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ニギコロが可愛いウロコインコの生態とは?飼い方の注意点も紹介

更新日:2024年04月20日

ウロコインコの飼育で困っていることや疑問に感じている方は少なくないでしょう。この記事では、ウロコインコに関する基本的な情報や必要な飼育用具、飼育する際の注意点などを紹介しています。ウロコインコを飼うか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ニギコロが可愛いウロコインコの生態とは?飼い方の注意点も紹介

ウロコインコを飼育する上で注意すること

飼い主は、ウロコインコをお迎えしたその日から、彼らが健康に生活できるように配慮する必要があります。

飼い主のお世話が怠慢になると、インコの体調変化に気づけず、取返しのつかないことになりかねません。インコに限らず、生き物を飼う際は常に気を配るようにしましょう。

ここでは、ウロコインコを飼育する上で注意すべき点を紹介します。

糞を観察する

ウロコインコの体調の変化が表れやすいのは、飼い主が意外と見落としがちな糞です。

チェックするポイントとして、色や形、糞の量は正常であるか、下痢や異物が混ざっていないかという点を観察しましょう。健康時と異なる糞が続くようであれば、動物病院の受診を検討します。

日々、ケージを掃除するときに糞の確認をすることで、体調変化に早く気づくことができます。

放鳥時間を作り体重を測る

ウロコインコは、外で自由に遊んだり飼い主と触れ合ったりすることが大好きな鳥です。

放鳥時間の目安として、1日に2時間ほどが望ましいでしょう。放鳥できない状態が続くとストレスが溜まり、自分の毛をむしったり咬んだりするため注意が必要です。

また、放鳥時に体重を測定することで、ささいな変化の把握に繋がるでしょう。

日光浴は欠かせない

ウロコインコを含めた小鳥は、日光浴を行うことで心身の健康を保ちます。

日の光を浴びることで、正しい生活リズムが形成されたり、身体を強くする効果があります。また、精神的にリラックスできたり、羽艶をキレイにする効果もあるためインコにとって大事な習慣と言えます。

目安は、午前中に30分ほどケージ越しに直接浴びせるようにするといいでしょう。

適温を心がける

ウロコインコの健康を維持するために、ケージ内の温度を調節しましょう。

ウロコインコに最適な温度は、24~28度とされています。暑くなる夏場は、エアコンの風が直接当たらない場所に移動させ、寒い冬場であればヒーターなどを使って15度以上を保ちます。

寒いときは羽を膨らまし、暑いときは羽を少し広げる仕草をするため、適温であるかをこまめに観察することが重要です。

餌は栄養バランスを重視する

ウロコインコの餌は、栄養バランスを考えて与えるようにしましょう。

主食となる混合シードだけではバランスよく補えない場合があるため、野菜やボレー粉といった副食も与えることが重要です。

また総合栄養食となるペレットを与える場合には、シードと混ぜて少しずつ与えるようにすると食べてくれるようになるでしょう。

発情期の行動に注意する

ウロコインコは、師走の時期に発情します。

発情期に入ると、オスの求愛行動として餌の吐き戻しが始まり、メスに口移しを行います。それに伴ってメスの発情も始まります。

繁殖を考えているのであれば、繁殖時期に巣箱をケージ内に置き、なるべく生活音が少ない静かな環境を提供することが大切です。

複数飼いには向かない

ウロコインコは、人に懐きやすい反面、嫉妬深い性格でもあります。

嫉妬してしまう対象は、同じウロコインコだけでなく、ほかの動物や人間にも及びます。その場合、噛む力が強いため相手がケガを負うケースもあるでしょう。

個体や育った環境にもよりますが、基本的には単独飼育が向いているインコと言えます。

慣れてきたらニギコロに挑戦しよう


ウロコインコは、飼い主に対して大きな信頼を寄せた証に手の中で仰向けになるポーズを見せてくれます。

これは「ニギコロ」と呼ばれており、このポーズを見たいがためにウロコインコを飼うユーザーも存在するほどです。

しかし、すべての個体がニギコロをさせてくれるわけではないため、無理して転がすことは控えましょう。

ウロコインコの特徴を把握して良い関係を築こう


ウロコインコは、大変人に懐きやすい性格で、可愛らしい姿を惜しげもなく見せてくれるインコです。

ウロコインコと良い関係を築き上げるには、毎日のお世話を欠かさず行い、スキンシップをとる時間を増やすことです。愛情を注いだ分、ウロコインコは飼い主に応えてくれます。

ウロコインコを飼う際は、特徴をしっかり把握した上でお迎えしましょう。

初回公開日:2022年08月19日

記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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