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大型インコ・オウムを飼いたい!主な種類や気をつけたいことを紹介

更新日:2024年08月18日

世界中で人気のある大型インコ・オウムのことをご存知でしょうか。本記事ではその主な種類をご紹介しています。また飼育する上で考慮しておきたい内容についても解説しています。これから大型インコ・オウムを飼いたい方はぜひお読みください。

大型インコ・オウムを飼いたい!主な種類や気をつけたいことを紹介
「大型インコ・オウムの主な種類を知りたい」
「大型インコ・オウムの基礎知識って?」
「大型インコ・オウムを飼うときに気をつけたいことってなに?」
コンパニオンバードと呼ばれる彼らは世界的にもペットとして人気がありますが、体の色はもちろん、サイズや声の大きさなど飼育するには種類によって特徴もさまざま。

本記事では大型のインコ・オウムの代表的な種類を紹介し、性格や寿命などもまとめました。あわせて大型インコ・オウムを飼育する際に押さえておきたい内容についても、詳しく解説しています。

この記事を読むことで大型インコやオウムの種類を知ることができ、実際に飼うときのポイントも理解できるでしょう。

これから大型インコやオウムを飼いたいと思っている方は、参考にしてください。

大型インコ・オウムの主な種類




ペットとして人気も高い大型インコやオウム。その性格や習性、寿命などは種類によって千差万別です。基本的には人懐っこく芸達者な個体が多いですが、細かく見ていくと環境によっては飼育が難しい種類があるのも現実。

最初に数ある大型インコやオウムの種類をいくつか紹介します。すべての種類を網羅していませんが、飼育の際のポイントもまとめていますので、飼育検討の参考にしてください。

オカメインコ

オカメインコの特徴は頬紅を塗ったかのような頬で、とても愛嬌があります。名前にインコとついていますが、実際はオウムの仲間。体長は30~35cmで、オウムの中では小柄な種類です。

人懐っこくて甘えん坊な半面とても臆病なため、騒音や地震、雷などで突然パニック状態になる「オカメパニック」を起こすことがあります。コミュニケーションをしっかりとりつつ、過剰に刺激を与えないようにしましょう。

また、オカメインコは脂粉が多いのが特徴。脂粉はインコやオウムの羽から分泌される脂粉で、インコ・オウムにとって悪影響はありません。しかし、人体に入るとアレルギー症状を起こすこともあるので注意しましょう。場合によっては空気清浄機を購入するなど、検討が必要です。

オカメインコの寿命は15~25年価格の相場は1~3万円ほどです。

モモイロインコ

その名のとおり桃色の体と、人懐っこい性格で人気の高いモモイロインコ。大きさは35~38cm寿命は40年ほど。飼う場合は、この先長い時間を共に過ごすことになることを心得ておきましょう。

性格は好奇心旺盛。興味を持ったものをくちばしで触ったりする反面、臆病なところもあるため、見慣れないものや突然動くものは苦手。怯えさせないようにしましょう。

モモイロインコは飼い主と一緒にいるのが大好き。積極的にコミュニケーションやスキンシップをとりに来てくれますよ。おしゃべりも上手で、個体差はあるものの他の大型インコよりも声は小さめ。

値段は35~40万円が相場ですが、人気の上昇に伴い価格も上向き傾向にあります。モモイロインコもオカメインコ同様脂粉が多いので、ケージや室内は清潔にしておきましょう。

キバタン

キバタンのチャームポイントといえば、真っ白な体に映える黄色い冠羽でしょう。

キバタンはとても賢い種類。おしゃべりも得意ですし、中には歌を歌ったりする個体もいます。記憶力が良く、ケージの開け方を覚えてかごから出てしまうこともあるので注意しましょう。

性格は明るく陽気な半面寂しがり屋でもあるので、かまってもらえないとストレスを溜めてしまいます。飼うときは、一緒に遊ぶ時間の確保が必要になるでしょう。

また、キバタンは鳴き声や雄叫びも相当な音量。集合住宅での飼育は難しいと理解してください。一戸建ての場合も、後々ご近所トラブルにならないようきちんと防音対策をしましょう。

値段は30~50万円ほど、寿命は40~50年と長生きです。

ヨウム

ヨウムはペットとして世界的に人気です。理由はとても賢く、人間とコミュニケーションがとれること。ヨウムの体長は33cm程度。全身グレーで目と鼻の周りは白色。尾羽は鮮やかな赤色をしています。

性格は穏やかで、他の大型インコと比べ鳴き声も小さく雄叫びも少ないので、ペットとしても飼いやすい種類です。ただ、平均寿命は約50年とかなり長生き。飼い主になるなら、生涯ヨウムとともに生活する覚悟が必要です。

甘えん坊な分寂しがり屋でもありストレスを溜めやすいので、スキンシップをとりながらしっかり愛情を注ぐようにしましょう。

価格は高騰していますが、相場は23~33万円程度です。

タイハクオウム

タイハクオウムは顔をはるかに超える立派な冠羽が特長。全身は真っ白な羽で覆われています。

体長も45~55cmと大型。鳴き声もとても大きく、朝と夕の雄叫びもあることから集合住宅での飼育は向いていません。戸建て住宅で飼うにしても、防音対策を万全にしておく必要があります。

性格はおっとりしていて人懐っこく、飼い主とのコミュニケーションやスキンシップを好みます。逆にコミュニケーション不足はストレスの原因になるため、できるだけ一緒に過ごし遊んであげることが大切。

寿命は40~60年と大型インコ・オウムの中でも長生き。価格は30~50万円が相場です。タイハクオウムはくちばしの力が強いので、飼う際は大きさと丈夫さを備えたケージを用意しましょう。

ボウシインコ

ボウシインコはその名のとおり、帽子をかぶっているかのように頭の上だけ色が違っているのが特徴。大型インコのボウシインコは種類も多く、30種類にもなります。どのボウシインコも全身は鮮やかな黄緑色、頭の上の色は種類によりさまざまな色に分かれています。

体長は30~40cm。ボウシインコは明るく陽気な性格の個体が多いですが、中にはアオボウシインコやムジボウシインコなどのおとなしい種類もいます。

賢く、人懐っこい分には飼いやすいと言えるでしょう。ただし、鳴き声や雄叫びはかなり大きく、飼育環境は防音設備を整えることが必須です。噛む力も強いので、ケージも頑丈なものを選ばないといけません。

寿命は40~50年値段の相場は20~40万円ほどです。

ソロモンオウム

全身が真っ白で、ソロモン諸島にのみ生息するオウムの一種。体長は30cmと大型インコ・オウムの中では小柄なほうで、声も小さめなので飼育しやすい個体といえるでしょう。

ソロモンオウムは、他の大型インコたちと比べておしゃべりは苦手なようです。さっぱりした性格で人間に懐きにくいと言われますが、実際には小さい頃からスキンシップをしっかりとれば、人懐っこい個体に育ちますよ。

興奮すると声が大きくなることがあるので、防音対策をしておくほうが安心です。寿命は40~60年価格は30万円ほどが相場です。

ヤシオウム

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初回公開日:2022年12月09日

記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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