ホーランドロップのかわいい魅力って？性格や飼い方についても解説

個体差はありますが、ホーランドロップは温厚、好奇心旺盛で人によく懐くといわれています。

抱っこやおでこを撫でられることが好きなので、手の下に頭を入れてナデナデをおねだりしたり飼い主の後をついてまわるような愛嬌たっぷりのかわいい子もいます。

甘えんぼうな分、寂しがりやなのでかまってもらえないといじけてしまうこともあります。感情表現が豊かなのも、かわいい魅力で一緒に暮らしているとかけがえのない家族になっていくでしょう。

オスとメスの性格の違いですが、若干の違いがあるようです。

メスは自立心が強く、クールな子も多いようです。本能的に赤ちゃんを産み・育てていく上で必要な覚悟が、強いのかもしれません。

一方でオスは、メスに気に入られる必要があるからなのか、甘え上手でおっとりした性格の子が多いようです。

どちらにしてもかわいいことは間違いありません。一つ性格以外で選ぶ際に気をつけたいことは、メスは子宮系の病気になりやすいことと、オスはおしっこを飛ばすマーキングがあることです。

オスとメスどちらにしようか、と悩んだ時はオスとメスの特性も覚えておくと安心です。

うさぎの品種や毛色の種類は、ARBAというアメリカンラビットブリーダーアソシエーションの基準で決まっています。

毛色や柄の種類は、ホーランドロップの場合30種類いるといわれています。

個体によって、柄が若干違うためオンリーワンな見た目です。毛色や柄によって、見た目の雰囲気が変わります。大切な家族の一員になるかわいいうさぎを見つけるのも家族を迎える前の楽しみになるかもしれません。

からだ全体の毛の色が同じで、柄は無く一色の毛色をセルフといわれています。


主なカラーは、ブラック・ブルー・チョコレート・ライラック・ホワイトです。

同じカラー分類の中でも個体によって色の濃さが違って見えることもあります。また、成長につれて少しづつ色が変化していくことも多くあります。

うさぎ専門店やブリーダーから購入する際は、両親を見せてもらうと大きくなった様子を想像しやすいです。

アグーチとは、一本の毛に3色以上のカラーが入っている毛色の種類です。

アグーチの多くの場合が、毛の根本が濃いネズミ色で毛先に向かって薄い色・濃い色とみられます。

毛束にフッと息を吹きかけたときに、根本から毛先にかけてきれいなリング状の模様がみられることがかわいい特徴です。

主なカラーは、チェスナット・チンチラ・リンクス・オパール・スクワレルがあります。

ワイドバンドは、セルフのように単色のように見えますが目の周り・お腹や耳に薄い白色があります。

目の周りに、白いアイラインが入っているように見えるため目がくりくりしていてかわいいです。

背中とは違う色のお腹をさらけ出して寝ている姿を見かけた時には、飼い主を前にリラックス寝している姿が愛おしく感じられます。

主なカラーは、クリーム・フォーン・オレンジ・フロスティーです。

ブロークンは、基本は白色ですがぶち柄です。

ブロークンの魅力は、個体によって柄が全く違うことです。唯一無二の柄は、よりいっそうかわいいですし、愛おしく感じます。SNSなどでもよく見かけるほど、ホーランドロップの中でもかわいいと人気のある種類です。

主なカラーは、ブロークンオレンジ・ブロークンブラックなどです。ブロークンは、ブロークン○○とカラー名が入ります。

首の後ろ・あごのした・目の周り・お腹・しっぽの下などがほかの部分が白やオレンジ色をしています。

さらに、白色が入っていると〇〇マーティン、茶色だと〇〇オター、褐色だとタンズ〇〇といわれています。

目の周りにかわいい白いアイラインが入っている、という場合はワイドバンドと似ているので区別が難しいかもしれません。

主なカラーは、ブラック・ブルー・セーブルなどです。

ポインテッドホワイトは、全体は白色ですが体の一部だけ違う色が入っています。

鼻の頭や耳先に薄く黒色が入っているような子がポインテッドホワイトの特徴です。

ポインテッドホワイトはネザーランド・ドワーフに多いようですが、ホーランドロップにもみられるようです。

小さい頃はポイントがうっすらみえますが、大人になっていくにつれて色が濃くなっていきます。体の模様で、成長を見られるのもかわいい魅力です。