【種類別】オカメインコの寿命・ギネス記録｜雌/アルビノ

ホワイトフェイスは、WFと略称されて表記されぶ場合もある顔の白いオカメインコのことになり、別名を頬白オカメとも呼ばれています。1969年にオランダで誕生した変異種になり、1984年にアメリカに輸入されました。常染色体の遺伝子は劣勢です。

そんなホワイトフェイスは、ノーマルの顔色彩の特徴である黄色の色素が無くなり、オレンジ色のチークパッチが白に変化した品種になります。メラニン色素が残っているため、黄色の部分が欠落している品種になり、灰色と茶色の色が残りました。

ホワイトフェイスは、ノーマルなどの特徴である頭部のグレーや黄色の色が抜けている珍しいコントラストをしたオカメインコになります。 ホワイトフェイスは、成鳥になるとオスメス両方ともに、顔面の側部と尾羽の側部が白くなり、翼に白い斑模様か縞模様が現れます。そんなホワイトフェイスは、ペットショップなどでの価格は1～1.5万ほどになります。

ルチノーは、ノーマルよりも色彩ではポピュラーな品種になり、別名を白オカメやバターカップとも呼ばれています。1958年にアメリカで誕生したのですが、ルチノーの誕生がオカメインコのに火をつけました。ルチノーは、染色体劣性遺伝子になり、全身が黄色味がかったクリーム色になり、その黄色と頬のオレンジがとても映えます。

ルチノーの雛は赤い眼をしていますが、成長に伴い黒っぽくなり、成鳥では葡萄のような瞳の色になるのが特徴です。
 
ルチノーは冠羽の下には、羽が無い部分が存在しますが、これは病気ではなく遺伝的な要素になります。そぁそ、全身が黄色が強い個体の中には肝疾患があり、そのため黄変した可能性がある個体がいます。

このため、バターカップの種類を家族として迎える場合には、専門家に相談してから、お迎えを検討しましょう。そんなルチノーのペットショップでの価格は、1.5～3.0万円になります。

シナモンは別名をイザベル・チョコレートとも呼ばれている品種になり、1960年代後半にベルギーで誕生しました。ノーマルのダークグレーの部分がシナモンブラウン色の品種になり、オカメインコの中でものある品種になります。

ノーマルによく似たカラーですが、メスの場合はリポクローム色素の影響で、顔の色彩が原種よりも黄色味が強いですが、性別の差がハッキリしているため、インコの性別にはこだわりたいが見分けられないという方は、シナモンを選択すると見分けがつきやすいです。シナモンは温かみのあるカラーをしているので、女性や子どもからがある種類です。
 
シナモンのヒナは、小さい頃は葡萄色の瞳をしていますが、成鳥になると黒々とした黒目になります。シナモンの嘴や足は原種に近いカラーですが、原種よりもやや淡い色をしています。そんなシナモンのペットショップでの価格は1.6～2.5万円になります。

パールは、羽全体に細かく白色か黄色の斑点がある種類になり、メラニン色素が部分的に抜けた品種になり、そのまだら模様がパールの特徴です。パールは、1967年に西ドイツで誕生した変異種になり、黄色が強い個体をゴールデンパール、白色が強い個体をシルバーパールと呼ばれています。パールは遺伝子学的には、ノーマルよりも黄色味が強くでると言われています。

パールは、生後5～6ヶ月からはじまる換毛期では、その特徴である美しい水玉模様と尾羽の黄色が徐々に薄くなり、消えていき最後は単色になります。 しかし、個体によってメラニン色素の濃度と羽毛色の変化が違い、一度ノーマルになってから再びパールの模様がでてくる個体や、成鳥になってもパールの特徴である模様が消えない個体もいます。そんなパールは、ペットショップでは1.7～2.7万円の価格で販売されています。

パイドは、ノーマルに近く、身体のダークグレーの部分がランダムに抜けて斑状になった品種になり、1947年にアメリカで誕生しました。嘴と脚は肌色に近い色をしています。パイトの中には、ノーマルやシナモンの背中の部分が斑模ように変化した個体や、全身白色の羽毛の中にシナモンカラー現れるなど、羽色の現れ方や割合など色の落ち具合によってり、4種類に分けられます。

・ライトパイド：30%未満の色が抜けている品種。
・ミディアムパイド：30～70%の色が抜けた品種。
・ヘビーパイド：70%～90%の色が抜けている品種。
・クリアパイド：完全に色が抜けてしまった品種。ルチノーに似ているが、瞳は黒色。

パイドの魅力は、世界中に同じ模様の個体は存在せずそれが魅力です。オークションなどでは高額で取引されたりなど、オカメインコの品種の中でも貴重な存在です。そんなパイトの価格は1.7～2.7万円になります。

アルビノ種は、全身が真っ白なオカメインコのことをさし、別名をホワイトルチノーとも呼ばれています。そんなアルビノは、オカメインコの特徴でもあるオレンジ色のチークパッチもありません。そんなアルビノは、他種のオカメインコのと比べるても、体質的にやや弱い面があります。なので、遊そばせ過ぎや日光浴のしすぎには注意して飼育しましょう。

アルビノ種は、ノーマル種のメラニン色素とリボクローム色素が抜けている変異種で、目の色は、赤目の子と黒目の子両方が存在しています。アルビノで黒目の子は、スノーホワイトといい、この種類は、アルビノとは別だと考えることもあります。

このスノーホワイトはめずらしい品種になり、高値で取引されています。アルビノ種は、気品と優雅さがあるのでも高く、他のオカメインコに比べると、家族としてお迎えするには高価になり、その金額は3～5万円ほどになります。

オカメインコの特徴や種類などを紹介してきましたが、オカメインコの寿命はどのくらいなのでしょうか。オカメインコの寿命は、平均で約10年～14年くらいと言われています。これは野生の場合での平均寿命なので、ペットである飼育下では寿命はもっと長くなり、平均寿命が15年～25年に大幅に伸びます。

人間に換算すると75才～95才にもなります。オカメインコの中でも長生きする個体がいますが、その個体の寿命は30年以上になる場合もあります。

オカメインコは、寿命が長く長生きします。鳥だからとおもい手軽に飼ってしまうと、あとあと責任を負えないという場合もでてくるので、最後までしっかり飼えるかを検討してから購入してください。

オカメインコの平均寿命を紹介しましたが、そんな寿命を延ばす方法はあるのでしょうか。もちろん、健康に気をつけてあげたりすることで、飼っているオカメインコの寿命を延ばすことができるのできます。寿命を延ばす方法を紹介します。

・バランスのよい食事：オカメインコに与える食事は、シードやペレットだけではなく適度の野菜などを毎日与えることが大事です。ただし、フルーツは糖分が多いので週に1度、少量をあたえましょう。

・健康診断を受診：半年に1度～最低でも1年に1度は健診を受けましょう。鳥は、話せないので定期的な健診をすることが大切です。

・スキンシップを大切に：オカメインコは、とっても寂しがりやです。精神的に安定させてあげるためにも、触れ合う時間を多めに作りましょう。

オカメインコは、精神的安定の触れ合いと、体調に気をつけてあげることで寿命は延すことができます。