うさぎの性別の見分け方とは？うさぎを選ぶ際のポイント5つ

オスうさぎは縄張り意識が強く、自分の匂いを付けることで縄張りを主張しようとします。具体的には、おしっこを噴射するスプレー行為や、アゴを擦り付ける行為です。

オスうさぎは自分の縄張りを荒らされることをとてもいやがり、たとえ飼い主であっても噛みつくことがあるほどです。

スプレー行為でトイレ以外の場所におしっこをしてしまったら、きれいに掃除をして、消臭スプレーでにおいを消すようにしましょう。

うさぎは嗅覚が強いので、においが残っているとそこをトイレだと勘違いしてしまうことがあります。

オスうさぎは自分の方が強いことを主張しようとして、マウンティングをします。

具体的には、他のうさぎ、ぬいぐるみ、飼い主の手足など何かに乗っかり、交尾をするように腰をふるしぐさをするようになります。

マウンティングはオスうさぎの本能からするものであり自然なことですから、無理にやめさせることはないでしょう。

あまりにひどい場合はやめさせることも必要ですが、叱ってもストレスになるばかりです。乗っかる対象と離して落ち着かせるなどのやめさせる工夫をしてみましょう。

メスうさぎの性格は、子供を守る意識が強く気が荒くなりやすい傾向にあります。

メスうさぎは、妊娠前はおとなしい性格ですが、妊娠後は子供を守るために独立心が強くてマイペースになることが多く、オスうさぎよりもクールな性格になっていく傾向にあります。

ホルモンバランスの変化で性格が荒くなることも多く見られます。

メスうさぎは子供を守るために独立心が強い傾向にあります。

メスうさぎには出産・育児という重要な役割があり、それが性格にも強く影響してきます。一般的にオスうさぎに比べると懐きにくいと言われるのは、このためです。

メスうさぎ特有の性格は、性別による役割の違いからきていることを理解してあげるようにしましょう。

メスうさぎは積極的にマウンティングをするオスうさぎに比べてマイペースな傾向にあります。遊んでほしい時は近づいてきますが、1人にしてほしい時はつんとしていることが多いです。

子供のお世話をしなくてはならない時に遊んでいるわけにはいかないでしょうから、メスうさぎにとってマイペースなことは子供を守るために必要だと言えるでしょう。

ですから、遊んでほしい時につんとされてしまったとしても、がっかりすることはありません。

メスうさぎはホルモンバランスの周期に応じて性格が荒っぽく変化することが多いです。

オスうさぎと違うのは性別による違いであり、ホルモンの影響で一時的に荒っぽくなっているということを理解してあげるのが大切になるでしょう。

環境や栄養にもより一層の配慮をしてケアをしてあげてください。

以上のように、個体差はあるもののうさぎは性別によって特徴的な性格の違いがあります。

これに加え、性別に関わらず、年齢に応じて見られる性格の変化もあります。人間と同じで、子供の頃と大人になってからでは、接し方も変える必要があるでしょう。

うさぎの性格は性別だけでなく年齢によっても変化することを知り、触れ合いの時間を調節するなど、時期に応じたお世話をしてあげれば、より長く一緒の時間を過ごせることでしょう。

性別以外でうさぎを選ぶ際のポイントは、健康状態や予算がありますが、フィーリングも大切にすると良いでしょう。

選ぶ際のポイントが分かったら、ペットショップなどへ行って、いろいろなうさぎを見てみましょう。