ハムスターの床材にティッシュを使ってもいい?最適な床材とは
更新日:2024年08月03日
ハムスターの床材はなぜ敷くのか
ケージで飼っているハムスターを見ると、何かしらの床材を敷いていることがほとんどです。
床材を敷く理由は、保温、除湿、クッションの働きのほか、穴を掘る習性のあるハムスターにとってはストレス解消にも役立っていることなどが挙げられます。
この記事では、床材の選び方、ティッシュや新聞紙などは床材として使用しても良いのかなどについての情報をお届けします。
床材を敷く理由は、保温、除湿、クッションの働きのほか、穴を掘る習性のあるハムスターにとってはストレス解消にも役立っていることなどが挙げられます。
この記事では、床材の選び方、ティッシュや新聞紙などは床材として使用しても良いのかなどについての情報をお届けします。
ハムスターの床材にティッシュを使用するのは危険!
ペットショップには、床材としてさまざまな材質のものが売られていますが、お金を出して買うよりも、家にあるティッシュではだめなんだろうかと考える方も多いのではないでしょうか。
結論から述べると、ティッシュを床材に敷くのはよくありません。その理由を説明していきます。
結論から述べると、ティッシュを床材に敷くのはよくありません。その理由を説明していきます。
ハムスターの床材にティッシュが危険な理由1:頬袋に炎症を起こしてしまう
ハムスターは食べ物や巣材を頬袋に詰めて移動させたり蓄えたりする習性があります。
ハムスターがティッシュを頬袋に詰め込んでしまうと、ティッシュが頬袋に張り付いてしまい、そのままにしておくと炎症を起こしてしまいます。
これは、ティッシュペーパーは水に溶けにくいという性質があるためです。
水に溶けないティッシュは、頬袋に炎症を起こすだけでなく、誤った飲み込んでしまうと、今度は腸などに溜まり、腸閉そくを起こすことがあり、大変危険です。
ハムスターがティッシュを頬袋に詰め込んでしまうと、ティッシュが頬袋に張り付いてしまい、そのままにしておくと炎症を起こしてしまいます。
これは、ティッシュペーパーは水に溶けにくいという性質があるためです。
水に溶けないティッシュは、頬袋に炎症を起こすだけでなく、誤った飲み込んでしまうと、今度は腸などに溜まり、腸閉そくを起こすことがあり、大変危険です。
ハムスターの床材にティッシュが危険な理由2:頬袋脱になる可能性
また、ハムスターが頬袋に付着したティッシュを取り出そうとした時に、頬袋まで一緒に飛び出てしまうことがあります。これを頬袋脱(ほおぶくろだつ)あるいは、頬袋脱離(ほおぶくろだつり)と言います。
頬袋脱を起こすと、ハムスターは自分の体に起きていることが理解できず、口からぶら下がっている邪魔な頬袋を取ろうと必死になってしまいます。
症状が軽い場合は、ガムシロップを頬袋に塗っておくと頬袋がしぼむ場合があり、頬袋を口の中に押し戻したら治ることもありますが、治らない場合は手術が必要になってきます。
頬袋脱を起こすと、ハムスターは自分の体に起きていることが理解できず、口からぶら下がっている邪魔な頬袋を取ろうと必死になってしまいます。
症状が軽い場合は、ガムシロップを頬袋に塗っておくと頬袋がしぼむ場合があり、頬袋を口の中に押し戻したら治ることもありますが、治らない場合は手術が必要になってきます。
ハムスターの床材にな最適なる素材は?
ペットショップに行ったり、オンラインで床材を購入しようとすると、さまざまな床材が売られていて、どれが良いのかわからなくなることがあります。
ハムスターによって性格も好みも違うので、飽くまでお家のハウスターに合うものを時間をかけて見つけるのが一番なのですが、概ね、多くの人から良い評価を得ているのは、主にウッドチップ、ペーパーチップ、そしてコーンチップです。
ハムスターによって性格も好みも違うので、飽くまでお家のハウスターに合うものを時間をかけて見つけるのが一番なのですが、概ね、多くの人から良い評価を得ているのは、主にウッドチップ、ペーパーチップ、そしてコーンチップです。
アイテム名 | ハムスターへの影響 | 注意点 |
---|---|---|
ウッドチップ | 吸湿性、保温性に優れている | 体質的に向かないハムスターもいる |
ペーパーチップ | 色が白いので、掃除のタイミングがわかりやすい | 値段がやや高価 |
コーンチップ | コーンから作られているので口に入れても安心 | コーンから作られているので腐敗する |
ハムスターの床材になる素材1:キッチンペーパー
上記で挙げた素材以外にも、ハムスターの床材として使えるものがいくつかあります。家にあるものを工夫して床材にすると、節約にもなります。
そのひとつがキッチンペーパーです。キッチンペーパーもティッシュと一緒と同じで水には溶けませんが、厚みがあるので、ティッシュのようにハムスターの頬袋にくっついてしまうことはありません。
細かくちぎって床に敷きましょう。さまざまな種類がありますが、なるべく毛羽立っていないものを使うことをします。
そのひとつがキッチンペーパーです。キッチンペーパーもティッシュと一緒と同じで水には溶けませんが、厚みがあるので、ティッシュのようにハムスターの頬袋にくっついてしまうことはありません。
細かくちぎって床に敷きましょう。さまざまな種類がありますが、なるべく毛羽立っていないものを使うことをします。
ハムスターの床材になる素材2:新聞紙
ハムスターを長年飼っている人の中には、新聞紙が床材として最もよいと言っている人たちもたくさんいます。
理由は、お金がかからない、吸水性、保温性に優れているなどです。新聞紙に印刷されているインクはハムスターには害はありませんが、インクの乾いた古新聞を使えばなお良いでしょう。
ただし、色とりどりのインクの付いたチラシは避けましょう。材質も床材には適しません。
理由は、お金がかからない、吸水性、保温性に優れているなどです。新聞紙に印刷されているインクはハムスターには害はありませんが、インクの乾いた古新聞を使えばなお良いでしょう。
ただし、色とりどりのインクの付いたチラシは避けましょう。材質も床材には適しません。
ハムスターの床材になる素材3:使わなくてもOK
床材は、保温、クッションの意味で敷いた方がよいですが、ハムスターによっては、床材のないケージを好むものもいます。
平らな床を好むハムスターもいれば、厚めに敷いた床材を掘って遊ぶのが好きなハムスターもいます。床材を変えてみたり、あるいは敷かないでみたりして、ハムスターがどの状態を一番好んでいるかを観察してみてください。
冬場や、ハムスターの体調が悪く下痢などで温度調節が必要な時は、床材は敷いてあげてください。
平らな床を好むハムスターもいれば、厚めに敷いた床材を掘って遊ぶのが好きなハムスターもいます。床材を変えてみたり、あるいは敷かないでみたりして、ハムスターがどの状態を一番好んでいるかを観察してみてください。
冬場や、ハムスターの体調が悪く下痢などで温度調節が必要な時は、床材は敷いてあげてください。
初回公開日:2019年08月06日
記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。