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ハムスターにきゅうりを与えて良い?正しい与え方と適切な量や頻度についても解説

更新日:2024年02月05日

ハムスターにきゅうりは与えても良いのか知りたい人はいませんか。本記事では、きゅうりが与えられるか否かや与える際の注意点などを詳しく紹介します。ハムスターの飼育に関心がある人や、きゅうりを与えて良いのか知りたい方はぜひチェックしてください。

ハムスターにきゅうりを与えて良い?正しい与え方と適切な量や頻度についても解説
主食としてではなく、あくまでおやつや水分補給食として与えてください。分量は、1回に薄く輪切りにしたきゅうりの約半分か、多くて1枚が目安です。約5mm〜1cm四方の食べやすい大きさに切ったものを与えます。重さは約1g〜2g以下になるようにしましょう。

ハムスターの体格によって適量は違い判断しづらいですが、少ないと感じるくらいの分量で良いです。逆に多めにしてお腹を壊してしまったら、小さいハムスターには致命傷となってしまいます。

また、適量与えても具合が悪い個体だとすぐにお腹を下す場合があるため、様子を見て便がゆるい場合はきゅうりを与えるのはしばらく控えてください。

適切な頻度

きゅうり自体に栄養価がないため、他の餌に影響を与えない範囲で週に1、2回ほど、おやつとして与えると良いでしょう。その際は、お腹を壊していないかうんちのチェックをしながらあたえてください。

しかし、体調不良などの理由やもともとの性格で給水器などから水をほとんど飲まない個体の場合は、水分補給を目的としてきゅうりを積極的に与えても良い場合もあります。その場合は、給水器の水の減り具合などを見て判断しましょう。

とくに、夏場の暑い時期などは水分をうまく取れない個体も出てくる可能性もあります。状況をみて水分補給食として取り入れてもよいでしょう。

きゅうりを与える際の注意点

体調を崩さないよう量に気をつける点以外にも、きゅうりを与える上で気をつけたほうが良いことは沢山あります。注意を怠ると体の小さいハムスターに致命的な影響を与える可能性も高いです。

与える際は特に次の5つのポイントに気をつけるようにしましょう。
  • 新鮮なものを与える
  • よく洗い水気を拭き取ってから与える
  • 食べ残しは放置しない
  • 味付けしたきゅうりは与えない
  • 与えすぎないように

新鮮なものを与える

傷んだ物や鮮度の落ちたものを与えると、ハムスターは簡単に体調を崩してしまうため気をつけましょう。

きゅうりはコストも安定していて家計に優しい野菜ですが、傷みやすく日持ちがしません。新鮮なものを冷蔵庫で保存した場合で賞味期限は4〜10日程度です。

その上低温障害を起こしやすく、約10℃を下回ると品質や栄養素が失われます。家庭用の冷蔵庫は野菜室だと約3〜8℃に設定されていることが多いです。

保存していても日を追うごとに鮮度も栄養素も抜けていくため、与えるなら冷蔵庫に残っていたものではなく買ってきたばかりのものを与えましょう。

よく洗い水気を拭き取ってから与える

よく洗うことで汚れや余計なものを落とし、水分を拭き取ることで水分の摂りすぎを防ぎハムスターがお腹を壊さないようにしましょう。

市販されている野菜は、農薬を使っている場合もあります。一見きれいでも、スーパーで色々な人が触れて菌が付着している可能性も高いです。体の小さいハムスターは、少量の農薬でも致命傷となってしまうため、与える野菜はしっかり洗いましょう。

また、ただでさえ水分が多いきゅうりを洗って、水も拭かないまま与えてしまうと、折角量を調整しても表面に着いた水分で過剰摂取になってしまいます。しっかりと拭いてから与えてください。

食べ残しは放置しない

足が速いきゅうりを長時間置いておくと、ハムスターが腐ったものを食べ、お腹を壊すため食べ残しは与えてから約1、2時間で回収します。夏場のきゅうりは、常温だと半日持ちません。注意しましょう。

しかし、給水器から水を飲まない性格のハムスターにとって、夏の時期のきゅうりは水分補給食として優れているため、与える場面も多くなります。その場合も傷みやすいのを忘れずに、よく様子を見て回収に努めましょう。

なお、回収の際は餌皿だけでなく巣の中も欠かさずチェックしてください。ハムスターは巣に食べ物を溜め込む習性があるため、確認しないと巣に腐ったきゅうりが残る可能性も高いです。

味付けしたきゅうりは与えない

人間用に味をつけたきゅうりは、ハムスターの健康を害するため与えてはいけません。

例えば、きゅうりは漬物にして冷蔵庫に常備している家庭も多いでしょう。しかし、それらは洗っても高い塩分を含んでいるため、ハムスターが食べると体に悪い影響を与える可能性があります。

手の平より小さなハムスターに必要な塩分はごくわずかです。そのため、人間が食べるものを口にするとあっという間に塩分過多になります。

人が食べる料理や菓子類は、ハムスターに与えないようにしましょう。

与える際は、生のものかハムスターなどの小動物用におやつとして販売している乾燥きゅうりを選ぶとよいです。

与えすぎないように

きゅうりを与えすぎるとお腹を下してしまう可能性があるほかに、回収しそびれ、悪くなった食べ残しを口にしたハムスターが体調を崩す可能性も高いです。夏場に水分補給食として、水をあまり飲まないハムスターに与える場合でもない限り、きゅうりは餌皿に置かず手から与えるようにしましょう。

はじめて与えるときは、警戒して近づいてこないハムスターもいますが、気長に待ちましょう。一度与えて様子を見て、食いつきが良くなければ、一回の量を減らすなどして適量をはかってください。

一回で食べきれる量を与えることで、食べ残しを無くし、残ったきゅうりの回収忘れも防げます。

安心安全にきゅうりを与えたい場合

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初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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