孔雀は飼うことができる?孔雀の種類と値段・飼育法までご紹介!
更新日:2024年06月25日
孔雀とはどんな鳥?
孔雀の羽を大きく広げた美しい姿には、誰でも一度は魅了された事があるのではないでしょうか。美しい孔雀は、動物園でも者です。孔雀は仏教では「孔雀明王」として、ギリシア神話では女神ヘラの使いとして信仰の象徴としても取り入れられています。
信仰のモチーフともなった孔雀とはどんな鳥なのでしょうか。意外と知らない孔雀について、種類や特徴などをご紹介します。
信仰のモチーフともなった孔雀とはどんな鳥なのでしょうか。意外と知らない孔雀について、種類や特徴などをご紹介します。
孔雀の種類
孔雀の種類は3種類あります。クジャク属2種類とコンゴクジャク属1種類の合計3種類です。クジャク属は、中国から東南アジアさらに南アジアを生息地としており、インドクジャクとマクジャクの2種類で、最も一般的な孔雀です。
コンゴクジャク属はコンゴ盆地を生息地とし、孔雀のシンボルともいえる長い飾り羽を持っていないのが特徴です。また、クジャク属はキジ目キジ科に分類されますが、コンゴクジャク属はオウム目インコ科に分類されます。
コンゴクジャク属はコンゴ盆地を生息地とし、孔雀のシンボルともいえる長い飾り羽を持っていないのが特徴です。また、クジャク属はキジ目キジ科に分類されますが、コンゴクジャク属はオウム目インコ科に分類されます。
インドクジャク | マクジャク | コンゴクジャク | |
---|---|---|---|
生息地 | 東南アジア、南アジア、中国 | 東南アジア、南アジア、中国 | コンゴ共和国 |
体長 | 最大230cm | 最大300cm | 60から70cm |
食べ物 | 雑食 | 雑食 | 雑食 |
飾り羽 | ○ | ○ | × |
孔雀の習性・生態
孔雀は、ニワトリやライチョウなどと同じキジ科に分類される鳥です。飛行能力はそれほど高くなく、基本的には地上や樹上で生活します。しかし、まったく飛べないわけではなく、危険を感じれば高く飛び上がることもあります。
野生の孔雀は、オス1匹とメス数羽の群れで生活し、昆虫や果実、木の芽などを食べています。孔雀が美しい飾り羽を広げるのは、メスへの求愛行動や威嚇のためといわれています。羽根は、装飾品としてもです。
野生の孔雀は、オス1匹とメス数羽の群れで生活し、昆虫や果実、木の芽などを食べています。孔雀が美しい飾り羽を広げるのは、メスへの求愛行動や威嚇のためといわれています。羽根は、装飾品としてもです。
孔雀の特徴とは?
美しく尾羽を広げた孔雀の姿は、いつまでも見ていたいほどに荘厳です。色鮮やかで独特な模様の羽は、とても自然界のデザインとは思えない美しさです。孔雀という鳥にはどんな特徴があるのでしょうか。
孔雀の性格やどんなものを食べているのかなど、孔雀についてご説明します。孔雀のオスとメスの違いなど、孔雀の特徴を細かく見ていきましょう。
孔雀の性格やどんなものを食べているのかなど、孔雀についてご説明します。孔雀のオスとメスの違いなど、孔雀の特徴を細かく見ていきましょう。
孔雀の特徴
- 最大種のマクジャクで3m、インドクジャクで2m30cm
- 長い尾羽があるのがオス、尾羽がないのがメス
- オス同士だとケンカが起こる
- 大きく甲高い声で鳴く
- 雑食
孔雀の見た目や大きさ
孔雀の最大種はマクジャクで、尾羽を含めると最大では3mにもなります。日本での飼育数が最も多いインドクジャクでも尾羽を含め2m30cmとかなり迫力のある大きさをしています。近くで見ると、さらにその迫力が伝わります。
濃い青い体に若草色と青藍色の長い尾羽を持つ、誰もが思い浮かべる孔雀の姿がインドクジャクで、翠系の光沢のある尾羽を持っているのがマクジャクです。どちらも頭頂部には、冠羽が生えているのが特徴です。
濃い青い体に若草色と青藍色の長い尾羽を持つ、誰もが思い浮かべる孔雀の姿がインドクジャクで、翠系の光沢のある尾羽を持っているのがマクジャクです。どちらも頭頂部には、冠羽が生えているのが特徴です。
孔雀のオスとメスの区別
孔雀のオスとメスの区別は、一目で分かります。孔雀の特徴とも言える、長く美しい尾羽を持っているのがオスで、メスには長い尾羽はありません。また、オスはメスよりも小さく、体毛の色も茶色系でとても地味な色をしています。
孔雀のオスとメスの区別は一目瞭然で、誰もが思い浮かべる孔雀の姿こそがオスです。動物は、一般的にメスよりオスのほうが派手な色をしていることが多いですが、孔雀もそれに当てはまっているということです。
孔雀のオスとメスの区別は一目瞭然で、誰もが思い浮かべる孔雀の姿こそがオスです。動物は、一般的にメスよりオスのほうが派手な色をしていることが多いですが、孔雀もそれに当てはまっているということです。
孔雀の性格
美しく優雅な見た目と反して、孔雀の性格はなかなかに攻撃的です。孔雀はオス1羽とメス数羽の群れで生活しています。そのため、オス同士だとメスを奪い合うために攻撃的になり、ケンカをしがちです。
人間に対して攻撃的な態度を見せることは滅多にありませんが、オス同士を複数羽飼育するのはできません。メス同士はケンカすることもないので、複数での飼育が可能です。孔雀はオス同士だと攻撃的になると覚えておきましょう。
人間に対して攻撃的な態度を見せることは滅多にありませんが、オス同士を複数羽飼育するのはできません。メス同士はケンカすることもないので、複数での飼育が可能です。孔雀はオス同士だと攻撃的になると覚えておきましょう。
初回公開日:2019年08月19日
記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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