

これらのデメリットを一つずつ説明します。

まずは、温度や湿度が上がりやすい点です。金網タイプのケージと異なり、四方を囲まれた水槽のケージは、通気性が悪く、内部の温度が上がりやすくなっています。

ハムスターは、寒さだけでなく、暑さも苦手な生き物。夏は部屋のエアコンを点けっぱなしにするなど、ケージ内の温度が上がり過ぎないように気を付けましょう。

さらに、ケージの外との寒暖差が大きいと、ケージから出した時に体調を崩してしまうこともあるので注意が必要です。ケージ内とケージ外に温度計を置くなどして、ハムスターにとって快適な温度と湿度を心がけましょう。

次に、重量があり、動かしにくいという点です。大きさや素材にもよりますが、水槽タイプのケージは10㎏を超える重さになることもあります。

掃除の際にひっくり返してゴミを取り除いたり、持ち運んで水洗いするのは容易ではありません。とはいえ、小さいケージではハムスターのストレスにつながります。水槽タイプのケージを選ぶ際は、大きさや重さも考慮しましょう。

割れる危険性があるという点もデメリットです。掃除などの際に落としてしまうと割れて使い物にならなくなる他、硬いものがぶつかるなど、ハムスターがケージの中にいる状態でも割れてしまう危険があります。

最後のデメリットは、上からしか世話ができないという点です。水槽タイプのケージは、基本的に上部にしか開口部がありません。そのため、ハムスターの世話をしたり触れ合ったりする際には上から手を入れる必要がありますが、中には上から手が伸びてくることを怖がるハムスターもいるので注意が必要です。

メリット

ハムスターの飼育に水槽タイプのケージを使用することには、もちろんメリットもあります。主に以下の様なメリットが挙げられます。

・脱走防止になる
・中の様子を見やすい
・保温しやすい
・遮音性がある

まずは、脱走防止になる点です。ハムスターを金網のケージで飼ったことがある人は、ハムスターがいつの間にか脱走していたという経験もあるのではないでしょうか。

水槽タイプのケージは壁面を登ることができないため、金網タイプのケージより脱走しにくくなっています。とはいっても、もちろん蓋は必要です。完全に密封してしまうとハムスターが窒息してしまうおそれがあるので、空気穴をあけたものや、メッシュタイプの蓋を使用するようにしましょう。

次のメリットは、中の様子が見やすい点です。金網タイプのケージと異なり、遮蔽物が少ないので、ケージの中にいるハムスターの様子をよく見ることができます。かわいいハムスターの姿をじっくり見たい人や、写真をたくさん撮りたい人には、水槽タイプのケージがおすすめです。

保温がしやすいというメリットもあります。ハムスターは寒さに弱い動物です。気温が10度を下回ると死んでしまうこともあります。

水槽タイプのケージは、四方を囲まれているので保温がしやすく、冬に部屋の暖房をずっとつけておくことが難しい場合は、水槽タイプのケージを利用することでハムスターにとって快適な空間を作ることができるでしょう。

最後のメリットは、遮音性がある点です。ハムスターは聴覚に優れ、ちょっとした生活音がストレスにつながるおそれがあります。

水槽タイプのケージは、金網タイプのケージに比べて周囲の音を遮断してくれるため、ハムスターのストレス軽減につながります。さらに、遮音性の高さは飼い主にとってもメリットです。

ハムスターは夜行性のため、夜中にケージの中を動き回ったり、回し車で走ったりと、深夜の物音が気になる場合があります。水槽タイプのケージは、ハムスターが発する音もある程度遮音してくれるため、ハムスターとの生活がより快適になるでしょう。

ハムスターのケージの種類

ハムスターは水槽のケージがおすすめ!選び方や注意点もご紹介
ここからは、ハムスターを飼育する際によく使用されるケージをいくつか紹介します。

様々な材質や形のケージがありますが、基本的にハムスター初心者の方は、掃除や管理が楽にできるシンプルなデザインのケージがおすすめです。また、できるだけ大きいものを選ぶことで、ハムスターのストレスを減らすことができます。

生活環境や生活スタイル、飼育頭数に合わせて、飼育に適したケージを選びましょう。

ペットショップでも見かける「水槽タイプ」

近年、ペットショップの小動物コーナーでも見かけるようになった水槽タイプのケージは、脱走やケガなどの心配が少なく、安定性にも優れているのが特徴です。水槽に蓋を付けただけのシンプルな構造なので掃除がしやすく、ハムスターが手や足を挟んだり、金網を齧ってしまう心配がありません。

水槽タイプのケージには、ガラス製とアクリル製の二種類があります。ガラス製のケージは傷が付きにくいのが特徴ですが、重さがあり、割れると飛び散りやすいので持ち運びには注意が必要です。一方アクリル製のケージは、ガラス製に比べると軽量で取り扱いやすいのが利点で、傷が付きやすいのが難点です。

水槽タイプのケージを使用する場合、蓋が付属している小動物専用ケージだけでなく、観賞魚用の水槽でハムスターを飼うこともできます。観賞魚用の水槽でハムスターを飼う際は、脱走防止に空気穴の開いた蓋を用意するようにしましょう

透明でハムスターが見やすい「プラスチックタイプ」

全面がプラスチックでできているプラスチックタイプは、デザイン性に優れ、軽くて持ち運びやすいのが特徴です。回し車やトンネルなど、ハムスターが動き回るグッズが付属しているものもあり、カラフルで見た目にも可愛らしいケージが多くなっています。

一方で、パーツが多く構造が複雑になりがちなプラスチックタイプは、掃除のしにくさやケガの危険性があるのが難点です。プラスチックタイプのケージを選ぶ際は、ハムスターが手足を挟んでしまいそうなところがないか、掃除しにくい隙間はないかを確認して選ぶのがおすすめです。

また、視認性とデザイン性は落ちますが、空気穴を開けたプラスチックの衣装ケースで代用することも可能です。

昔ながらの「金網タイプ」

ハムスター用のケージとして定番になっているのが、安価で通気性の良い金網タイプのケージです。上部が金網、下部がプラスチックでできているものが多く、一般的に上下が分かれる構造になっているので、掃除がしやすいのが特徴です。

金網タイプは、回し車や給水器などのパーツが取り付けやすいのも利点です。匂いや湿気がこもりにくく、夏は過ごしやすい反面、冬には防寒対策が必要です。

また、ハムスターが金網を齧って歯が折れたり、変形したりしてしまう危険性もあります。さらに、金網をよじ登って怪我をする可能性も考慮しましょう。

金網タイプを購入する際は、十分に広さがあるものを選び、ハムスターがしっかり運動できるグッズを用意してあげましょう。

水槽のおすすめの選び方



ここまで、ハムスターのケージの種類や、水槽タイプのケージのメリット・デメリットを説明してきました。ハムスターの飼育に水槽タイプのケージを使用するイメージが湧いてきたのではないでしょうか。とは言え、水槽であれば何でもいいというわけではありません

それでは、ここからはハムスターの飼育に適した水槽の選び方のポイントを紹介します。
次のページ:水槽の種類2選

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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