Search

検索したいワードを入力してください

インコの羽切りはしたほうがいい?羽を切るメリット・デメリット

更新日:2024年09月22日

インコの羽切りにはさまざまな特徴や方法があります。この記事では皆さんが知りたいであろう羽切りのコツ、長所や短所についても説明しています。インコの羽切りについて詳しく知りインコと上手く共存したいという方は、ぜひ読んでみてください。

インコの羽切りはしたほうがいい?羽を切るメリット・デメリット
例外的な一部の種類を除いてインコを含む鳥類の最大の特徴は空を飛ぶことと、そのために洗練された形状の翼だと言えます。飛べないことがインコにとってストレスになるということは大いに考えられます。

今まで羽切りをせずに部屋中を飛び回り、飛ぶことの楽しさを知ってしまったインコに羽切りをすると当然大きなストレスを与えることになってしまいます。

羽切りを考えている方は、成鳥になってからではなく中雛のうちに羽切りをしておいた方がインコのストレスを少しは軽減できる可能性があるので、時期についてはよく考えておきましょう。

インコの羽切りのデメリット2:床を歩くので注意する

羽切りが逃げ防止や事故防止のためになる、つまり羽切りはインコの安全に繋がるという風に説明してきましたが、必ずしも安全だとは言えません。

1つの移動手段である飛行を失ったインコは机の上や床を歩く他ないです。特に小さなインコが床を歩くということは、人の目につきにくくなるので注意が必要です。

踏まれそうになった時飛べるインコは飛んで逃げることができますが、羽切りをしてしまっている場合は逃げる手段さえ少なくなってしまいます。羽切りをしたからには十分に注意してあげてください。

インコの羽切りのデメリット3:ショックを受けてしまう可能性がある

羽切りをすることでインコがショックを受けてしまう可能性があります。その場合何度も優しく話しかけてあげたり、構ってあげられる時間を増やしたりなど心のケアをしてあげましょう。

先述したように、今まで飛べていたインコはそれだけショックが大きいはずです。そこで、どうしても羽切りをしたいという方にはある程度飛べる切り方から始めるのをします。

やはりインコの気持ちを第一に、羽切りをしないという選択肢も頭の中には必ず置いておいてあげましょう。羽を切っていなくても逃がさないように飼うことは可能です。

インコの羽切りの方法

「完全に飛べなくするのは可愛そう」という方もいるかと思います。

目的に合わせたさまざまな羽切りの方法があるので、その詳細と特徴を紹介します。

羽切りはただ切ればいいというわけではないので、しっかりと方法を理解しましょう。

インコの羽切りの方法1:風切羽を切る

羽切りには風切羽を切るという方法があります。この方法をとると、インコは飛ぶこと自体が難しくなってしまいます。ペットショップでは逃げ防止としてこの切り方で羽切りを行っていることがあります。

インコの個体数が多くお客さんの出入りが激しいペットショップでは、インコが逃げ出してしまうリスクもその個体数分と、大変危険なのでこの切り方をしていると考えられます。

ここまですれば逃げる可能性を格段に下げることはできますが、インコがストレスを感じてしまう可能性は高くなってしまうので注意しましょう。

インコの羽切りの方法2:風切羽を一枚おきに切る

風切羽を一枚おきに切るという方法があります。この方法は飛躍距離を短くし、飛躍スピードを遅くするのが目的なので飛べなくなるわけではありません。

むしろ、インコ自身が慣れてしまえば縦横無尽に部屋中を飛び回ることもあるのでインコに負担が少なく済む方法と言えます。見栄えが良いまま保てるという特徴もあります。

これらの点から、インコの気持ちも優先したいという方にできる方法です。

インコの羽切りの方法3:風切羽を縦に切る

今まで紹介したような風切羽を数枚をカットする方法が主流ですが、風切羽を軸から縦に半分切るという方法もあります。飛ぶ勢いを抑えるのが目的です。

この切り方だと低空飛行になり、高いところまで飛ばないので家の中でも高いところから降りてくれなくなることもなくなる上に長距離飛べるのでストレスも感じにくいです。

ただ、この切り方は難易度が高いことがネックです。失敗すると良くないので病院で切ってもらうなど専門的な知識のある方にに任せることをします。

インコが暴れる場合の対処法

羽切りの際は誤った部分を切って怪我をさせてしまわないようにインコに大人しくしてもらう必要があります。

触れられることに抵抗のある個体は特に暴れてしまいやすいので、対処法を知っておきましょう。

安全な保定方法を知ろう

インコの羽切りをする時は、爪を切る時や健康チェックをする際と同じようにインコの頭を人差し指と中指の間から出すような感じで仰向けにして保定すると落ち着きます。

難しい場合は力を入れ過ぎないように、インコの様子を見ながら調整しましょう。羽切りとなるとなおさら、1人で行うのは難しいのでできるだけ他の人に協力してもらいましょう。

羽切りをする時保定している時間を短く、痛い思いをさせないよう正確に着ることができればインコの負担をできるだけ減らすことができます。

動物病院で切ってもらう

次のページ:インコの羽切りを知って楽しいインコライフを送ろう!

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related