ペットのモモンガの価格・ペットショップ｜種類/食べ物/なつく

1〜2泊程度なら、モモンガでも留守番が可能です。何日も留守にする場合は、ペットホテルや動物病院に預けるのがよいでしょう。しかし、モモンガを預かってくれるペットホテルは、数少ないのが現実です。

ペットホテルが併設されているペットショップや動物病院に問い合わせ、モモンガを預かってくれるかどうか聞いてみましょう。中には小動物専用のペットホテルもあります。インターネットを利用して探したり、モモンガを購入したペットショップに聞いてみるのも手です。

モモンガは雑食性の動物で、自然界では木の実、果物、昆虫を食べて生きています。ペットのモモンガは、栄養バランスのいいモモンガ専用のペレットを中心に、果物や野菜、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、モモンガが好んで食べるミルワームなど、植物性と動物性の食品をバランスよく与えましょう。

チョコレート、ネギ、玉ねぎ、にんにくなどの刺激の強いもの、生の豆類、アボカド、サクランボ、梅、モモ、びわなどの種子、ポテトチップスやケーキ、ジュースなど糖分や塩分、脂肪分の高いものは、モモンガの体調に悪影響を及ぼします。これらの食品は絶対に与えないでください。

モモンガは、個体の性格にもよりますが、犬や猫のようにトイレのしつけをすることができません。基本的には、滑空中やケージにつかまった状態で排泄します。そのため、小動物用ペットシーツや、犬用のペットシーツをケージ全体と周囲に敷かなければなりません。こうすることで、臭いや汚れの防止にもなります。

ただし、モモンガがによっては、ペットシーツを囓って、繊維や吸水ポリマーを飲み込んでしまうことがあります。その場合、腸閉塞を起こすなど、命の危険に関わることがあります。モモンガがペットシーツを食べてしまうようでしたら、チップや木屑を代わりに敷きましょう。

アメリカモモンガは、あまり体臭がなく、臭いを気にせずに飼うことができます。しかし、フクロモモンガには、額や額や胸などに「臭腺」と呼ばれる、強い悪臭がする分泌液を出す腺があります。フクロモモンガは、この臭いで群れの仲間を認識したり、縄張りをマーキングしているので、彼らにとっては生きていく上で必要不可欠です。

フクロモモンガは、発情期になると臭腺が発達し、より強烈な臭いを発します。特にオスの体臭はメスよりも強く、臭いに敏感な人には頭痛の原因になったりもします。以下にモモンガの臭い対策をご紹介するので、臭いで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

空気清浄機の消臭力は高く、設定を強にしてから十数分もすると臭いが消えます。実際、フクロモモンガの飼い主の多くが空気清浄機を使用しているので、一台あると便利でしょう。

重曹には消臭効果があるので、モモンガのケージを洗うときに使用すると臭いを落とせます。重曹は人や動物、環境にも優しいので、モモンガにも安心して使えます。

フクロモモンガが食べ残したエサも、臭いの原因となります。特に、暑い夏場は食べ残しが腐敗しやすいので、食べ残していないか頻繁に確認しましょう。食べ残しがある場合はきれいに片付け、悪臭となる元を取り除きます。

モモンガのケージの置いてある部屋に、ペット用消臭剤を置くのも効果的です。ただ、フクロモモンガの臭覚は非常に発達しており、臭いに敏感です。消臭剤は無香料のものを選ぶようにしましょう。