ハムスターが喜ぶことはなに？おもちゃでストレス解消

ハムスターがフンを食べる「食糞」という行動をとることがありますが、これは異常なことではなく、一度排泄したもののまだ残っている栄養をとるためにフンを食べる本能からくる行動です。

ハムスターがフンを飛ばす場合は遊びでやっていることが多く、ハムスターが退屈をしていて何か楽しいことはないかという気持ちからフンを飛ばしています。

ハムスターが突然立ち上がってキョロキョロする、という愛嬌のある行動をしていることがありますが、その仕草の可愛さとは別にこのときのハムスターは周囲を警戒しています。

ハムスターは目が悪いので、キョロキョロしていても視覚にはあまり頼っていません。キョロキョロすることで耳や鼻を使い、周囲の環境が安全かどうかを確認しています。

ハムスターがストレスを感じるとどうなるのかというと、あまりにもストレスをためてしまうとハムスターはケージを噛んだり毛が抜けたり、結果的に寿命よりも短命で亡くなってしまうことがあります。

食事を食べなくなったり、逆に食べる量や飲む量が増えたりなど、ハムスターの体調に異変を生じることになります。

ハムスターにストレスをためさせないために、ストレス解消にハムスターのおもちゃを6つほど紹介いたします。

これらのおもちゃを用意してやり、いつでも遊べるようにしておいてやるとハムスターが自分で遊んで、運動不足やストレスを発散させることができます。

ハムスターの定番のおもちゃといえば「回し車」ですが、選ぶ際には飼っているハムスターの大きさに合ったものを用意してあげましょう。

回し車にはそれぞれのハムスターの大きさによって選べるサイズがあり、サイレントホイールなど静穏性に配慮したおもちゃもあります。

夜間に活発に動くので、静穏性の高いサイレントホイールの回し車を使えば人間にとって音が気にならないですし、ハムスターが喜ぶことなのでです。

ハムスターを中に入れて回るボール、それが「ランナーボール」です。透明なボールの中でハムスターが元気に遊び回るを見ることができるため、があります。

部屋んぽをさせるにも部屋にハムスターにとって危険な物が多いという場合も、ランナーボールに入れていれば安心でしょう。

ただ、慣れていないハムスターを無理やり入れるのはハムスターが喜ぶことではなく嫌がるので、しません。ハムスターが自分から入るようになるまで慣れさせましょう。

ハムスターにとっての砂場は、ストレス解消おもちゃというよりもお風呂であるため、できるだけ用意してあげた方がハムスターが喜ぶことでしょう。

ハムスターは綺麗好きで、もともと乾燥地帯に住んでいたので砂で体を綺麗にする、という習慣があります。トイレとは別に細かな砂で砂場を用意してあげると、ときどき入って体を洗っています。

ハムスターに水を使ったお風呂はNGなので、健康を保つためにも砂場を用意してあげましょう。

ハムスターのストレス解消用のおもちゃとして、意外と高いところに登りたがるハムスターのためのスロープもあります。

巣箱と一体になって、スロープのついたタイプのものが一般的です。このタイプはスロープを登ったハムスターが2階でも活動できるため、狭いケージを広く使うためにも有効です。

気をつけなければならないのは、ハムスターは高いところは登りたがりますが、降りるのが得意ではないことです。うっかり高すぎる場所から落ちてしまうと怪我をするので、高さに気をつけましょう。