【種類別】オカメインコの寿命・ギネス記録｜雌/アルビノ

オカメインコには種類がたくさんありますが、種類では寿命の長さに違いはあるのでしょうか。今回は、たくさんあるオカメインコの種類の中から、ホワイトフェイス・野生(ノーマル)・ルノーなどの種類別での平均寿命をご紹介します。

ホワイトフェイスは、全身のポクローム色素が欠けており、オカメインコの最大の特徴になる黄色の顔や、頬にあるオレンジのチークがなく、顔が白色をしている変色種になります。体毛色はメラニン色素が茶色に変化しているので、淡いシナモンカラーになっており、性別はの識別は変色種なので、見た目だけでは見分けが付きにくいです。

そんなホワイトフェイスは、1969年にオランダで誕生しています。ホワイトフェイスの種類には、ノーマル・パイド・パールなどが存在します。全身が白いアルビノやスノーホワイトとは別品種になります。

ホワイトフェイスの体長はオス・メス共に約32㎝、体重もオス・メス共に90～120gになり、ホワイトフェイスは、変色種になるので基本的には野生では存在しません。そのためペットとして飼育下で飼われているので、平均寿命も長めになり18～20年になります。

オカメインコの野生は、ノーマ種になり顔の黄色と頬のオレンジのチークカラーが特徴の中型インコになり、全身はグレーの体色になり、顔から頭にかけて黄色が入っています。性別の識別方法は、オスは顔～冠羽にかけて黄色をしているが、メスはグレーがかっています。その他にも、メスだけが個体差はあるが尾羽の裏側の色がグレーと黄色の縞模ようになっています。

オカメインコは、 野生では集団生活をしています。そんな野生にいるオカメインコと同じノーマル種は、複数羽を同じケージで飼育することも可能です。しかし、オカメインコ自体が、優しく臆病な性格をしているので、違う種類の鳥との同居は、相手の鳥が小さくてもいじめられることがあります。

野生種と同じノーマルでも飼育下になると平均寿命は15～25年ですが、野生だと厳しい環境で生きているので、平均寿命は10～14年程度になります。

ルチノーとは、オカメインコで１番ポピュラーなカラーをしているオカメインコの種類になります。このルチノーにホワイトフェイスの特徴が現れたことで全身が真っ白になった品種のことをオカメインコではアルビノと呼んでいます。本来のアルビノとは、突然変異により完全に身体の色素を失った個体をさしているが、オカメインコではその定義を満たしている個体はまだ確認されたことはないです。

オカメインコのたくさんある種類の中でも、ルチノーやアルビノは身体が弱いといわれており、前までは平均寿命も短く、10年生きたらいいほうだと言われていましたが、最近では健康管理がしやすくなったためか、飼っている方の中では、オカメインコの他の品種と平均寿命は変わりなく、一般的なオカメインコと同じと感じている方が多くなっています。

オカメインコの寿命は、オス・メスなどの性別で長さに変わりがあるのでしょうか。ハッキリいうとオス・メスでの寿命の長さは特に変化することはないです。

ですが、メスはオスに比べると、性格がおとなしく、おっとりとした面もありますが、その反対である神経質な面も持ち合わせています。その他にも、メスは独立心が強いために、飼い主相手にも一線を置きたがる個体が多く、手乗りを忘れさせないためにと頻回に遊ぶことで、その個体のストレスになってしまう場合があります。

寿命を延ばす方法でも紹介しましたが、長生きするためには、身体の健康も大切ですが、心の安定も大切になります。あまりにも神経質なタイプのメスならば、普通に飼っているつもりでも、ストレスが多くかかることで、オスより寿命が短くなる可能性はないとは言えません。このため、個体の特徴に合わせてストレスの状態を見てあげることが、寿命を左右することに繋がります。

オカメインコの野生での平均寿命は、10～14歳と言われていますが、ペットで飼育されているオカメインコの平均寿命は何歳なのでしょうか。ペットのオカメインコの平均寿命は、15歳～25歳くらいだと言われています。しかし、死亡時の年齢の統計をとり、統計学的に計算されたものではないので参考年齢と考えましょう。

では、なぜ野生の方が寿命が短いのでしょうか。もちろん、環境が厳しいことも短い要因ですが、オカメインコは幼鳥の時に落命することが多く、成鳥になると丈夫になり、その後は病気などのトラブルが少ないです。

このため、幼鳥のときに落命することが少ないペットのオカメインコの方が平均寿命が長くなります。そんなペットのオカメインコで寿命が長かった個体は、35才まで生きたと言われています。

ペットで、飼育下にあるオカメインコの平均寿命は、15～25才くらいと言われていますが、寿命が長い個体だと30才を超えてきます。そんなオカメインコの寿命の最長年齢は、いろいろな年齢の報告がありますが、世界的に正式な記録として残すことができる世界ギネス記録では、オカメインコの最長年齢は、32歳になります。

そのオカメインコは、ニューメキシコに住んでいるアメリカ人に飼われていたオカメインコで、名前はサンシャインと言います。世界ギネス記録の記録では、1983年にコロラドで家族として迎え入れられた、32才にのオカメインコになります。

ギネス記録とは違って正式な記録ではありませんが、報告の中には年齢35才という報告もあります。オカメインコの寿命は、これからますます長く延びる可能性があります。