夏に弱いハムスターの暑さ対策｜氷を使って夏を乗り越えよう

ハムスターに氷を使うことはできません。

氷で直接冷やすと、ハムスターの体が急に冷やされ、体調を崩してしまう可能性があります。

保冷剤や氷を使ってケージの中の温度を下げることは可能ですが、その場合、直接ケージに保冷剤や氷を入れてはいけません。

タオルにくるんだり、 発泡スチロールの箱などに入れるなどしてケージの外に置きましょう。また、氷が解けたことによって水滴がケージに落ちたりしないようにしましょう。

ハムスターの夏対策は積極的にエアコンで空調を整えてあげる方が良いでしょう。

氷を使っても一定時間冷やすことができますが、クーラーの方が温度管理もしやすい上に、手っ取り早いです。

ハムスターが過ごしやすい快適温度は20～25度と言われ、大体人間と同じくらいです。自分が快適と思った温度で良いので、夏場はエアコンを使い温度調節を行いましょう。

28℃以上になるとハムスターは、体温調節できない状態になり、熱中症をおこし、最悪の事態を招いてしまったという例もあります。エアコンを使用の際は温度設定に気をつけましょう。

ハムスターの夏の暑さ対策には、さまざまなものがあります。

保冷剤、凍らせたペットボトル、エアコン、グッズは代表的です。

特別なグッズもありますが、上記にあるように、私たちの生活の身近なものでも対策をすることができます。

ハムスターは人間以上に暑さに弱い生き物です。しっかりと責任をもって対策に取り組みましょう。

食べ物や飲み物を冷やし、氷のような役割を果たす保冷剤。保冷材はハムスターの夏の暑さ対策でも使えます。

氷と同じように保冷剤は溶けるため、水が垂れないよう保冷剤をタオルで包み、ステンレス製のお盆に載せます。お盆が冷えたら、お盆ごとケージの上へ乗せます。

冷気は下へ対流するので、ケージ内を冷やすことが可能となります。

ケージの下に保冷剤を置くと、氷が溶け、結露や対流に繋がるので、ケージの上に置く方が得策でしょう。真夏では3～4時間程度効力を発揮します。

また、保冷材もいつかは破損します。定期的に新しいものに入れ替えましょう。

ハムスターのために、ずっとエアコンをずっとつけておくのはしておくのちょっと...という時は、500mlの水を入れたペットボトルを凍らし、氷を作り、設置しましょう。

凍らせたペットボトルによって生まれた氷が冷気が生み、ケージ内を涼しく保ってくれます。時間とともに氷は徐々に溶けますが、外側の結露をハムスターが舐めて水分補給もできます。

ペットボトル氷の冷却効果は4～5時間ほどです。